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音楽用CDデータの取り込みと利用

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◆音楽CDの読み込みツール紹介
ecp.jpg  今回ここで音楽CDの読み込みについて簡単に説明するが、これらのツールとして現在当方が アイオーデータCD−RであるCDR−TX412を使用している為に、 これに標準添付されているAdaptec社製Easy-CD Pro95/NT (Ver2.1J)を使用した場合について説明する。
 製品への添付状態としては1.44MBのフロッピーディスクが2枚有り、1枚目のSETUP.EXEから インストールする様になっている。
 このライターソフトを起動する事で右図の様な初期画面が表示される。
 また当方では使用した事は無いが、更に添付品としてAdaptic社製のDirectCD なる物のフロッピーが2枚と同社のSCSI Drivers 32 for Easy-CD 32bit Productsフロッピーが 1枚添付してくる他に、アイオーデータの『CDRシリーズサポートソフト』フロッピーが1枚 付いているが、これにCDプレーヤ等が有るらしいが今回は紹介しない。


◆音楽CDの読み込み
cd.jpg  音楽用CDのデータの読み込みには今回使用したEasy-CD Proの初期画面から【編集】の メニューを押した中から【CDデッキ】を選択する事で右図の様なプレーヤが表示される。
 このプレーヤはそのまま各ボタンを押す事で通常のCDプレーヤと同等の動作をさせる事が可能で ある為に、データとして取り込みたい曲かどうかを確認するのに利用すると便利である。
drv-set.jpg  まずこのCDデッキの右下には右図の様なCD−ROMドライブを選択する部分があるが、 右図で【再生(L):】の右側に有る【】となっている部分のプルダウンメニューボタンを押して 実際に音楽CDをセットしたドライブに切り替える。
 ここで使用するCD−ROMドライブに付いてはCD−DA対応の製品が必要と思われ、 ミツミ製32倍速IDEドライブでは読み込み時間が実際の音楽を再生する 時間より長くなり、また読み込み中にエラーになる事が多い。
 IDEタイプの製品だからかどうかは不明だが、もしもIDEのCD−ROMドライブしか 持ち合わせが無く、CD−DA対応かどうかも不明で読み込みが遅くエラーを発生する場合には CD−Rドライブ自体で読み込む事をお奨めする。
 ただ音楽CD同士のコピーに関してなどはどうしてもエラーが多い場合は一旦ハードディスクに WAVファイルとして読み込んでから書き込むと良いだろう。
 今回はCD−Rドライブの負担軽減もあり、PIONEER製のCD−DAを含め数多くの 物に対応している36倍速CD−ROMドライブであるDR−766を使用している。
 このドライブでは以下のフォーマットをサポートしている。
対応ディスクフォーマット PIONEER DR-766
CD-ROM mode1 CD-ROM XA mode2 Photo CD(マルチセッション対応)
Video CD CD-DA CD-Extra
CD-RW(4倍速再生:読込機能のみ)
 ここで最後の項目にも有る様にCD−RWも読み込める為に、今後4倍速程度のCD−RWが 2〜3万円台で出る様になれば、CD−Rに書き込む容量までのバックアップにCD−RWに 保存しておき、一気にCD−RWからCD−Rにコピーできるようになる。
wrt-bot.jpg  使用するCD−ROMドライブの指定を行い音楽用のCDをセットすると右図の【トラック】の 部分に【01<**:**> - Track 01】と表示されいつでも音楽CDが 使用できる事を示す様になる。
 ここで音楽CDには何曲かが収納されており、8cmシングルCDで4〜5曲程度と12cmの アルバムCDで12〜15曲程度は収納されている。
 単に音楽再生として順次利用するのであれば何も指定する必要は無いが、データとして読み込む 場合には何トラック目(何曲目)を取り込むかを指定する必要が有る。
 そこで右上図に有る【トラック】の部分に【01<**:**> - Track 01】と 表示されている部分のプルダウンメニューを出すと音楽CDに収納されているトラックが全て 表示される様になっている。
 その中から必要な曲が入っているトラックを選択しておく必要が有る。
 もしも必要な曲がわからない場合にはこのプレーヤで再生してみて必要な曲を探しておき、 更に心配なのであればトラックを選択してからもう一度再生してみるとよい。
f-name.jpg  読み込むトラックの指定を行ったら右上図に有った【ハードディスクにトラックを読込む】という ボタンを押すと右図の様なデータ保存先とファイル名の指定画面が表示される。
 ここではまず右図の一番上に有る項目である【保存する場所】のプルダウンメニューより 音楽CDデータを保存するドライブとフォルダーを指定する様にする。
 次に右図の一番下にある【ファイルの種類】がWAVファイルになっている事を確認し、 もしも別のファイル形式になっているのであればプルダウンメニューを押しそのメニューの中から WAVファイルに変更しておく必要が有る。
 次に右図の下から2番目のメニューに有る【ファイル名】を指定する必要が有るが、 ここにはそれぞれがわかり易いファイル名を付けて保存しておくとよい。
 私の場合にはCD SINGLE SELECTION No.***としてシングルCD専用にDATテープに 保存してきていたので、これに合わせる様にDATテープの番号と同じフォルダーを作成して その中に音楽データを保管しておく様にしている。
 そしてファイル名には右上図のファイル指定でもわかる様に、テープ番号とテープ内の曲順に 続き曲名を指定しその後に括弧で囲みアーティスト名を指定している。
 こうする事でファイルを見ただけで何の曲か直ぐにわかる様にしている。
 またテープの番号によりフォルダーを作成している他に、ファイル名にもテープ番号を付けて いるのは、更にこの中から選曲してCDを作成する場合にファイル名にもテープ番号を入れて おかないと同じ曲番がいくつも存在してしまう為である。
write.jpg  ファイル名を指定したら右上図の右下にある【保存】のボタンを押す事により音楽CDを 読込WAVデータとしてハードディスク等に書き込むようになる。
 データを書き込み中は右図の様な書き込みの進行状況を示す表示画面が出ており、右図中央に ある合計時間にたいする現在の読込時間とバーグラフによる進行状況が確認できる為に、完全に 読込が終了するまでそのままでしばらく待つ必要がある。
 データの読込が終了すると右図の読込中画面が全て消える様になっている。
 この作業内容を読み込みたい音楽用CDを交換しながら何度も繰り返し取り込む。


◆WAVファイルの再生・確認
media-p.jpg  音楽データを読み込みWAVファイルに変換されたものの確認には様々なプレーヤでの 確認が可能だが、そのひとつとして右図の様なWindowsのメディアプレーヤがある。
 このメディアプレーヤはWindowsの【スタート】ボタンを押したメニューの中の 【プログラム】にある【アクセサリ】で、更にその中の【エンターテイメント】 にある【メディアプレーヤ】で起動できる。
 起動すると右図の様なプレーヤが表示され、プレーヤの左上にある【ファイル】から WAVファイルを指定する事で音楽を再生することが可能である。
 各操作はどのプレーヤも同じで、再生や早送り早戻しなどの機能がある。
s-rec.jpg  またWindowsでのWAVファイル再生方法としてサウンドレコーダがあり、右図の様に 再生するサウンドの波形を見ながら再生できるプレーヤがある。
 このサウンドレコーダはWindowsの【スタート】ボタンを押したメニューの中の 【プログラム】にある【アクセサリ】で、更にその中の【エンターテイメント】 にある【サウンドレコーダ】で起動できる。
 このサウンドレコーダはその名の通りWAVファイルとして録音ができるもので、不用意に 録音ボタンを押してしまうと読み込んでいた音楽データが消えてしまったり、その曲の後ろや 途中に変なデータが追加されたりする可能性が有る為に、通常はメディアプレーヤ等での確認を 行いサウンドレコーダは使用しない方がよいだろう。
lanc.jpg  その他に今回この音楽用CDの読込で使用しているマシンである VIP PentiumU450MHz ではクリエイティブメディアの『SoundBlaster Live!』を使用している為に、 これらに付属のプレーヤにてもWAVファイルの再生が可能である。
 このSoundBlaster Live!に付属のユーティリティをインストールすると画面下のタスクバーと 同じ位置に右図の様なランチャーが表示される様になる。
 このランチャーは通常非表示になっておりマウスのカーソルを画面下まで持っていくとランチャーが 飛び出て来る様になっているが、タスクバーの利用時に間違ってあまり画面下までマウスカーソルを 移動してしまうとランチャーが表示されてしまい邪魔な為に、右上図ではクリエイティブのランチャーを 画面の上に移動したものを例としてあげている。
p-cent.jpg  このクリエイティブランチャーの上側であるタブで【SoundBlaster Live!】を選択し、 その下の行にある左から2番目の【PlayCenter】を押すことで右図の様なプレーヤが 起動されるようになる。
 このプレーヤはDSP等の機能も利用でき、CDプレーヤとしても利用できるがチョットした 確認であればメディアプレーヤで十分である。



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