AVOX製 地デジチューナ YDIT-10
リモコンについて


◆乾電池をセットする
 リモコンは左下図の様にビニール袋に入れられており、ただ単 に多少大きめな袋に入れられ、簡単に出て来ない様にリモコンの 幅と長さ方向の袋の端が折り返してある。
 
 そのリモコンを裏返しにすると右上図の様になっており、黒っ ぽいシールの下に見える多少盛り上がっている部分が乾電池ホル ダーとなっている。
 この乾電池ホルダーのカバー開閉の明記は無く、右上図の様に 黒っぽいシールの真下に三角記号が見えるが、この部分を左下図 の様に押しながらスライドさせる事で乾電池カバーを開ける事が 出来る様になる為に、左下図まで開いたならばあとはカバーを持 ち上げて取り外す。
 
 乾電池カバーを取り外すと内部は右上図の様になっており、乾 電池サイズや方向が図と記号で記載されている為に、おそらくこ れであれば間違えてセットする事は無いだろう。
 今回購入した物には左下図の様な単四型乾電池が2本付属して いた為にそのままセットするが、コイルスプリング電極側に乾電 池のマイナス側をセットする事により、右下図の様に乾電池は互 い違いにセットされる事となる。
 
 また最初の付属品についてでも多少記載したが、今ではあまり 見かけなくなったように思えるが、乾電池によっては液漏れする 物もある為に、あまり使用し無い為に1年以上になる場合には一 度状態を確認しておいた方が良いだろう。
 これはよく聞く国産メーカー製でもまれに起こりえる事で、液 漏れで電極が腐食してしまったり、乾電池の外周にある板金のつ なぎ目が膨らんでいたりと言う事がある。
 特に夏場の暑い部屋で使用し続けた場合等には要注意である。

◆リモコンスイッチ
 左下図が今回の地デジチューナに付属しているリモコンの操作 スイッチ部分で、一見標準的なスイッチの配置となっている様で 、上段が電源やモード切替となっており中間部分が放送の選局ボ タンで、下段が本体の設定関係のスイッチとなっている。
 通常は右下図の右側にある赤い地デジチューナの電源スイッチ とその下にあるTV電源を毎回必ず使用する事となるのだが、購 入してからずっと疑問だったのだが、赤い電源スイッチの左にあ る同じ大きさのTV消音ボタンである。
 このリモコンの一番の問題はTV電源のスイッチが小さい事で 、よく2つ押してしまいその下のTV入力切換も一緒に押してし まい、放送が受信できないと言う家族からの苦情が非常に多かっ た事には本当に困ったものであった。
 なぜこのTV消音スイッチがTV電源スイッチでなかったのか が疑問で、それほどTV消音がTV電源よりも重要視されている のかがわからない。
 このチューナを設置後はだんだんと操作ミスも無くなって来た が、どうしてもTV入力切換間違いが無くならなければ、リモコ ンのスイッチ位置を改造して移動するしかないだろう。
 
 このリモコンのスイッチは3色の色別となっており、地デジチ ューナの電源スイッチだけは赤色で目立つが、他にも濃いグレー と薄いグレーがある事がわかるだろう。
 これは濃いグレーがTV関係の操作スイッチとなっており、薄 いグレーは地デジチューナ側の操作スイッチとなっている様であ る。
 
 リモコンの中央部分には左上図の様に数字キーが並んでいるが 、この部分が地デジチューナ用の一発選局ボタンとなっている。
 地デジ放送は以前からのUHF帯と同じ様な周波数を使用して いるが、以前のアナログ放送時の13chからのチャンネル割り 付けではなくなっており、地デジ放送では新たに1チャンネルか ら割り付け直されている。
 もしも地デジの選局チャンネルに馴染めなければ、右上図の地 デジチューナの設定を変更し、従来の放送と同じ選局番号にして しまえばよいが、これはあくまでもVHF帯域のみで使用してい た地域に限られる為に、やはり新しい選局番号に慣れた方が無難 だろう。

◆その他
 リモコンの先端には左下図の様にリモコン信号の発光部があり 、よく見ると保護用の薄いビニールが貼り付けてあるのがわかる だろう。
 これは地デジチューナ本体側のリモコン受光部と同様で、使用 する際には速やかに取り外す様にした方がよく、静電貼り付けタ イプの為にシール関係の糊が残ったり変質したりする事は少ない ものの、このビニール自体の変質により発光部にあるアクリルま でもが変質する可能性がある為に、できるだけ速やかに剥がした 方が良いだろう。
 
 そしてこのリモコンはテレビのコントロールが可能となってい るが、右上図の様に11メーカーの18種類に対応しておりリモ コンキーから設定できる様になっている。
 その為にテレビのリモコンと2つ用意しておかなくとも、ほと んどの場合にはこの地デジに付属のリモコンだけで操作出来る様 になるだろう。


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