KENWOOD CR-A7USB
本体について
◆正面と入出力端子
下図が今回購入したKENWOOD製のパーソナルステレオシ
ステムCR−A7USBで、正面から見ると中央部の表示部と両
サイドのスピーカだけとシンプルなデザインである。
操作部分は右上図の様に上部に全て集中しており、本体下部は
スピーカの両サイドよりも絞り込まれたデザインになっており、
この部分に接続端子関係が下図の様に配置されている。
外部周辺機器と接続する端子類は左上図の様に本体下部左側に
あり、右上図の様に端子はヘッドホン出力とマイクにデジタルオ
ーディオ機器を接続する為の入力の3つとなっている。
◆メモリー関係
そして今回メインとして使用する為のメモリー関係のソケット
が左下図の様に本体正面の右下にあり、この部分には右下図の様
にSDカードのスロットとUSBのコネクターが装備されている
。
右上図ではSDカードを装着した状態であるが、メモリーカー
ドの頭が多少見えるもののほとんど全て収納される為に、装着し
たままで本体を持ち運んでも破損する事は無いだろう。
SDカードを抜き取る際には一度SDカードの頭を押し込み、
指を離すと左下図の様に5mm前後飛び出てくる為に、あとは右
下図の様に指でつまんで引き出す様にする。
もう一つの記録媒体として下図の様にPC用に一般市販されて
いるUSBメモリーが使えるが、右下図の様に標準的なサイズの
USBメモリーではかなり本体から飛び出したままとなってしま
う事から、持ち運びの際には必ず取り外してから移動した方がよ
いだろう。
標準的には使用できる媒体はSDカードとUSBメモリーだけ
であるが、当然ではあるがSDカードアダプターを使用すればm
icroSDやminiSDカードも使用可能で、実際上図で使
用しているSDカードはmicroSDをSDカードアダプター
に取り付けた物である。
また、USBコネクターにメモリーカードリーダーやデジタル
オーディオプレーヤや携帯電話等を接続すれば、USBストレー
ジ機能が使える製品であれば同様に使える。
但し、マルチカードリーダーの様にPCへ接続した際にドライ
ブが2つ以上になる製品に関しては認識しない為に、カードリー
ダー等を購入する際には1ドライブとして認識する物を選択する
必要があるだろう。
◆CDドライブ部
本体上部にある【CDオープン】ボタンを押すと、本体正面の
中央である表示部分が下図の様に下側を軸にして倒れてきて、手
前側に開く様になる。
この開閉機構は単純で電動式ではなく、上図開閉部分の右上に
は左下図の様に開閉ボタンに連動した爪があり、これが移動する
事により右上図の右端に見える右下図の様なカバーの突起が外れ
てカバーが開く様になっている。
更に勢いよく開かない様に右下図の様にギヤによるダンパー機
構が組み込まれており、ドアが開く様に右下図のギヤ左側に見え
る針金の様なバネで押し付けている様である。
その反対側を見てみると左下図の様にギヤは付いていないもの
の同じ様な半円形の突起が付いているが、おそらくこれはカバー
が開閉した時のセンサー(スイッチ)をたたくものだろう。
そして下図がCDのピックアップと回転部分で、CDは右下図
の黒い丸い部分にある3つのバネで押されているボールにより固
定される事で、立てた状態でもCDをしっかりと固定できる様に
なっているが、バネの強さによってはCDの着脱がし難いかも知
れない。
黒く丸い回転部分の左側に見えるのが光学系ピックアップのレ
ンズで、エラー率が多くなる為にむやみに手で触れない様にし、
プラスチックレンズのおそれがある為に掃除用のブラシ付きCD
や溶剤等は絶対に付けない様にする。
◆操作部
操作部の全ては左下図の様に本体の上部に集中しており、全て
厚みのないボタンが使用されており、明記されている名称は全て
日本語表示となっている。
スイッチ類はほぼ3つのグループに分かれており、左側のボタ
ンは右上図の様に電源やモード等の設定関係のボタンが配置され
、中央部分には左下図の様に再生するメディアの選択ボタンとそ
の再生関係のボタンが並べられている。
そして右側には右上図の様に赤い名称の録音関係のボタンに、
音量用の大きなボリュームつまみがあるが、これはモード関係の
設定時には決定ボタンと共に項目の選択ボタンとしても利用され
る。
◆背面について
本体の背面は左下図の様になっており、中央部分や下部には冷
却用のスリットが多数入れられており、特に冷却ファン等は取付
られていない。
この中央部分には右上図の様なU字型の切り込みがあり、この
部分を下側から起こす事により左下図の様な持ち運び用のハンド
ルが出てくる様になる。
しかし、このハンドルは本体の背面寄りに位置している為に、
右下図の様にハンドルを持ち上げると本体が前かがみ45度程度
傾いてしまう。
そして背面から見て左上側には左下図の様にACアダプターの
コネクターが配置されている。
最近ではこの手の製品は全てACアダプターになっているのか
は不明だが、意外とACアダプターは邪魔になる事からも電源部
は内蔵して欲しいところである。
また、電源を排除してコンパクトにして持ち運べるのかと言う
と、どこを見ても乾電池等を入れられる部分も無く、結局持ち運
ぶ際にはACアダプターも持ち歩く必要があるだろう。
しかし、ACアダプターの電源電圧が12Vと言う事から、ケ
ーブルを作成すれば車からの電源供給は可能な様である。
背面の右上部分には右上図の様なアンテナ端子があり、FM用
のアンテナ端子とAM用のアンテナ端子が別々に付いているが、
AM用のアンテナは付属のループアンテナ専用である。
これらのアンテナについても外部アンテナにした方がより良い
受信ができるのかも知れないが、できれば本体にバーアンテナや
ロッドアンテナとして用意して欲しい所で、それでいて外部アン
テナ端子を付けてあった方が良いだろう。
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