再生してみる ◆表示について ACアダプターを本体に接続して通電すると、左下図の様にバ ックライトは点灯せず日時表示を行う様になるが、最初は時計合 わせの必要がある為に初期値の2007年1月1日の午前0時を 表示し、時計合わせの必要性がある表示として時刻の数字部分が 点滅している。 また表示部の右上に時計マークが表示されているものはタイマ ー予約を行った際の表示で、ここで紹介する表示部には既にタイ マー予約設定を行った後に撮影した為に全てに表示されてしまっ ているが、通常ではこの時計マークは表示されない。 そして早速右下図の様にSDメモリーカードにPCよりMP3 形式のデータをコピーした物をセットして、本体正面にある表示 部分の表示形式を確認してみた。 また、右下図の下部にある【FLAT】と【EX.BASS Hi】は次で若干説明するが、音質設定を変更した場合に表示さ れる為に通常は表示されない。 表示内容は多彩で、ファイルの形式やその総ファイル数に現在 再生している番号を表示し、その再生している曲の記録されてい るフォルダ名とファイル名を表示してくれる。 左下図では漢字が若干しか見えていない為に残念ではあるが、 本機では漢字の表示対応となっている為に、ファイル名等に漢字 でタイトルを付ける事でわかり易い表示となる。 ファイル名の下には現在再生している曲の経過時間と総時間を 表示する様になっている。 また、モード設定から【AUTO POWER SAVE】を 『ON』にする事で、電源を切らなくとも再生を行ってないな場 合に15分間何も操作しなければ自動的に電源が切れる様にする 設定も選択できる為に、これらは必要に応じて設定しておくと良 いだろう。 ◆SDカードで再生してみる 早速、製品が到着してSDカードから再生してみたのだが、音 質に関しては非常に残念な結果であり、携帯ラジオまでは行かな いにしてもそれに近い音質である。 20〜30年前のラジカセであればこれでも通用していた時期 もあったのかも知れないが、これまで何台販売しているかは不明 であるが市場ではどう受け止められているのだろう。 この音質では聞くに耐えず、これでは数年前に購入した EVER GREEN製 USB DISK(EG-MD512) をPCスピーカに接続して使用している環境の方が格段に良い。 最悪でも音質調整で何とかなるのではないかと思い、バス・ト レブルやラウドネスを探してみたが全く無く、どうやらこれらの 調節は無くプリセットされた物から選択するタイプの様である。 そこで音質切換を行ってみたが、本機にはFLATの他に4つ の音質モードがあり、SOFT⇒CLEAR⇒HARD⇒VOC ALと順次切り替える事ができるのだが、一応ある程度の音質変 化はあるものの良くなる方向性の物は無く、むしろVOCALの 様に中域付近が強調されなお更悪くなるモードもあり、HARD の様に歪っぽくなってしまうモードもありやはりここではFLA Tが一番良く聞こえる様である。 更に低域の設定モードとして【低音】のメニューがあるが、こ こでは低域強調としてOFF⇒LOW⇒HIGHと切換ができる ものの、HIGHにしても微妙に低域が増える?感じがするだけ であった。 しかし、HARDとHIGHを組み合わせると明らかに低域が 割れてしまっている音がし、結局は現段階で右上図にある様にF LATと低域がHIGHの組み合わせにしているが、変更前から 何かが改善されたかと言われると全く本質は変わっていないだろ う。 しかし、まさか今時の製品でこの音質とは疑いもせず、今回は 無駄な買い物となってしまったが、何故これだけの音質なのか疑 問だけが残り、何がこうした音質になってしまった原因なのかを 少し分解して調べてみる事にする。 今回購入した製品を何度も聞き返してみたが、この音質ではや はり聞くに耐えずUD−A55を買い直そうかとも思ったのだが 、やはり漢字表示とSDカードスロットが前面に移動されるまで 待つ事にし、今回購入したCE−A7USBを分解して見て、別 のスピーカ等を接続する等して試してみる事にする メインに戻る ⇒ オーディオメニュー ⇒ 機器メニュー ⇒ CR-A7USBメニュー |