本体について ◆正面から見る 下図が今回購入した三菱製の40インチ液晶テレビの正面全体 であるが、2007年の春頃にこのモデルの原型とも言うべき薄 型枠を採用したモデルが発売された。 今でこそ他の1〜2社でもやっと薄枠モデルを発売してきた様 であるが、全体的にどのメーカーも液晶の周囲枠が厚い為に、表 示面積よりも枠が厚い事から全体は大きく見えてしまい表示部分 が極端に小さく感じられ、何と言っても枠が厚いとどうしても昔 からのイメージが強く古さを感じる他に、どうしても枠の厚さが 気になってデザインバランスが取れていない製品に見えてしまう 。 以前からPC用液晶ディスプレィもそうであるが、私の場合に はスペック的な事はもちろんだが、この表示周辺の厚さは製品選 択の絶対条件となっている。 何と言っても良いタイミングだったのが、今回は同年の10月 頃に同モデルのスペックが変わり、液晶のチラつき防止である倍 速スキャンが搭載され、まだ高価だった事もあり春先のモデルを 購入しなくて助かった。 しかし、紅葉の風景や森林の風景等では若干ではあるがザラつ いた感じになる部分があったり、和室の格子等ではハッキリとし たブロックノイズが発生してしまう部分もある様である。 これらはその明るさ・細さ・動きの早さが一定条件で重なった 時にだけ起こる為に滅多に現れない事もあり、ここで紹介しよう と思ったが撮影のタイミングがなかなか発生しなかった。 しかし表示器下部にはスピーカが設置されている事もあり、右 上図の様にスピーカのポートだけでも15mm程度あり、枠も含 めると60〜70mm程度ある様である。 この絞った構造のポートから音が出て来る為に、初めて使用し た頃は若干違和感があったが、真正面から音を聞くとそれなりに 普通の様に聞こえる。 今でも多少横側から聞くと何となく違和感があるものの、聞き 取り難いと言う事では無い為にそれほど問題にはならないだろう 。 また意外だったのは低域で、低域強調の設定にしているものの 意外なほどの低域が再生でき、小型のサブウーハを使用している 程度の低域が楽しめるだろう。 ◆背面のコネクター アンテナや周辺機器との接続はほとんど下図の様に背面にある コネクターと接続する事になり、電源用のコンセントは背面の中 央部分の下部から出ているのがわかるだろう。 以前から所有しているAV機器を接続するのには便利だろうが 、低解像度の為にとりあえず表示できると言う事だけで、やはり 高解像度記録が可能なHDDレコーダは最低限用意する方がよい が、ブルーレィディスクやDH−DVD対応のタイプでない場合 には結局DVDメディアに落としてしまうと低解像度となってし まう。 入力端子の中にはPC用のRGB端子があるのだが、最近では RGB端子が付いているPCが少なくなってきており、Note PCでもDVI端子だけとなっている製品もある事から、これは 今となってはDVI−D端子にした方が良かっただろう。 しかし全てデジタル機器とアンテナだけでよければ、下図の様 にケーブル類が全て真下から挿し込む様になっている為に、壁掛 け設置で使用しても全く問題にならないだろう。 そして便利な事はアンテナケーブルが2本で済む事で、以前の 製品では地デジと従来のアナログ放送のアンテナを別々に取り込 む必要があり、デジタルBS/CSも接続するとアンテナケーブ ルだけで3本も接続する必要があった。 その点、今回の製品ではアナログ放送用のチューナも搭載して いるのにも関わらずアンテナケーブルが2本で済むと言う事はあ りがたい事である。 ◆左側面のスイッチ 本体の左側面には下図の様に電源スイッチがあり、このスイッ チを切る事で完全に待機電流をカットできるが、ブラウン管の様 にヒーターの余熱等が無い為に、長期間使用しない時意外は入れ たままでもよいだろう。 ◆右側面のコネクター 本体の右側面には左下図の様に多少のスイッチやコネクターが あるが、その上側には右下図の様に開くカバーが付いており、こ の部分には付属しているB−CASカードを入れておく。 メインに戻る ⇒ オーディオメニュー ⇒ 機器メニュー ⇒ REALメニュー |