◆MD・CD ラックの左縦列にあるのが右図の様なMDとCDで、MDはSONYのMDS−JA3ESで CDにはPIONEERのコンパチプレーヤであるCLD−970を使用している。 このMDとCLDは送り出し(再生)専用として利用しており、DAT同士で 編集した物であればMD3台同時にダビングする場合もあり、このMDで録音する 場合もある。 しかしこのMDは購入後半年で記録できなくなるトラブルが発生し、修理してからは 元気にはなったが、このMDの後に2台追加した後は再生専用として利用している。 以前はCDプレーヤにDENONのDCD−1800を使用していたが、このCDには デジタル出力が無くDATを購入後はレーザーディスクの使用も必要だった為に、 CDとレーザーディスクを処分してコンパチプレーヤとなった。 このMDを購入以前はミニコンポサイズのMDS−102を借りていて録音を 頼まれていたが、こちらは全くトラブルが発生しなくたまに編集機能を使用すると 暴走してしまう事はあった。 利用頻度が多いのとどうせ買うならとSONYのESシリーズを購入したのに、 あっけなく半年でお亡くなりになってしまった。 あまりの連続録音の為にピックアップ部に使用されている半導体レーザーが破損 してしまったらしく、ピックアップ部の交換となってしまい現在では元気である。 その後半年も同じ様な使い方をしたがトラブルは発生せず、初期不良だったかどうか はわからないが、現在では隠居の身となり再生専用で頑張ってもらっている。 またディスクの差し込みだが、これもミニコンポサイズのMDS−102やフル サイズのMDS−303等では軽くローディングされるのに対して、すごく固くかなり 強く押さないとローディングしない為に多少斜めがちに入ってしまう事もあり、 ディスクの両端をしっかりと押す必要が有りとても高級機とは思えない作りであった。 SONYさんは電気系はまあまあだがメカ関係は全く良くないが、いつからこの様に なったのであろうか? CDプレーヤにはPIONEERのコンパチプレーヤであるCLD−970を 使用しているが、やはり現在ではコンパチプレーヤでなくCDプレーヤにしておけば 良かったと思っている。 当時はレーザーディスクを利用する為にデジタル音声対応の初号機を使用していたが、 デジタル端子の付いていないCDプレーヤを使用しており、DATの購入でデジタル 端子が必要になってしまった。 その為にレーザーディスクを手放して両方を利用できるコンパチプレーヤとなったが、 レーザーディスクのA/B面を自動的に再生するピックアップ部がオートターンする タイプで光学系の安定性に不安が有った。 しかしこれらの機材の中ではアンプに次ぐ古い機材で、それなのに何のトラブルも 発生せずに利用してきた。 そろそろCDプレーヤの購入を考えた方が良い様な気がする。 ◆DAT・MD DATにはSONYのDTC−2000ESを2台使用している。 これを使用する前にはPIONEERのD−1000とSONYのDTC−55ESを 使用していたが、D−1000はリールのブレーキ関係の故障が多く2〜3回修理したが、 冬場に結露し易くリールモータがコアレスモーターでトルクが出なかったのかテープの ローディング関係で引っかけてしまう事が多かった。 DTC−55ESはD−1000とのダビング用に購入したが、やはり4DDモーター でなかったのが悪く、巻き取り関係が弱く2回ほど修理しており頭出しもズレてしまう 為に手放してしまった。 やはり4DDモーターでないと行けない為にDTC−2000ESの購入となった。 また次期をずらして2台目を購入したら仕様が変わってしまっており元に戻してもらった。 この内容はQコード対応のCDプレーヤであれば問題なかったと思うが、最近の 製品ではINDEX信号の書き込みにQコードだけの検出で行なっていた。 その為に古いCDプレーヤでは曲の先頭でPAUSE状態にするとQコードが出っ 放しになっており、CDはPAUSE状態のままでもDATを録音状態にすると INDEX信号が書き込まれてしまうと言う問題が発生した。 以前はQコードよりも音声データを優先的に検出していた為に、Qコードが出て いても音声データが出ないうちはINDEXが記録される事が無かった。 その為にSONYの『お客様相談センター』を通してこれでは使えないと言う話しで かなりの反対にあったが、サービスステーションか技術部門に在庫か手持ちが残っている 物を調べてもらいサービスステーションで交換してもらった。 またテープモニターについても問題が有るが、これは取説に動作パターンが書いて有り その通りの為に変更してはもらえないが、どう考えても使いづらい。 このDTC−2000ESは4ヘッドで録音同時モニターが可能だが、モニター 切換スイッチにトグルスイッチを使用しており、その割には再生時にTAPE側には自動的に 切り換わってしまうのは良いのだが、録音状態にした場合は自動的に切り換わらない。 通常は録音時のPAUSE状態の時にはSOURCEになって、PAUSEを解除 したらTAPEになって欲しい物だ。 しかしこのDATは自動的に切り換わらず毎回トグルスイッチを切替える必要が有る。 つい面倒でSOURCE側だけで録音してしまうが、TAPEにしたままだとCDの 頭出しでDATから音が出ずSOURCEに切替えなければならないのだ。 またMDプレーヤにはSONYのMDS−JA30ESを2台使用しており、 ダビング時の録音側用として使用している。 このMDプレーヤではディスクを押し込むタイプではなくトレイに載せてローディング するタイプである。 最初はディスクのシャッターを開ける動作が有る為にトレイが閉まらなくなる可能性を 気にしていたが、かなりの低速動作でトルクも有りそうだった為に一安心である。 またこのタイプにはデジタル入力ボリュームが付いており、これにはOFFスイッチを 付けて欲しかった。 私自身だけであれば問題ないが、録音中に誰かに回されると録り直す必要が出てくる。 St.GIGAはレベルが低く、CDはかなり大きい為に色々と使う人は便利かも 知れないが、CDからしか録らずマスターがDATの為に私の場合は利用しない。 これらのMDとDATは全てデジタルセレクターにより自由な組み合わせでダビング できるように接続されている。 メインに戻る オーディオ関係に戻る オーディオルーム関係に戻る 1998年5月メニューに戻る システム詳細に戻る 使用機材詳細に戻る |