光セレクター ◆VTR・光セレクター 右図の様にMDとDATが2台づつ設置してある下にビデオデッキ2台と デジタルオーディオセレクターを設置してある。 ビデオデッキは直接オーディオ機器とは関係ないが、コンパチプレーヤからの 録画用と主にビデオカメラからのダビング用に使用し、それらの鑑賞用に屋内配線で 同室のテレビまで配線してある。 デジタルオーディオセレクターはMDが3台とDATが2台の合計5台が接続 されており、どこからどこへでもダビングが可能となっている。 しかしCDだけはデジタルセレクターの入力数が不足した事も有るが、信頼性の 面でDATの入力に直接接続している。 これらのDAT・MDには光入力端子が2つ用意されている為に、1方にはCD からともう1方にセレクターに接続しているが、その為にCDから直接録音できる のは右図の中央左側のDATだけである。 ビデオデッキには三菱のHV−V1000を2台使用しているが、以前までは 別売の編集コントローラを接続していたが、アッセンブリ編集ぐらいだとミニピン 1本で同期が取れるシンクロ端子だけ使用した方が素早く編集できる為に編集コント ローラーは取り外してある。 このシンクロ端子は単純な割にかなりの精度で、この機種のジョグシャトルで 回して調べても1コマとしてズレない精度を持っている。 しかし同じデッキ同士でダビングしても色ずれがすごく、たとえば道路の追い越し 禁止の黄色いセンターラインがそのまま右側にセンターラインの幅分ずれてしまう ほどである。 これはビデオカメラでの記録信号にもよるが、テレビ番組のダビングでも多少 発生してしまう。 またメカ的トラブルが発生しており、ジョグシャトルによる逆戻しにおいて録画した テープに傷が付つというトラブルが2台とも発生している。 1台は再生しただけで画面中心に線が入ってしまうと言うトラブルが発生した。 これらの事から走行系で特にテンションのかけ方がちょっといまいちの様な感じで、 確かにジョグシャトル使用時の音を聞いてると心配な音がする。 この辺はやはり民生用という事でしょうがない事なのだろう。 デジタルオーディオセレクターは自作品で右図に有る様な物だが、これらは別ページの デジタルオーディオセレクター で詳しく紹介している為に詳細はこちらを参照して欲しい。 デジタルオーディオセレクターは基本的に2世代目からのダビングができない事で 発売するメーカーが無いのだろうが、2〜3系統のセレクターであれば数社から出て いる様である。 しかし切替えると同じ入力が全ての出力に出てしまう製品なども有り、実際の実用性は あまり良くなくやはりCDから直接MDやDATに送り出す事を目的としている 様である。 このデジタルセレクターは当然であるがプロテクトビットを解除する回路を持って いる為に、『1回だけコピーが可能』や『コピービットを書き込まない』でダビング すれば、編集後のDATやMDはプロテクトビットを解除されている為にそのまま ダビングできるものとなっている。 その為にセレクター機能だけで違うテープやディスクでの複数ダビングも可能と なっている。 ◆アナログプレーヤ アナログプレーヤにはYAMAHAのGT−2000を使用している。 カートリッジにはDENONのDL−303を使用しており、DL−305よりは 高域の伸びがかなり良く生産中止だったがショップでDL−303を使用していて DL−305を購入したい人から古い物を頂いて、交換針として新品を購入して 入手した。 シェルだけが買い忘れてカートリッジと同様に生産中止となっていた為に、この GT−2000に標準で付いてきたシェルに取り付けている為にカートリッジの 頭部分がシェルからはみ出してしまっている。 シェルのケーブルにはオーディオテクニカ製の銀線を使用しており、微少で低 インピーダンスの為かPCOCCやLC−OFCよりは高域の減衰がかなり違って いた為に使用した。 残念な事にプリアンプまでの距離がGT−2000付属のケーブルでは足りず、 せっかくNEGLEX製の2496が使用されていたが、入手が困難でオーディオ テクニカ製のPCOCCケーブルに変更した。 現在では銀ケーブル等も多数出ているので交換はできるのだが、最近は全く使用して いない為にそのままの状態にしてある。 このGT−2000にはオプションのオートリフターや別電源のアウターパワー サプライや再生中にレコード盤を真空吸着して平らにするディスクスタビライザー 等を装着している。 このオプションの中でも左図にあるアンカーブロックは、ディスクスタビライザーの 自重32Kgを組み合わせると全体で60Kg以上の重量となる。 その為にラックを作ってもらう際にはアナログプレーヤを置く部分だけは多少でも 厚手の材料で作ってもらっている。 メインに戻る オーディオ関係に戻る オーディオルーム関係に戻る 1998年5月メニューに戻る システム詳細に戻る 使用機材詳細に戻る |