◆屋外での実験方法 いよいよ雪も完全に融けて無くなり、左図の様に家の西側もや っと雪が無くなり、この部分には除雪機で山の様に積み上げられ た雪がなかなか融けずに残っていたものだった。 テスト日には運良く2日前から晴れて天気が良かった為に機材 を始めケーブル類も汚さずに実験できた。 今回は屋外でも山をできるだけ避けられる様に敷地の一番西側 での実験を行い、左図の様に車庫の屋根がある為にそれを十分に 避けられるアンテナマストの高さを用意した。 車庫は今回実験した場所よりも1mほど低い位置にあり、それ でも屋根までは4m弱はある為に、今回は1.8mのアンテナマ ストを3本接続し6m弱(5.4m)とした。 この高さであれば松下電工で販売しているすっきりポールにも ある一般的な高さである。 アンテナは右図の様な前回入手した20素子カラーテナーであ るマスプロ電工製のLS20と、今回この実験の為に緊急入手し た同社の5素子カラーテナーであるLS5を用意した。 5素子のLS5ではさほど問題にはならなかったのだが、さす がに20素子ともなると重量があり、今回用意したDXアンテナ 製のリブパイプMZ−180では少々細い様であった。 その為に、立てる際にしなる為にいつまでもグラグラとしてい て、立ててからもなかなか治まらなかった為に、この手のリブパ イプでは2本接続までが限界だろう。 受信機材関係については前回使用した物と同じPioneer 製のDVDレコーダであるDVR−DT90を用意した。 その映像出力を右図の様な14インチテレビで確認しているの だが、表示が小さいうえに文字がボケて見えない為に、後から再 度表示画面を確認できる様にDVR−DT90の出力を更に同社 のDVDレコーダであるDVR−510Hにて記録している。 当初は後でPCで確認するつもりでDVDディスクへ記録させ ていたが、なんとコピー禁止によりDVDディスクへ直接記録で きず、HDDへの記録だとできると言う問題も発生した。 その為にとりあえずDVR−510HのHDDへ記録する様に して、あとでこのHDDを再生してアンテナレベルを再確認する 事とした。 ◆実験の結果について そして、今回上記方法で2種類のアンテナを使用した実験結果 が以下の様になった。 しかし、山を避けて西側に立ててもやはり直接波は受信できず 更に西側からの反射波を拾っている様であり、残念であるが20 素子を同じ屋外に立ててもそれほど極端にアンテナレベルが上が る様な事はなかった。 ただ、アンテナをある程度揺らしても画像が乱れる事無く受信 できる様で、あとは気象条件等でどれだけアンテナレベルが下が るかなのだが、実験当日は快晴で雲一つ無い良い天気だった。 メインに戻る オーディオメニューに戻る 地デジメニューに戻る 受信実験メニューに戻る |