◆ACアダプター 右図がDS−7用の専用ACアダプターで、コンセントがアダプター本体に 付いているタイプである。 一般的にデジタルカメラではACアダプターはどれもオプションとなっており、 現在の様にUSBやSCSIなどで安価にメモリーカードから読み込める製品が あればよいのだが、当時はRS−232Cによる通信が一般的であった為に 撮影後ではバッテリーが不足して充電しないとPCにデータが撮り込めないと 言う事も少なく無かった。 その為にACアダプターは必需品で、また私の様に車などの作業手順を記録 する場合などには近くにコンセントが有る場合が多く、わざわざバッテリーを 充電しなくても良いケースが多かった為にACアダプターを購入した。 液晶表示のバックライトがある為に一般的なACアダプターでは容量不足に なってしまうが、ファミコンの様な多少容量が大きいACアダプターであれば わざわざ専用のACアダプターを購入せずとも、プラグ部分の極性が同じで プラグ径が合えば利用できるであろう。 ◆バッテリー & 充電器 一般的なアルカリ電池ではせいぜい30分前後の連続撮影しかできない 為に、電池代もバカにならずデジタルカメラを使用するに当たっては必ず 充電式のバッテリーを使用する事をお奨めする。 また、メモリーカードを数枚持ち歩く場合はバッテリーも数セット用意 した方が良く、当然充電器も1台だけでなくバッテリーの組み分は用意した 方が良いだろう。 そこでDS−7には右図の様に2セット分のバッテリーと充電器を用意し メモリーカード2枚でも十分撮影できる様にした。 バッテリーは単三型なのだが、この単三型のニッカド(Ni−cd)には 様々なタイプがあり、昔は450mhAが一般的だったと思うが700mhA 前後に何種類かある様であるが、残念ながら当時購入した600mhAの ニッカドでは動作しなかった。 取扱説明書の推奨品を見ても1000mhAとなっている為に、左図にある Panasonic製のスーパーニッカド1000と言う製品を用意した。 左図を見てもわかる様に、バッテリーにはビデオテープ等に付いて来るシール にある番号シールを用いて、『1』と『2』のシールで組み合わせがわかる 様にしておき、2組がバラバラに使われる事が無く適切な充放電が繰り返せる 様にしている。 充電器は右図の様にバッテリー部分にカバーが付いており、充電完了後は このまま持ち歩いてもバラバラにならない様になっている。 また充電中にはカバーをしておかないとバッテリーが飛び出てしまう為に、 くれぐれもカバーを破損しない様にして利用する必要がある。 この充電器はコンセント一体式の為に持ち運びにはすっきりして便利だが、 2組同時に充電使用しするとコンセントやテーブルタップがいっぱいになって しまう。 その為にACアダプター用のAC延長ケーブルの様な短いものを購入して 用意しておくと便利かもしれない。 バッテリーの充電状況は左図にある様に充電器右上にある赤いLEDで 見れるが、このLEDは充電完了ランプとしては機能しない。 その為にバッテリーを2本ずつ充電できるタイプの為に2個LEDが 付いているが、バッテリーをセットしコンセントに差し込めばLEDが つまでも点灯している事になる。 その為に充電時間は時計で監視する様にして、過充電にならない様に する必要がある。 ◆PC接続キット このDS−7とその他のFUJIFILM製デジタルカメラでは、右図に ある様なPC接続キットによりPC側のRS−232Cを使用して撮影した データを転送できる様になっている。 接続キットの内容としては右図の様に接続ケーブル2本と取扱説明書に、 データ転送用のプログラムとしてCD−ROMが1枚付属しており、この 中には画像のファイリング・スライドショー等ができる画像統合ソフトが 付いている。 また、接続ケーブルは2本付いておりNECのPC98用であるD−Sub 25ピンタイプのケーブルとDOS/V用のD-Sub9ピンのケーブルである。 その為にRS−232Cの25←→9ピン変換コネクターを用意すれば、1つ のキットで2台のPCで使える為に、会社と自宅や友人と分けて使える為に お徳なキットと言える。 メーカーでは不本意かも知れないが、逆に言うと1つのキットを購入し2人で 分ければ接続キットが半額で入手できると言う事も言えよう。 メインに戻る カメラ関係選択メニュー DS-7選択メニュー |