◆標準キット 右図にあるのがこのカメラ用のオプションセットで、左からストラップと バッテリーとACアダプター(充電器)である。 下に見えるケーブルはACアダプターにバッテリーを接続して充電する 為のケーブルで、バッテリーはカメラに入れたままでも充電できるがバッ テリーからガスなどが発生してカメラ内部に入り込まない様にする為にも カメラからバッテリーを取り外した状態で行っている。 また、カメラが大きくキャリングハンドルもある事から、撮影中にブラ ブラと邪魔になるだけの為にストラップは使用していない。 バッテリーの充電には左図の様にACアダプターから専用のケーブルで 電源を引き出して充電するが、このケーブルがやけに短く左図の様な感じ でしか充電できない。 またこのケーブルを紛失したり断線したりしてしまうとバッテリー単体 での充電が不可能となる。 また、画像では載せていないが別売のカーバッテリーコードもあるが、 カメラ本体の電源電圧が12Vの為と、カーバッテリーコードでの充電が できない様になっている為にACアダプターからの充電しかできない事に なる。 バッテリーは図の様に購入してから10年で3種類に渡り変更されており、 途中で容量が増えたが最後には容量が減った物が発売された。 このシールドバッテリーで約1時間と少しの連続録画が行えるが、結婚式の 場合には神殿での挙式に1本と、あとは披露宴の受け付けとお見送りで1本に 式が始まり乾杯まで1本と余興で1本、最後のキャンドルサービスから最後迄 に1本の使用で丁度5本となっている。 時には余興が長い場合があり、この場合は挙式のバッテリーを利用する事で 対処している。 ◆ビデオライト 右図はビクター製のビデオライトであるが、大は小を兼で300Wの 比較的明るいタイプを使用している。 この製品には右図の様に何に使うのかプラスチック製のスタンドがあり、 宣伝用のステッカーが貼り付けてある所を見ると本当に宣伝用なのかは不明 だが、まず使用する事はないだろう。 そのスタンドの隣にあるのがグリップで、このグリップをビデオライトに 取り付ける事で他の人にこのビデオライトを手で持っていてもらえるように なり、そのグリップはネジを緩める事で内部にスペアバルブを保管できる 様になっている。 このビデオライトは300Wのバルブを使用している為にかなりの高温に なり、左図の黒い部分ではそれほどでもないがライトの正面であるシルバー の部分は火傷してしまうほどに熱くなる。 その為に使用後の収納はライト自身が十分に冷えるのを待つ必要があり、 無理に息を吹きかけてつばでも飛んでしまうと最悪の場合はバルブが割れて しまう為に自然放置冷却の方が良い。 使用後はカメラに取り付けたまましばらく放置するのが良いだろう。 右図はこのビデオライトのバルブで、標準では1つしか付いて来ないが、 やはり高温になる為にいつ切れるかわからない。 その為にももうひとつ用意しておき、いつ切れてもすぐに交換できる様に しておきたいものだ。 バルブはハンドグリップにも入れておけるが、ネジを外す手間がある為に 右図の様に購入した箱のままでカメラケースやライトケースに入れて保管して おき簡単に交換できる様にしておく。 しかし使う回数が少ない事もあり、10年間で1度も切れた事がない。 左図はビデオライト用の電源ケーブルとして利用しているコードで、これは ホームセンター等で売られている電工ドラムなどの場所にある延長ケーブルで あるが、黒いものであればそれなりに見え一般的なテーブルタップでは線材の 外皮が弱く使用しない方がよいだろう。 このケーブルであれば外皮がある程度丈夫で、式場で大勢の人に踏み付け られても外皮がつぶれて芯線が出てくるような事も無く、メス側のコネクター もプラグ側と同じサイズの為に、カメラ側に取り付く部分がそれほど邪魔に ならず利用できる。 ビデオライトについている電源ケーブルは30cm程度で2mほどの延長 ケーブルが付いているが、どうしてもこの長さでは足りるものではなくいずれ 更に延長の必要が出てくる。 このケーブルのコンセント部分は右図の様になっており、一般的なテーブル タップの様に多くのコンセントが付いておらず、ビデオライトに使用するには ぴったりであった。 価格も500円前後で、販売店によっても価格差がある為に実際に色々な 店を見て探してみるとよい。 ◆カメラ三脚 結婚式の場合にはどうしても挙式と乾杯までの間は手で持っていると ふらふらして見辛い映像になってしまう。 その為に以前から使用していた小型ビデオ用三脚を使用していたが、 カメラの重さでに左右に振る時やズームを使用する際に手でカメラを 振れた際にどうしてもふらふらとしてしまい安定感がない。 その為に三脚も購入したが、当然NV−M1000のオプションにも あったが三脚だけで40万円もする為に一般市販品から探してみた。 数社から一番大きい左図の様な三脚を購入したが、カメラに対しての サイズはまあまあだったのだが、やはり利用してみると多少はふらつく ものの以前の三脚からくらべるとかなり安定して使えるものであった。 サイズ的には足を縮めた状態が左図ぐらいの高さで、一般的な机よりも 高さが高くなっていて実際に使う時には足を延ばす事になる。 足は2段階でワンタッチロック式の為に簡単に足の長さを調節できる 様になっている。 カメラを取り付ける部分は右図の様になっており、下の緑色の丸い部分には 水準器が取り付けてありカメラの設置した部分の水平がわかる様になっている。 操作部分は全て油圧になっており、ゆっくりとスムーズに動く様になって おり、可動部を固定しているネジを緩めてもカクンと倒れたりする事がない。 ヘッド部分を上下左右に動かす為のレバーは固定ネジを緩めると簡単に 取り外す事ができ、今まで差し込んであった方と逆の方から差し込めば 右効き用から左効き用に変更できる様になっている。 また左図の様にカメラを取り付ける部分は赤いレバーで簡単に取り外す事が できる様になっており、ビデオカメラの着脱が容易に行える様になっている。 この部分は取り外しの際にはレバーを回しながらカメラを取り外すが、 カメラを取り外しシューがない場合は赤いレバーが戻ってこない様になっている。 その為にカメラを戻す際にはレバーを回す必要がなく、カメラをセットして シューがはさみ込まれるとレバーが戻って来る様になっている。 しかし戻ってくると言っても最後は手で押し込まないと完全に固定される わけではない。 シューの表部分は右図の様になっており、カメラ本体を固定する際に使用する 固定ネジの他に小さなピンがあり、NV−M10000では丁度このピンが 利用できるタイプのものであったが、もしもこのピンが邪魔な場合はマイナス ドライバーを利用して簡単に取り外せる様になっている為に、使用するカメラ によって選択する。 左図がシューの裏側で、折りたたみ式の回転レバーとなっておりシューを カメラにキッチリと固定できる様になっている。 このシューは若干ながら長方形で、四方どの位置からでも取り付けられる 訳ではないが、左右のどちらからでもセットすることができる。 もっとも固定の為の位置ピンが利用できるカメラではこの心配がなく利用 できる為に気にする必要がない。 このシューは取り外したら三脚側に戻しておかないとすぐに紛失してしまう。 また三脚の脚の部分には右図の様にガイドの様な物が付いているタイプで、 3本の足が均等に開くようになっている。 しかし場所によっては均等に開いて欲しくない場合もあり、簡単に分解や 戻す事ができない為に不要であれば取り外しておくとよいだろう。 また、延ばせる方の足には金属同士で当たらない様にゴムのダンパーが 取り付けてあるが、このゴムの取り付け位置を自分がいつも使用する高さに 合わせた位置に移動して、インシュロックタイ等で固定するといつも足を 伸ばしきった位置がすぐにいつもの使う高さにできる。 メインに戻る カメラ関係選択メニュー NV-M10000選択メニュー |