デジカメについて ◆チョイ撮りのカメラを・・・ 現在は左図にあるオリンパス製のC−2500Lを使用中であ るが、丁度200万画素CCDの素子が小さくなり始めた頃の製 品で、同社のC−2020ZOOMから少し遅れて同時期に発売 されてたモデルである。 ほとんどA4サイズ等の大きな印刷の必要性も無い為にこの2 50万画素で十分で、逆に最近のコンパクトカメラにありがちな 微小素子によるCCDノイズ等もかなり少ない為に全く問題なく 使用している事からも、デジカメの買い替え等は全く予定してい なかった。 しかし、会社で設備等のデジカメ画像を撮る機会が多くなり、 その都度他部署から借りてきたり自宅からこの大きなC−250 0Lを持ってくる必要が出てきた為に、安くて高機能な製品がな いものかと考える機会が多くなった。 丁度その頃から携帯電話へのデジカメ機能の搭載が常識となり つつあり、それならばと丁度携帯電話も2年越えとなっていた為 にデジカメ機能付きの携帯電話に交換する事にしたが、右上図に ある以前使用していた固定フォーカスタイプのデジカメよりは良 いだろうと思っていた。 ◆いつもハズレの携帯電話デジカメ そしてデジカメ機能付きの中でも薄い左図にある P901i を使用してみたが、ピントが合えば何とかピシャリと写るのだが 、とにかくピントが合わずに数を撮ってもほとんどがハズレとな ってしまう始末であった。 それどころか購入当初からとにかく トラブルが多く 携帯電話としても満足に使用できなかった事と、隣接した中継局 が多い際のバッテリー以上消耗と言う事からも、何とかダマシな がらも2年使用したが、やはりバッテリー異常消耗が改善されな かった事もあり右図にあるソフトバンク911SHへと切り換え た。 その為にバッテリー異常消耗が改善された他に電波状況も逆に ドコモよりも良くなったのだったが、デジカメ機能に関しては更 に悪い結果となってしまった。 911SHを購入の際には左図にある910SHとどちらにす るか悩んだが、当時は地デジ放送の受信エリア確認等にも使える かと911SHを選択した。 また、オートフォーカス付きのドコモ製SH902iだったか が200万画素でピントもピシャリと合って写っていた事もあり 、固定フォーカス式でもある程度は上手く写るのではと判断した 。 しかしそれが間違いの元で、デジカメの写り具合から言うと以 前使用していたP901iの方が良かった他に、新潟中越地震の 際には当方でもかなりゆれた事からニュースを受信してみたが、 携帯の表示器では地震情報内の文字は小さくて全く読めず、結局 テレビとしてもあまり役に立たない結果となってしまった様であ る。 そして最近になり友人が右上図にあるauのカシオ製EXLI M携帯であるW53CAを持ってきたが、設備等を撮影してみな いと比較はできないが、昼も夜も綺麗でCCDのノイズも比較的 少ない様な感じがしたが、やはりこの様な製品を見ると910S Hにしておけばと後悔ばかりであるが、スーパーボーナスプラン で2年は使用しなければならない事と、途中で機種交換となると 911SHの差額を支払う必要があり、それならばとコンパクト タイプのデジカメを購入する結果となった。 ◆1万円以内のデジカメ 希望的には左図にあるオリンパス製のC−2020ZOOMが 理想なのだが、以前会社の同僚がキョーセラ製のデジカメを1万 円弱で購入して来たのを思い出した。 この製品は当然AF付きでスポット測光等の機能もありピント やホワイトバランス的にも写りが良く、バッテリーも単三型だっ た事や為に探し回った事もあったが、ホームセンターの特売だっ た事や時期も遅かった事もあり結局入手不可能であった。 それから1年近く経って新品での購入も考えたが、なかなか希 望する機能では4万円前後となってしまい、そんな事をしている うちにレンズ交換タイプの一眼レフデジカメが6〜7万円台で購 入できる製品等が出てきてしまい、メインのC−2500Lを買 い換えるかと言う話になってしまう。 ◆Canonが比較的安い? 結局どうするか決められずにいたところ、通販ショップの特売 にてたまたまキャノン製のPowerShotA460が1.5 万円で販売されているのを見つけた。 もしかしたら同社のIXYシリーズ等も安くなったのかと見て みたが、さすがに人気モデルだからなのか安くはなっておらず、 とりあえずこのPowerShotA460のスペックを確認し てみる事にした。 そしてキャノンのホームページにはデジカメを3台まで比較で きる機能がある為に、偶然会社の他部署から借りられたPowe rShotG2と、現行機種で1つ上位機種のPowerSho tA550も一緒に比較してみたが、最低条件はAFとスポット 測光に単三型バッテリーと汎用メモリーである。 そしてA550の方はCCDサイズがチョッと大きくなったの かと思われたが、画素数が200万画素以上も増えている事から 逆にA460よりも素子が小さくなっていると思われる。 機能的には問題なくスポット測光もあり、以前キャノン製のコ ンパクトデジカメはG2の様に専用バッテリーが多かったのだが 、今回のモデルではほとんどが単三型バッテリーと汎用的なSD 関係のメモリーが使用できる点では良くなった。 ただ、ホワイトバランスがマニュアル切り換が可能なまでもT TLでなくなったのもあるが、露出制御がプログラムAEだけに なってしまったのには残念である。 通常はプログラムAEで間に合うのだが、まれに手動にしたい 場合がある為に、とりあえず更にもう一つ上位機種であるPow erShotA570ISも考慮し、A460とA550は実売 価格で3〜4千円の違いだけの為に、おそらくメカ的にもA55 0シリーズの方が信頼できそうな為に、A550とA570IS とで比較してみる事にした。 ◆3機種から選ぶ しかし、PowerShotのAシリーズには同形状の製品が 多く、色々見てみると似た様なスペックで光学6倍ズームが付い たモデルでA710があった為に、この3台を比較してみる事に した。 基本的には3台共に1/2.5型の710万画素CCDで、外 形形状も似ている事からも全く同じCCDを使用しているものと 思われる。 そして電源の単三型バッテリーや記録媒体がSDカードである 事や記録方式も全く同じである。 光学系においてはA550とA570ISが光学4倍ズームと なっているがA710ISだけが光学6倍ズームである事で、レ ンズ関係のスペックが異なっている。 やはり下表を見てもわかる様に、ホワイトバランスだけでなく A570ISとA710ISではフォーカスや露出制御もマニュ アルにできる点が大きいだろう。 そしてA550とA570ISは同じ時期に発売されたのにも 関わらず、画像処理プロセッサーがA570ISだけ新しく、や はり高画素CCDの処理にはより新しいプロセッサーの方が高速 と思われ、マニュアル設定以外でもこの点は大きなポイントとし たいところであろう。 これらはメーカーに聞いてみないと一概には言えないが、おそ らく高感度撮影を狙った為の項目で、CCDの出力に増幅回路を 用いてその増幅率を切り換えているものと思われる。 その為に当然CCDの信号を増幅すれば記録される映像として は明るくなるが、信号ばかりではなくノイズも増幅されてしまう 為に、特に暗い所では画像全体に何やら色々な色が散乱している 画像を見た事があるだろう。 確かにノイズっぽくとも写って欲しい場合もあるだろうが、使 用されているCCDによってはノイズが大きい製品もあり、その 様な製品では増幅してしまうととんでもない画像になってしまう だろう。 そんな事もあり自動設定のみの場合には暗い部分での撮影はど うしようもなくなってしまうが、切り替えが付いていれば感度を 下げれば増幅しなくなる為に回路的なノイズ発生は抑えられ、そ れで暗ければ三脚を使用してシャッタースピードを遅くする等し たり照明や外部ストロボ等を使用ればよいだろう。 そしてズームはストロボの当たりが強過ぎる際に離れてズーム で引っぱる事もあるのだが、基本的には使用しない事から考えて も今回はマニュアル設定を外せないと言う事からPowerSh otA570ISを購入する事となった。 当初の1万円からは多少高額になり、更にA460から1万円 高の2.5万円弱となってしまったが、一頃この手は5万円前後 で販売されていた事を考えると異常に低価格である。 いつもの事であるが、収納・保管と言う点からもアルミケース を用意して、長く安定して使える様に購入品の選定を行う。 メインに戻る ⇒ カメラ関係 ⇒ PS-A570IS |