本体の操作部周辺 ◆本体周囲の様子 本体のサイズの割にはレンズの占める面積が大きく、このサイ ズの割にはビューファインダーも付いているのだが、下図からも わかる様にビューファインダー用の小窓があり、撮影用のレンズ とは同軸ではなく別々に見えるタイプである。 その為に接写等ではもちろん実際に写る位置と異なってしまう 事から、右下図にある液晶表示器に映し出して確認した方が良い だろう。 シャッターボタンがある側には右下図の様にメッキが施された 部分があるが、ここにある穴にはストラップを取り付けられる様 になっており、おそらく補強の面からもこのメッキ部分だけは樹 脂ではなく金属が使用されていると思われる。 このゴム製のキャップの長手方向をよく見ると一部分に爪を入 れる隙間があり、この部分からキャップを持ち上げると右下図の 様に周辺機器とを接続するコネクターが現れる。 そして一番下にある小さい丸い物が別売のACアダプターを接 続するコネクターで、おそらくACアダプターまで用意する人は ほとんどいないと思われる事から、このACアダプター用のコネ クターを必要とする人はほとんどいないだろう。 そしてその反対側を見てみると左上図の様に三脚用のネジ穴が 付いており、カメラの中央ではなく端の方に付いているが、これ はレンズの下部に厚みが無い事からもしょうがないのだろう。 また、このネジ穴部分は左上図からもわかる様にネジ溝部分だ けが樹脂となっている為に、あまり強く締め付け過ぎるとネジ山 が破損しやすい為に注意する必要があるだろう。 ◆操作部について 各操作部分はカメラの上部と液正面にあり、上部には下図の様 に右側にあるシャッターボタン側にスイッチが片寄って取り付け てある。 その中央にはON/OFFと書かれた電源スイッチがあり、こ のスイッチは押しボタンスイッチとなっており押す度に電源がO NとOFFとに切り換る様になっている。 そしてその右側にある大きな丸いダイヤルが撮影モードを切り 換える為のセレクターで、おそらく一旦設定するとそのままの位 置である確立が高いだろう。 その為に動画を利用する際のみの切り換えとなる人がほとんど だろう。 そして右側で若干前に突起した部分にある物がシャッターボタ ンで、言わずと知れた半押しでAF測光動作を行い、深押しで撮 影となるスイッチである。 そのシャッターボタンの周囲にあるリングがズームスイッチで 、左右に動作させる事で光学ズームの倍率を変更できる様になっ ている。 更に以前のカメラではこの撮影モード切替ダイヤルに再生モー ドもあったと思うが、再生後にどのモードになっていたかがわか らなくなってしまうと、それまで撮影していた画質と異なった撮 影になってしまうおそれがあった。 しかし今回のカメラではこの大きな丸いダイヤルはあくまでも 撮影モードの切り換えだけで、再生モードとの切り換えは左下図 の右上にある様に別のスイッチが用意されていた。 この事から撮影した画像を削除する際の作業もダイヤルをグル グル回さずに再生モードに一回で切り換える事ができ、以前に比 べるとかなり便利になっている様である。 ◆レンズについて 本カメラは電源のON/OFFに同期したレンズ収納方式とな っており、通常は下図の様にカメラ本体にレンズが格納されてお り、シャッターボタンがある部分よりも薄い厚さとなっている。 下図からもわかる様にレンズを飛び出した状態にすると、ほぼ 本体の厚さの2倍となる。 そしてPowerShotG2では手動式のレンズキャップと なっていたが、本カメラでは下図の様にレンズの伸縮と同時にレ ンズ部分を保護するシャッターが動作する様になっている。 しかし、オプションのレンズを使用しなくともレンズの伸縮時 にどうしても保護したい場合には、コンバージョンレンズアダプ ターだけを取り付けて使用すると言う事も考えられるだろう。 メインに戻る ⇒ カメラ関係 ⇒ PS-A570IS ⇒ 本体 |