Canon製 デジタルカメラ PowerShot A570IS
本体の操作部周辺


◆本体周囲の様子
 本体のサイズの割にはレンズの占める面積が大きく、このサイ ズの割にはビューファインダーも付いているのだが、下図からも わかる様にビューファインダー用の小窓があり、撮影用のレンズ とは同軸ではなく別々に見えるタイプである。
 その為に接写等ではもちろん実際に写る位置と異なってしまう 事から、右下図にある液晶表示器に映し出して確認した方が良い だろう。
 
 そしてビューファインダーの横に見えるガラスの様な部分がス トロボとなっており、比較的明るい発光をする事からこれまで使 用していたオリンパス製のC−2500Lよりも明るいかも知れ ない。
 シャッターボタンがある側には右下図の様にメッキが施された 部分があるが、ここにある穴にはストラップを取り付けられる様 になっており、おそらく補強の面からもこのメッキ部分だけは樹 脂ではなく金属が使用されていると思われる。
 
 シャッターボタンとは反対側の側面には左下図の様な灰色のゴ ム製キャップが取り付けられており、そこには『DCIN DI GITAL A/VOUT』と書かれている。
 このゴム製のキャップの長手方向をよく見ると一部分に爪を入 れる隙間があり、この部分からキャップを持ち上げると右下図の 様に周辺機器とを接続するコネクターが現れる。
 
 このコネクターは上からビデオ出力用の端子と、中央にある物 がUSBのミニBタイプコネクターで付属ケーブルの一方が接続 できる様になっている。
 そして一番下にある小さい丸い物が別売のACアダプターを接 続するコネクターで、おそらくACアダプターまで用意する人は ほとんどいないと思われる事から、このACアダプター用のコネ クターを必要とする人はほとんどいないだろう。
 
 シャッターボタンのある底面を見てみると右上図の様に開閉機 構が付いており、この部分からバッテリーとメモリーカードの着 脱ができる様になっている。
 そしてその反対側を見てみると左上図の様に三脚用のネジ穴が 付いており、カメラの中央ではなく端の方に付いているが、これ はレンズの下部に厚みが無い事からもしょうがないのだろう。
 また、このネジ穴部分は左上図からもわかる様にネジ溝部分だ けが樹脂となっている為に、あまり強く締め付け過ぎるとネジ山 が破損しやすい為に注意する必要があるだろう。

◆操作部について
 各操作部分はカメラの上部と液正面にあり、上部には下図の様 に右側にあるシャッターボタン側にスイッチが片寄って取り付け てある。
 その中央にはON/OFFと書かれた電源スイッチがあり、こ のスイッチは押しボタンスイッチとなっており押す度に電源がO NとOFFとに切り換る様になっている。
 そしてその右側にある大きな丸いダイヤルが撮影モードを切り 換える為のセレクターで、おそらく一旦設定するとそのままの位 置である確立が高いだろう。
 その為に動画を利用する際のみの切り換えとなる人がほとんど だろう。
 そして右側で若干前に突起した部分にある物がシャッターボタ ンで、言わずと知れた半押しでAF測光動作を行い、深押しで撮 影となるスイッチである。
 そのシャッターボタンの周囲にあるリングがズームスイッチで 、左右に動作させる事で光学ズームの倍率を変更できる様になっ ている。
 
 また、上図中央にある大きな丸い撮影モード切り換えスイッチ は何回転でもするタイプの為に、一番端にある動画モードからの 切り換えもどちら方向に回転させてもできる様になっている。
 更に以前のカメラではこの撮影モード切替ダイヤルに再生モー ドもあったと思うが、再生後にどのモードになっていたかがわか らなくなってしまうと、それまで撮影していた画質と異なった撮 影になってしまうおそれがあった。
 しかし今回のカメラではこの大きな丸いダイヤルはあくまでも 撮影モードの切り換えだけで、再生モードとの切り換えは左下図 の右上にある様に別のスイッチが用意されていた。
 この事から撮影した画像を削除する際の作業もダイヤルをグル グル回さずに再生モードに一回で切り換える事ができ、以前に比 べるとかなり便利になっている様である。
 
 そして上図の様に液晶表示器の右側には各種設定を変更する為 のスイッチが並んでおり、撮影モードの切り換えや初期設定値の 変更等が行える様になっている。

◆レンズについて
 本カメラは電源のON/OFFに同期したレンズ収納方式とな っており、通常は下図の様にカメラ本体にレンズが格納されてお り、シャッターボタンがある部分よりも薄い厚さとなっている。
 
 しかし一旦電源を入れると下図の様にレンズが2段階に飛び出 してくる為に、机の上等で電源を入れる際には正面に何も無い事 を確認してから電源を入れる様にする。
 下図からもわかる様にレンズを飛び出した状態にすると、ほぼ 本体の厚さの2倍となる。
 
 このレンズの飛び出し具合はズームによらずいつも一定量で飛 び出す様になっている。
 そしてPowerShotG2では手動式のレンズキャップと なっていたが、本カメラでは下図の様にレンズの伸縮と同時にレ ンズ部分を保護するシャッターが動作する様になっている。
 
 また本カメラではレンズの左下にある突起を押すことで、レン ズの根元周辺のリングを取り外す事ができ、この部分にオプショ ンのコンバージョンレンズアダプターを取り付ける事ができる様 になっているが、今回は用意しなかった為に紹介は省略する。
 しかし、オプションのレンズを使用しなくともレンズの伸縮時 にどうしても保護したい場合には、コンバージョンレンズアダプ ターだけを取り付けて使用すると言う事も考えられるだろう。


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