◆8インチワイドモニター 右図が今回使用した8インチ液晶モニターのTVM−W8000であるが、 同モデルにはTVチューナ付きのTV−W8800があり、定価的には3万円 前後違うだけの為に購入価格では2万円以下の差になってしまう事からチユー ナ付きのモデルの方がお買い得であろう。 TVチューナが無いと右図の様にパッケージがシンプルで、モニターと電源 ユニットだけとなっているが、右図の中央にあるパッケージに入ったケーブル は別売のRGBケーブルで、液晶モニターやナビ本体を単品で購入した場合に はRGBケーブルがどちらにも付属していない為に予め購入しておく様にする 必要がある。 右図がその20ピンRGBケーブルのCD−61RGBで、定価が6,00 0となっており、黄色と黒色のコネクターの付いたケーブルである。 また、このケーブルはナビ本体側のモニターケーブル用コネクターが黒色の 場合に限り使用可能で、もしも緑色の20ピンRGBコネクターを使用してい る場合には別売のRGB変換アダプターであるCD−505RGBを使用する 必要がある。 この様にcarrozzeria製のナビの場合には、コネクターの形状は 同じな為にどこにでも接続可能だが、接続するコネクター同士が違うと動作し ない為に配線作業時には注意が必要である。 ◆7インチ 対 8インチ 右図が8インチ液晶モニターと7インチ液晶モニターを比較してみた図で、 1インチ違いでひと回り大きくなっている。 サイズ的には7インチの196×119×35mmに対して8インチは22 2×134×35mmと厚さこそ同じであるが、幅で23mmと高さで15m mも大きくなっている。 画素数はどちらも336,960画素でTFTアクティブマトリクス方式の 透過型液晶で、バックライト方式にしては明るく見易い。 以前は4インチのナビを使用していた事からすると7インチでも十分大きい のだが、視力の悪い人にとっては少しでも大きい方が見易いのであろう。 また、今回取り付けたレガシーやR33型GT−Rの様にセンターコンソー ルの上にハザードスイッチがあるとどうしても液晶モニターが邪魔になってし まう。 そんな時には液晶モニターを助手席寄りに取り付ける事で対処するが、その 場合にも運転席から離れてしまう為に液晶モニターができるだけ大きい方が見 易くなるだろう。 液晶モニター側のRGBケーブルを接続するコネクターは左図の様にどちら も白色の20ピンコネクターとなっている。 しかし、それぞれに付いているチューナ・電源ユニットを交換して接続して みると全く動作しない事がわかった。 取り付け説明書には同じ色同士でないと動作しないとは書いてあるが、同じ 頃に発売された7インチと8インチなのにチューナ・電源ユニットから出てい る液晶モニター用の信号には何か違いがある物と思われ、結局は故障も無く元 に戻せば動作する為に、今回は7インチ用のチューナを8インチに利用するの は諦めて本来の組み合わせで利用している。 しかし、同じ頃で同じデザインのモニターで同じ白色のコネクターなのに動 作しないとは納得行かない所である。 右図は7インチ液晶モニターのフルセットと8インチ液晶モニターとナビ単 品を合わせたセットとの2セット分だが、8インチ液晶モニターをTVチュー ナ付きで購入していればモニターサイズが違うだけで取り付ける機器数として は全く同じである。 今回、1台分だけTVチューナを抜いたのはハイダウエィユニットが無くな る物と思いTVチューナ無しとしたが、実際には電源とAVセレクターとして のユニットがコンパクトになって付いている。 その為に取り付けスペースは少なくて済むのだが、結局はハイダウエィユニ ットを付けると言う事に変りはないのである。 それであればTVチューナを省いても購入価格で1万円前後の差しか無い為 に、最初からTVチューナ付きで購入した方がお得である。 ◆モニター用ハイダウェイユニット 右図にあるのが問題のハイダウエィユニットで、左側にあるのがTVチュー ナ付きの電源・AVセレクターとなっており、右側にあるのがTVチューナ無 しの電源・AVセレクターのみのハイダウエィユニットである。 これらのハイダウェイユニットにはRCAピンタイプの外部入力端子が付い ており、普通のビデオ装置がそのまま接続できる様になっている。 その為に、ビデオカメラを接続する事もできる為に撮影したビデオを車中で 見てみる事や、HKSのCAMP等のモニターを使用したメーター等の表示に は便利な端子である。 また8インチ用だからなのか、それともTVチューナ無しにしたからなのか は不明だが、8インチ液晶モニターのハイダウエィユニットには2系統のビデ オ入力が付いており、おまけにRCAピンタイプのビデオ入力の他にS端子も 2系統用意されている。 更に、RGBモニター出力とは別にRCAピンタイプのコンポジットビデオ 出力端子も装備されているが、7インチ液晶モニター用のハイダウェイユニッ トには音声出力が付いていない。 しかし8インチ液晶モニター用のハイダウェイユニットには音声出力も付い ている為に、機能的には8インチ液晶モニターに付属のハイダウエィユニット の方が良いものとなっている。 ただ、7インチ液晶モニター用のハイダウエィユニットからはFMタイプの トランスミッターが内蔵されており、こちらはFMに飛ばすしか無いだろうが どちらもRGBモニターの他に2台目のモニターとして接続する端子として用 意してある為に、音声はメインの1本だけあればよいのだろう。 ナビの他に2系統目の入力は7インチ液晶モニターではピクチャーサイドピ クチャーで、8インチ液晶モニターではピクチャーインピクチャーで2画面表 示できる為にナビの表示を消す事無く利用できる為に便利になっている。 8インチ液晶モニターの場合には左図の様にナビ側のRGB出力である黒い コネクターとハイダウエィユニットのRGB入力である黄色いコネクターは別 売のRGBケーブルを利用して接続する事になり、ハイダウェイユニットから は直に液晶モニター用の白いコネクターが付いたケーブルが引き出されている のが左図からわかるだろう。 それに対して7インチ液晶モニターのTVチューナ付きハイダウエィユニッ トでは、ナビ用のRGB入力である黒いコネクターがハイダウェイから直に出 ている。 逆に液晶モニターに接続するケーブルがセパーレート化しており、ハイダウ ェイ側が青色のコネクターとなっており液晶モニター側は8インチ液晶モニタ ーと同様の白色のコネクターが付けられている事がわかるだろう。 このお互いのハイダウエィユニットで動作しない原因は不明だが、8インチ 液晶モニター用に別売でTVチューナも無く、後から購入し直す事もできない 為に両方にTVチューナ付きのハイダウエィを用意して動作を確認する事はで きない様である。 メインに戻る 車両関係に戻る 2ドアメニューに戻る スカイライン詳細メニューに戻る NAVI詳細メニューに戻る カーナビ比較に戻る |