アンテナ部の取付と配線 ◆アンテナの取付 両面テープは右図の様な付属のタマゴ形を使用するが、形状が アンテナの形状に型取られている事から右図の様に実際にアンテ ナに合わせてみて貼り付ける方向を確認しておく必要があり、合 わない方向に貼り付けるとアンテナから両面テープが若干はみ出 してしまう為に注意する。 またこの両面テープには貼り付ける方向が指示されており、よ く見ると剥離紙の両側の色が違っておりアンテナ側に貼り付ける のは剥離紙の色が黄色い面を利用する様にする。 そして両面テープの剥離紙をはがして予めアンテナに貼り付け ておく様にする。 両面テープを貼り付ける時には中心よりも両面テープの外側を 強く押すと良いかも知れない。 これはアンテナをガラスに貼るとどうしても押し付けた際に力 がかかるのがアンテナの外周となり、貼り付けた跡をガラス越し に見るとわかるが両面テープの中心部分が浮いている事が多い。 しかし、これは両面テープを先にアンテナへ取り付ける際の押 し付けだけで修正できる物ではなく、両面テープの中心部分が少 しでも出っ張っていれば凹んでいる場合よりも全体的に貼り付く のではないかと思われる。 アンテナの取り付けは天井部分の金属から20mm程離した位 置にアンテナを取り付ける必要がある。 しかしあまりシビアに考える必要は無く、普通はガラスのゴム パッキンや天井の化粧板が覆い被さっている為に10mm近くも 離せば大丈夫だろう。 以上の事からだいたい貼り付ける位置を決めたならば、いよい よ左図の様に両面テープの白い側の剥離紙をはがしてフロントガ ラスに貼り付ける様にするが、貼り付けの際にはアンテナが曲が ったままで貼り付けてしまうと見栄えが良くない為に、右図の様 にバックミラーが極力邪魔にならない様にして取り付ける必要が ある。 ガラスに貼り付けた後はしっかりとアンテナを押し付けておく 様にするが、あまり強く押してアンテナを破損しない様に注意す る必要がある。 右図はアンテナが目立つ方向からの撮影の為車外からよく見え る様に思うが、実際にはかなりフロントガラスに近づかないとア ンテナが目立たず、車内からはシートに座ると運転席及び助手席 からのどちらからもバックミラーの陰になりほとんど目立たない 。 次回からは車検証シールもかなり小さくなる為に、今はこのシ ールが目立つ為にアンテナの存在が気になるのだが、シールが目 立たなくなれば気にならなくなるだろう。 ◆アンテナ線のひきまわし ETCのアンテナ線はフロントガラス横のピラー部分を通して ダッシュボード内に引き込むが、その為に左右の図の様にしてピ ラーカバーを取り外しておく必要があるだろう。 このGT−Rではピラー部分を取り外すと左図の様に天井部分 まで外れてきて、そして右図の様にセンターピラー部分と重なり 合う構造になっている為に、先に右図センターピラーの上部を軽 く取り外しておき、図の噛み込み部分を外し易くしておく様にす る。 そしてフロントピラーを取り外すとダッシュボードとの間に隙 間が開き、ETCのアンテナから出ているアンテナ線を右図の様 にしてダッシュボード内に押し込んでやる様にする。 この部分には今回の配線以外にも純正ハーネスが通っており、 その他にもレガシー同様にレーダー探知機の電源やリモコンエン ジンスタータのアンテナ線を通してある。 今回のETC用のアンテナ線もこれらと一緒に結束し、フロン トピラーを組み付ける際に線材をはさみ込んで断線しない様に注 意して結束する。 ダッシュボードに押し込んだETC用のアンテナ線は、右図の 様にヒューズボックスのカバーを開けた部分から手を入れれば届 く所に落ちて来るだろう。 もしも線材が見つからない場合には、しっかり足元から照明を 当て足元から覗く様にするとすぐに探せ出すだろう。 ピラー部を組み付けの際には左図の様にレーダー探知機の電源 を上手く通し、最初の画像にあったがピラー部表側には携帯電話 用のスイッチ付きマイクがある為に、これらの配線にも注意して 組み付ける必要がある。 メインに戻る 車両関係に戻る スカイライン詳細メニューに戻る ETCメニューに戻る |