フロントサスペンション交換部品 ◆購入部品入荷 5月の連休前に発注した為に休みに組み付ける事はできなかった が、フロントのスプリングが1本しか入荷せず1ヶ月近くかかって やっと6月に入ってから左図の部品が揃った。 他ゴムブーツ関係も1〜2点ほど入荷しない物があったのだが、 以前セルボモードのダンパー交換の際にはあまりにも短納期だった 為に今回はダンパーを発注してからゆっくりと純正部品を発注した 訳だが、これほど納期がかかるものだとは予想外であった。 まぁ、ダンパーは交換してもスプリングまで交換する人は少ない だろうし、スプリングがつぶれるぐらいの事故では修理もかなり高 額な物になり廃車してしまう可能性がありほとんど受注が来ない部 品のひとつなのだろう。 ◆スプリングについて 左図が今回新たにノーマルGT−R用のスプリングを取り寄せた 物で、たぶん種類により左図にあるペイントの色と本数により違い が判別できる様になっているものと思われる。 製造元から日産への納品用タグには右図の様に『白色1/白色2 』と書いてあるのがわかる。 あとはV−spec用は消えてしまっていなければこれから取り 外す車両で確認できるが、N1用のカラーが何色になっているかは 不明である。 もっとも、途中からはV−specとN1が共通部品になった為 に、たとえどこかにあるN1車両の現車を確認してもV−spec と同じ色かも知れない。 スプリングには予め左図の様にスプリングの先端部分にチューブ が取り付けられており、受け皿部分に直接金属同士が接触しない様 になっている。 特にフロントスプリングには右図の様に反対側にもチューブが被 せてあるのだが、こちらは右図の様に受け皿が当たる部分ではなく 一巻き程度手前の位置に取り付けてある。 この取り付け方がどう言う意味を持つのかは不明であるが、現車 を確認してこのままでよいかスプリングの先端に移動して使用する のかを判断しなければならない。 ◆その他の部品について その他に大きな部品としてはダンパーのロッド部分を保護するジ ャバラ状のブーツに、左図の様にスプリング上部の受け皿とゴムブ ッシュがある。 そして底付き防止用のバンプストッパー関係のゴムブッシュが2 〜3種類あるが、あとは残った部品のほとんどが取り付け用のワッ シャーやナット等のネジ類となっている。 そして左図の様な厚紙の様な薄いパッケージが2つあるが、中を 開けると右図の様な赤茶色いパッキン状の物が出てくる。 これはスプリング上部に付く受け皿が車両本体と接触する部分に 挟めて使用する物である。 この部品は分解組み付け時に再利用不可部品とはなっていない様 であるが、足周り交換時の締め付けでこのガスケットがつぶれて切 れている場合がある為に、足周り交換作業の際には必ず新品を用意 しておいた方が良いだろう。 ネジ類に関しては意外と再利用不可部品が多く、ダンパー交換時 に取り外す上部2箇所のナットと下部1箇所のナットが全て再利用 不可部品となっている。 その他にもダンパーロッド先端にあるナットも再利用不可部品の 為に、ダンパー組み替えの際には最低でもこの3箇所のナットは新 品の部品を用意しておく必要がある。 結果的には再利用不可部品が多い事から、ダンパー交換の際には ワッシャーやナット等は全て用意しておいた方が良いだろう。 メインに戻る 車両関係に戻る 2ドアメニューに戻る GT-Rメニューに戻る 足周りメニューに戻る |