◆整備書について いざ自分で何か取り付けようとか、破損部品を交換しようとしても何処から外せばよいのか、又は部品がいくらぐらいでどこまで購入すれば良いのかが分からない。 ディーラ等に出向いて整備書を見せてくれるよう頼んでも、一般ユーザーには見せてくれない所もある。 その為に、車を購入する際に整備書を一通り購入しておくのも一つの手である。 ある程度自分でやってみようと言う人であれば是非購入を勧める。 購入は、日産部品販売や各系列ディーラで取り扱ってくれるが、中には拒否されるケースもありますので聞いてみて下さい。 右図にあるものがR33系スカイラインの整備書表紙で、私の担当セールスにお願いして調べてもらい車と同時購入したものを以下に記す。 尚、以下の価格は消費税抜きの価格で、その左側の型式は資料コードである。 整備要領書(点検・脱着版) A006023 ¥8,900 整備要領書(故障診断版) A006024 ¥7,200 整備要領書(追補版T) A006025 ¥2,800 ★整備要領書(追補版U) A006026 ¥8,200 配線図集 A106018 ¥4,500 配線図集(追補版T) A106019 ¥ 250 ★配線図集(追補版U) A106020 ¥4,000上記★印は、GT−Rが追加された点で変更になった分が記載されているマニュアルです。 これだけ購入すれば解る場合がありますが、R33系スカイラインが発売された時点から変わっていない部分は古いマニュアルも必要になってくる事に注意して下さい。 配線図集に関しては、GT−Rを見るにも追補版Uの方だけでも大丈夫の様です。 この配線図集は、純正の配線を変更しようとか、純正のセンサ信号を利用しようとかしなければ特に購入の必要は無いと思います。 特に自分で手を入れなくとも結構見ているだけで楽しいものですし、何か出来そうな事を発見するかもしれません。 ◆部品表について この整備書と一緒に有ると便利なのが右図にある様な主要整備と書いてある部品表です。 左の図ではかなり見づらいと思うが、部分毎の展開図が載っており、その部品の型式(部品番号)があり価格や使用数量等が記載されている。 その為に、この部品表があれば消耗品や破損部品を即座に探し出せ、価格も解る為に購入する前に予算も立てられる。 しかしこの便利な部品表だが、日産部品販売や各系列ディーラ共にCD−ROMによる検索システムを持っており、この本タイプの部品表は品薄である。 実際に私が購入する時にも何回か断られたが、日産部品販売の担当の方に店頭で使用しているものを譲って頂いた。 どうしても部品表を入手出来なくとも、部品販売サービス窓口で整備書や実際の部品を持っていくかすれば端末で捜してくれる。 又、大体の部品の位置を指示すれば、少しづつ目的の部品まで選択してくれ、端末の画面には部品表と同じ様に部品の展開図が表示される為、確認がしやすい。 日産部品販売を利用する際には、部品を購入したい車の車検証を持っていくと車体番号からその車の詳細なスペックが解る為に、グレードやエンジン別などの部品の違いで間違う事が少なくなる。 又、あまりいたずらに問い合わせだけ行うのは止めていただきたい。 できれば購入しようとする場合にだけ利用して頂ける様にお願いしたい。 もし、部品の金額だけを知りたいならばメールを頂ければ部品型式と金額をお知らせいたします。 但し、主要整備には全ての金額が記載されていませんので、部品型式しか分からない場合もある他、全く解らない場合があります。 部品型式しか解らない場合は、こちらからメールした型式を日産部品販売に問い合わせてもらうと直ぐに金額を知らせてくれます。 ◆特殊工具について GT−Rはエンジンルームが狭く、R32よりは多少3ナンバーボディーの為に広くなってはいるものの、まだまだ作業しづらい。 オイルエレメント(オイルフィルター)の交換も同様で、一般市販のオイルフィルターレンチでは外せない物が多い。 その為に、右図の様な専用のオイルフィルターが販売されている。 これは日産純正部品で多少高価である。 ¥4,000 メインに戻る 車両関係に戻る スカイライン詳細メニューに戻る |