![]() コンピュータのセットアップ ![]() ◆調整用としてPCを使用する ![]() その為に今回の様なDataScanソフトがあれば、ECUの自 己診断機能を利用して簡単に様々な情報が呼び出せ、その中でもEC Uが常に監視している故障診断結果も呼び出せる為に、万が一のトラ ブルの際にもある程度自分で対応できるだろう。 そんな事で、今回は入手したてのPC用DataScanソフトを 利用してECUからのエンジン回転数を確認し、アイドル調整用のA ACバルブの動作を停止させたりしながらの調整方法を紹介する。 ◆ECUとPCの接続に必要なもの ![]() ![]() この接続ケーブルは車両側のECUから出ている通信信号を、PC のRS−232C信号へと変換しているもので、 PLMS のページでも紹介されている様に綺麗に基板化されている。 その為に回路図が紹介されているページもある為に自作も可能だが 、部品を全て購入して組み立ててもさほど購入した価格と変わらない かも知れず、自作してもソフトのみの単品販売があるかどうかは確認 していない。 ケーブルの両端には右上図の様にコネクターが付いており、上側の コネクターがPC側に取り付けるD−Sub9ピンのRS−232C コネクターである。 そしてその下にあるのが車両側の自己診断コネクターに挿し込むコ ネクターで、新しい車では欧州車で標準となっているOBDUと言う 別形状のコネクターになってきている様である。 ![]() ![]() 左図では640×400表示のリブレットと、800×600表示 の2つを用意してみたが、やはりある程度表示が大きくないと調整作 業時に見え難く、最低でも800×600表示は必要かも知れず、最 近では1024×768表示以上のPCも新品で7〜8万円前後で買 える事からできれば大きな表示画面を持つPCが良いだろう。 また、新しいPCになればなるほどRS−232Cポートが除外さ れているケースが多く、右上図の様に古いリブレットは小型ながらア タッチメント式のRS−232Cポートが付けられる様になっている が、左上図の800×600のノートではUSBポートしか付いてい ない。 ![]() ![]() これを利用すればRS−232Cポートが無いPCでもUSBポー トさえあれば動作可能であるが、ソフトによってはこのUSB変換ア ダプタが効かない物もある為に、事前に調査して使えるかどうか確認 しておくと良いだろう。 今回購入したエレコム製のアダプタはPLMS製のDataSca nでは問題なく動作した。 更に、エンジンの調整時には直接調整しながら表示画面を見れた方 が便利な為に、今回は右上図の様なUSB延長ケーブルも一緒に購入 して準備しておいた。 USB延長ケーブルは色々な長さがあるが、今回は2m程度の物を 購入しておいたが普通に販売されている物では5mと言う長さの物も あり、長ければPCの設置場所を自由に選べる様になるだろう。 ◆コンサルト端子との通信ケーブル接続 ![]() ![]() このコネクターが取り付けられている位置は車種によって多少の位 置が違っているが、ほぼ運転席側のダッシュボード下部右側にあると 言ってよいだろう。 このコネクターはすぐに見える所には無く、右上図のペダル類の部 分に頭を突っ込んで下から覗き込まないとコネクターの形状までは確 認できないだろう。 ![]() ![]() コネクターの挿し込み口から見ると絞り込まれた方向がよくわかる が、左図の様に車両側のコネクターに挿し込む際には線材しか見えず よく方向がわからない。 実際には線材が青・緑・白と沢山出ている方が絞り込まれている方 で、予め車両側のコネクターを下から覗いてどちらの角が絞り込まれ ているいるのかを確認しておく必要がある。 実際にしゃがんでも右上図の様にヒューズボックスの真下に小さく 見えるコネクターの先端だけでは挿し込み方向が確認できないだろう 。 このケーブルを車両側のコネクターに取り付ける際には、必ずエン ジンを停止させておく必要があり、これを怠るとケーブルの途中に付 いている信号変換回路が破損する可能性がある。 ![]() ![]() そして線材の途中には右図の様なRS−232Cへのレベル変換回 路が付いており多少邪魔になるが、実走行でもしなければ左図のまま でも構わないだろう。 もしもドアの開閉で線材が邪魔になる際には、線材を一旦ステアリ ングコラム上を左から右へと回し、その位置からドアのガラスに隙間 を作りボンネット側へと出すと良いだろう。 そして板金に傷が付かない様に、ボンネットフードを開けたワイパ ー部分からエンジンルームへと線材を通すと良いだろう。 ◆PC側の通信ケーブル接続 ![]() ![]() この変換アダプターを左図の様にD−Sub9ピン側に取り付けて 、右図の様に車両側のケーブルに付いているコネクターの固定ネジに よりしっかりと固定しておく様にするが、このRS−232C変換ア ダプターよよってはネジ止めの為の金具が付いていない物もあるが、 できればしっかりと固定できる様に金具が付いている物が望ましい。 そしてコネクターは錆び易い為に右上図の様にコネクター同士を固 定したままでの保管を心がけた方が良いかも知れない。 また、車両側のコネクターと同様にUSB変換ケーブルやPCのコ ネクターに直接取り付ける場合でも、必ずPC側の電源が切れている 事を確認してから接続するか、RS−232Cアダプターの場合には PCの電源を入れたままの場合には必ずUSBケーブルがPC本体か ら外された状態で挿し込む様にしないと、やはり信号変換回路が破損 する可能性がある為に十分注意して取り扱う様にする。 ![]() ![]() そのUSB延長ケーブルの反対側は右図の様にNote型PCのU SBコネクターへと挿し込む。 本来は車内等でPCを使用する際にはUSB延長ケーブルの必要性 は無く、NotePCのUSBコネクターへはRS−232C変換ア ダプターのUSBコネクターを直接挿し込む事になる。 ![]() 表示が見え難いからと言ってNotePCはエンジンルームには絶 対置かない様にして、エンジンの振動でNotePCが移動し思わぬ 事故やトラブルが発生しない様に十分注意し、NotePCの設置場 所はしっかりと固定した物の上で操作する事をお薦めする。 今回は右図の様にコンクリートブロックで台を作り、その上に厚手 のカーペットを敷いて作ってみた。 ◆PCとの接続確認 ![]() ![]() すると左図の様な画面が表示される為に、左下にある【Conne ct】ボタンをマウスでクリックする事で車両側のECUとの通信が 開始される。 しかし【Connect】ボタンを押すと同時にエラーが発生して しまった場合には、再度DataScanソフトを起動し、今度は左 上にあるメニューの中から【Setting】を選択し、更にその中 から【Communication】を選択する事で右図の様な通信 関係の設定を変更する画面が表示される。 特にUSBの変換アダプターを使用した場合にはポート番号が違っ ている場合があり、その際にはWindowsのポートを調べ現在使 用しているUSB変換アダプターが何番のポートに指定されているか を確認し、再度右上図にある設定画面からポート番号を変更する必要 がある。 USB変換アダプターを使用しない場合でも、RS−232Cポー トがPC側に2つあったり、モデムや光通信等でポート番号が違って いたりする場合がある為に、予め接続しようとするPC側の設定を調 べておく事が必要だろう。 ![]() そして左上図のメニューにある左上の【DataDisplay】 ボタンを選択すると、左図の様な12項目のデータをECUから読み 出してリアルタイムに表示する様になる。 この表示するデータもSetting画面から選べる様になってお り、好みの項目を好みの順番で表示できる様になる。 左図をマウスでクリックすると800×600表示の実物大で表示 する様にしてあるが、これだけの情報がPCさえあれば簡単に表示で きるというのは便利でありがたい物である。 以前、HKS製のCAMPを購入した事があったが、これは車速・ インジェクタ・クランク角センサだけと言う表示しかせず、これだけ でも3万円弱もの金額がしたものであった。 今回のものはNotePCは高額だが、ソフトとケーブルで2万円 弱と言う割にはデータ表示の他にも様々な操作ができる為に、今後も 何かとトラブルの際には使えそうである。 メインに戻る 車両関係に戻る 2ドアメニューに戻る GT-Rメニューに戻る アイドル調整メニューに戻る ![]() |