NISSAN GT-R V-spec(BCNR33) RB26DETT
調整後の結果

◆アイドル調整後の始動
 早速、アイドル回転数を調整後に十分暖機も終わっている状態から 、一旦エンジンを停止してから再びエンジンを始動してみた。
 結果、以前の様なモタツキは一切無く始動する様になった。
 その為か、始動直後のセルモータのギアが抜けずにガラガラ言って いたものが全く感じられなくなり、この分だとセルモータを交換せず とも今後も問題が発生しないだろうと思われる。
 特に、暖機が済んだ状態からの為に以前はなおさら始動性が悪く、 その状態でも全く問題なく始動する様になった。
 今考えてみても車両を購入直後はどうだったのか思い出せないが、 途中でアイドル回転数の調整がズレてきた物なのかどうか以前の不調 は全く無く、GT−Rユーザは是非アイドル回転数の再確認と再調整 をお奨めする。
 もしもこれらのアイドル回転数の再調整が自分でできそうもない場 合にはディーラや一般整備工場等に相談してみるとよいだろう。
 その際には立ち上がりが遅くても時間がかかるだけでいずれ規定ア イドル回転数まで達する為に異常なしと判断される恐れがある。
 その為に依頼する際には、必ず『アイドルスピードコントロールバ ルブのAACバルブを停止し、その時の回転数が規定値の900rp mである事を確認して』とお願いするとわかるだろう。
 エンジン始動直後の立ち上がりの悪さは今回の様にリモコンエンジ ンスタータやセルモータへの影響だけでなく、当然エンジン回転数が なかなか上がらない事から発電量も低く、セルモータでの大電流消費 直後と言う事もあり車両で使用されているコンピュータ関連の立ち上 がりの不安定さにも関わる恐れがある。
 その為に、今後はエンジンの始動性はもちろん毎回気にしておき、 1〜2年毎に今回使用したDataScanソフトによりAACバル ブ停止時のアイドル回転数も再確認する様にする。


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