◆プラグの取り外し イグニッションコイルの取り外した穴からは直接プラグが見える様になって いるはずだが、プラグ自体の取り付け位置が多少奥の方有る為に真上からのぞき 込まないと見えない。 もしもホコリなどをエア等で吹き飛ばす場合は、内部に入り込まない様に プラグを抜き取る前に行なう様にする。 プラグを抜き取る場合には専用のプラグレンチを使用するが、ソケットレンチ 用のソケットを購入してもよいが左図の様な安価なレンチでも可能である。 ディープタイプのソケットでプラグを回せるかどうかだが、専用のプラグレンチ の場合はプラグの頭部をゴム等で挟み込んで、プラグを持ち上げる時に落下しない 様になっている。 このRB26DETTの場合はプラグの締め付けが緩んでしまうと手で回せる 位置にあるが、もしも全くプラグが手で届かないエンジンの場合には左図の様な ユニバーサルジョイントタイプの物は避けた方が良いかもしれない。 これは、プラグを取り付ける際に斜めに締め付けられてしまう可能性があり、 ネジの締め付け具合が手の感触でわかる様に、ソケットレンチ用のプラグソケット と延長のエクステンションバーを用いて取り付けた方が確実である。 当然、今回の場合はプラグを取り付ける時には手でプラグを取り付けて、ある 程度回せる所まで回しておく様にする。 古いプラグを取り外したら必ず焼け具合や電極の損傷具合を確認しておく様に するが、通常はススが多く溜まっていたり電極が溶け落ちていなければ大丈夫 だが、全て取り外して比較して見ると良い。 あまり極端にススが多かったり電極が部分的に変形したり損傷がひどい場合は エンジンの再調整を必要とするが、プラグの寿命により不調になったものかどうか を判断する必要がある。 エンジンが古くなってくるとどうしてもセンサー類等の誤動作による不調が多く なって来る為に、各メーカーにあるエンジンチェッカー等で調べてもらいセンサー 等の破損が無いかどうかを調べてもらう事をお奨めする。 日産の場合はコンサルトと言うハンドヘルドチェッカーがあるが、車検の時に 点検事項として申し込めば簡単な作業な為に無料で行ってもらえた為に、他の日産 ディーラでも交渉してみてほしい。 また当方はマインズのコンピュータを入れたままでチェッカーをかけてもらった が、アペックスのコンピュータ以外はデータの変更だけの為に異常として検査結果に 現れる事はないので安心して検査が受けられるが、その旨をサービスの方に話して おいた方がよい。 プラグを取り外す際には何番のシリンダーに取り付けてあったプラグかを覚えて おいて、新しいプラグの空箱に右図の様にその番号を書いておき保管しておくと良い だろう。 これは全ての焼け具合が同じであれば別だが、次回の交換時に比較してみて各気筒 毎の焼け具合の違いが次回も同じかどうか、別の部分が極端に変に焼けたりと異常時の 判断材料として保管しておくと良いだろう。 メインに戻る 車両関係に戻る スカイライン詳細メニューに戻る イリジウム詳細メニューに戻る |