HID化に伴なう分解について ◆作業の安全性確保 このR33系GT−Rの場合にはフロントバンパーを取り外すまで には多くのネジがあり、手際よく取り外せても1時間近くかかってし まうだろう。 その為にジャッキアップしたままでの作業では非常に危険で、でき ればウマ等を用意して車体全体を持ち上げた方が良いだろう。 もしもウマ等の持ち合わせがない場合には、左図の様にコンクリー ト製のブックを使用して前輪だけ持ち上げても可能だろう。 その際にはGT−Rは245と言う幅の広いタイヤが使用されてい る為に、コンクリートブロックは1つよりも右図の様に2つ使用した 方が安定性があるだろう。 しかし今回の様に床面が平らな場合は良いが、砂利や土面では2つ のブロックが開いてしまう危険性がある為に、その際には2つのコン クリートブロックの上に10mm以上の合板を敷いておくと良いだろ う。 ◆どこまで分解するか・・・ 今回はバラストをボンネット内に収納できると思ったが、意外とG T−Rの場合には取り付けるスペースが無く、ヘッドライトユニット を取り外す為には右図の様にバンパー内に隠れているボルトを取り外 す必要がある為に、どうせバンパーを取り外すならば今回もバンパー 内部にバラストを取り付ける事にした。 多少不便だがヘッドライトユニットを取り外さなくともHID用の バーナは取り付けられる。 しかし、バラストの不安定な取り付けを避けると共にポジションラ ンプのLED化の為にもフロントバンパーは外す必要があった。 たぶん、今回の取り付け作業内容の中でもHIDのバラストを取り 付ける作業時間よりも、フロントバンパーを着脱する作業時間の方が 圧倒的に多いかも知れない。 しかし、バラストは安定した取り付けをした方が良く、できれば熱 くなる為に板金部分になるべく当たる様にして、放熱効果を狙った取 り付けができれば一番良いだろう。 以前インタークーラーとオイルクーラーを取り付けた際にもフロン トバンパーの取り外しを 【フロントバンパーの取り外し】 にて若干紹介しているが、かなり複雑な作業の為にここで改めてフロ ントバンパーの取り外し方を紹介する事にした。 メインに戻る 車両関係に戻る スカイライン詳細メニューに戻る LOUD HIDメニューに戻る バンパーメニューに戻る |