HIDバーナの取り付け ◆H1バルブの取り外し R33型のGT−Rではヘッドライトを車両に取り付けたままでは ユニットの背面が狭く、以前ホワイトバルブと交換した際には結構苦 労した覚えがある。 その為に今回はバンパーを取り外すついでにヘッドライトを完全に 取り外した事もあり、バルブの取り外しは非常に簡単にできる様にな った。 バルブの取り外しには右上図の様に、バルブを固定しているスプリ ングがあり、丁度右上図の指部分の下部の様な引っ掛け部分にバネが 引っ掛けて固定されている。 この部分からバネを取り外す為に、バネの丸くなっている部分を指 で押しながら、そのバネを上の方(右回転方向)にスライドさせてか ら指を離すとバネが外れて来るだろう。 この辺は車両にヘッドライトユニットを取り付けたままではかなり 慣れていないとなかなか取り外す事ができないだろう。 このバネを外したならばなるべくバネを引き上げておき、あとは左 図の様にしてバルブを真っ直ぐ引き抜くだけである。 そして引き抜いたバルブはハイビーム用の予備として保管しておく 様にして、今回はロービームにホワイトバルブが使用されていた為に 少しでも色の差を無くす為にそのままハイビームのバルブと交換した 。 取り付ける前に右上図の様にH1バルブとHID用のバーナを比較 してみたが、長さが結構長いのがわかると思うがこの長さで車両によ っては取り付けられない場合がある。 特に、純正ヘッドライト内にシェード(反射板・遮光板)等が付い ている場合には特に注意する必要があり、HIDを購入する前には予 めバーナの長さを確認しておき、取り付ける車両のヘッドライトで確 認しておく様にする。 ◆バーナの取り付け 通常自動車メーカーが使用しているHIDではD2SやD2Rタイ プと言う普通のバルブとは全く違ったサイズの取り付けであるが、後 付けHIDの場合にはバルブと同じ形状部分に取り付けられるバーナ になっている点である。 その為に今回購入したH1タイプのバーナでも左上図の様に取り付 け部分に関してはH1タイプと全く同じである事がわかるだろう。 よってバーナの取り付けはH1バルブと全く同じで、バーナにある 取り付け部分の切り欠けをヘッドライトユニットの突起部分に合わせ て挿し込むだけである。 上手く合えば左図の様になり、突起部分をバーナが上手く逃げてい れば手で押してもグラグラしなくなる為に、そうなれば問題無く取り 付けられているだろう。 あとは右図の様にしてバーナを固定する為のスプリングを引っ掛け れば完成である。 ◆バーナの線材処理 ヘッドライトユニットにバーナをセットしたならば、左図の様に防 水キャップを取り付けしっかりと右回しに約45度位すると完全に密 閉される様になる。 すると左図の様に白色と黒色の高圧ケーブルだけが飛び出した状態 になるが、このケーブルには右図の様なHIDキットに付属のコルゲ ートチューブを被せておき、ケーブル自体の保護やケーブルが振動で プラプラ動かない様にする為にも有効である。 このコルゲートチューブには縦方向に切れ目が付いており、この切 れ目を利用して左図の様にケーブルを押し込んでやる様にすると比較 的簡単に取り付けられるだろう。 コルゲートチューブは多少長めになっている為に、右図の様に適度 の長さに切断して利用する様にするが、今回は防水キャップのゴムブ ッシュからコネクターまで隙間無く被せてみた。 そしてコルゲートチューブの両端には左図の様に自動車用テープを 巻き、コルゲートチューブが外れない様にしておく。 そして完成した物が右図で、これだけ綺麗に被せてしまうと防水キ ャップを取り外す際にキャップがコルゲートチューブで押されて外せ ないと言う状況になる。 しかし、HIDは寿命が長く故障の際以外は取り外す事が無く、そ の際にはコルゲートチューブを取り外してから防水キャップを取り外 す様にする。 メインに戻る 車両関係に戻る スカイライン詳細メニューに戻る LOUD HIDメニューに戻る |