![]() 右側へのバラスト取り付け ![]() ◆右側の取り付け位置を探す ![]() ![]() その為に元々の板金にある穴を利用して取り付けるしかなく、あ まりバンパー寄りに取り付けるとバーナ用の線材が届かなくなって しまう為に、今回はヘッドライト背面にある板金で右図でもわかる と思うが、黒いゴムラバーが取り付けてある部分の下部に取り付け る事にした。 しかし、当然HIDのバラスト取り付け穴と3箇所共に一致する 穴は無く、現在ある穴の他に多少加工する必要もある様だが、極力 車両側への追加工は少なくしたい所である。 ◆取り付け穴の板金加工 ![]() ![]() 通常は2箇所止めと言う所なのだろうが、できるだけ多くの取り 付け箇所で固定した方が安定し、車両の振動による取り付け部分や バラストの取り付け面への負担も少なくて済むだろう。 穴あけは左上図の様に普通のハンドドリルを使用するが、この面 の背面には色々なハーネスがある為に、予め裏側にある物を加工面 から離しておく必要がある。 また、ハンドドリルの場合にはどうしても穴が開くと同時にドカ ンと刃を全て突き刺してしまう事が多い為に、これらで裏にある物 を破損したりするケースが多いだろう。 その為に、裏側にあるハーネス等は遠ざけておくだけでなく、金 属製のブロック等を用意してドリルの刃が入り過ぎない様にすると 良く、どうしても無い場合には四角いお菓子の缶や缶ジュース等を 利用して線材を逃がしておくと良いだろう。 そして穴を追加工した場合には湿気等により錆びてボロボロにな らない様に、必ず右図の様にしてタッチアップペイント等で再塗装 しておく必要があるだろう。 また、再塗装の前にホルツ製の錆びチェンジャー等を利用し、予 め黒錆びに変えてしまってから再塗装するとなお良いだろう。 その際には錆びチェンジャーが十分乾燥してからでないと塗装し ても意味が無く、急ぎであれば錆びチェンジャーだけでも十分だろ う。 ![]() ![]() 今回そのまま使用したネジ穴は左図にある左側の部分で、右側に 見える2箇所は新たに追加工したもので、何れも全て裏側からボル トを通す事ができた。 取り付けに関しては取り付け高さが違う場合に良く使うナットに よる高さ調整方式で、右図の様にボルト自信を固定するナットの他 にバラストを取り付ける高さを調整するナットを入れてある部分も あり、これでダブルナット方式で固定する事となる。 使用するボルト・ナット・ワッシャー類は全て錆び防止の為にス テンレス製の物を使用する。 ◆バラスト固定ブラケットの作成 ![]() ![]() その為に左図の様にホームセンターやカーショップのカー用品コ ーナーでよく見かける穴開きステーを切断して作成する。 当然こちらの穴開きステーもステンレス製を使用し、できるだけ 厚手の物を使用する事により安定した取り付けができるだろう。 ![]() ![]() この穴開きステーは左右の図からもわかる様に、強度的にも1つ 穴を余分に取ってネジを固定した方が良いだろう。 厚手の物であればそれほど気にしなくても良いのかも知れないが 、どうしても端の方を使用するとネジの締め付けや加工時の変形等 が気になる所である。 これらの穴開きステーは動かない程度に固定して、実際には次で 説明する様に車両に取り付けてから締め付ける様にする。 ◆バラストの固定 ![]() ![]() ボルトにはダブルナットをする部分に関しては平ワッシャーを両 面に使用し、バラストの取り付け穴がナットで部分的に押し付けら れ変形しない様に均一に力がかかる様にし、片面にはスプリングワ ッシャーを使用して回り止め対策をするが、使用するナットに回り 止め機構が付いている物を使用しても良いだろう。 ![]() ![]() 締め付けには必ず左図の様にボルトの頭とナット側の両面にレン チを使用してしっかり固定し、ダブルナット部分でも必ずボルトが 回ってしまう為に高さ調整用のナットはそのままにし、2つのナッ トではなくボルトの頭とこれから締め付け様とするナットにレンチ を使用して締め付ける必要がある。 ![]() ![]() また、放熱面から考えると左側で取り付けたオイルクーラー用の アルミダクトはかなり有効であるが、こちらはほとんど板金に面し ている部分が少なく放熱効果があまり期待できない。 しかし、ボンネット内に取り付ける事を考えるとエンジンの熱で 夏場はものすごい事になり、この事を考えるとこの部分の環境はか なり快適な物だと思われる。 メインに戻る 車両関係に戻る スカイライン詳細メニューに戻る LOUD HIDメニューに戻る ![]() |