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SONY製 MDプレーヤ MDX-C8000の取付

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◆ヘッドユニットの交換
 ヘッドユニット関係はデッキの上部両端のネジ2本と下部にあるネジ2本の合計4本を取り外す事でエアコンの操作パネルと共にカセットデッキが取り外せる。
 この車両ではエアコンの操作パネルを3連メータの位置に移動してありGTS系と同じ配置にしてあり、デッキとエレクトリッククロスオーバーネットワークの2Dサイズ分が抜けてくる図となっている。
dat-out.jpg  ユニットごと抜き出すとユニットの両端に右図の様に本体を固定しているネジが2本づつ見える為に、これをプラスドライバーを使用する事で取り外す。
 また純正のカセットデッキを取り外す場合は、ライン上でエアーか電動ドライバー等で締め付けてある場合があり、かなりのトルクで締め付けてある事もある。
 その為にサイズの合わないドライバーではネジ溝がすぐナメてしまう為に、ネジ溝にピッタリと合うドライバーを使用する必要がある。
 そしてデッキ本体を足や股でしっかりはさんでおきドライバーをネジと直角に立て両手で真下に押し付ける様にして回す必要がある。
 ネジ山がナメてしまうとネジが取り外せなくなり、ドリル等でネジを貫通させて取り外さなければならなくなるが、ドリル等を使用すると切りカスがデッキなどに入り込み内部でショートする可能性もある為に一般的にはお薦めできる作業ではない。
 その為にネジが硬くて回せないと判断されたら、力のある人を探すかプラスドライバーを片手で押しておきドライバーの柄をプライヤーで回すと外し易い。
md-neji.jpg  ネジが両端とも抜けたらデッキを取り外し、代わりのデッキを差換えて同じ様にネジで取り付ける。
 ユニットを取り付ける際には必ずデッキ付属の取付ネジを使用する。
 特に今回取り付けたMDデッキは、取付ネジ部分がタッピングネジを使用するようになっており、従来から使用されているネジとは異なる為にネジ山を壊してしまう可能性がある場合があり、同様なネジ山のデッキに交換する場合にも必ず付属のネジを使用する事をお薦めする。
blaket.jpg  一般市販のデッキであれば、純正の取付金具が通常のDサイズ取付用のネジ穴となっている為に右図の様にそのまま取り付ける事ができる。
 またこの車両のように1/2Dサイズの製品を取り付ける際にはネジ穴が合わない為に右図の下段取付の様に純正の取付金具に追加工を必要とする。
 右図を見ても解る様に取付金具が下まで無い為に多少下段の取付が上方向に取り付けてあるのが解るが、右図のパネル面を見てもらっても解るように以前のDATから比べるとかなり取り付け位置がパネル面より出てくる事がわかる。
 今回は以前のDATに取付を合わせてあった為にこの様になったが、新規で取り付ける場合は1/2Dサイズの取り付け穴を追加工する場合に、パネル面が合う様な位置に合わせてから加工する様にする。
wiring.jpg  左図はヘッドユニットの配線の途中であるが、配線は純正ハーネスを使用する場合は各オーディオメーカーから販売されている車両別ハーネスキットを使用すると便利である。
 左図ではフロント2ウェイとリア3ウェイ構成のマルチアンプを使用している為に、音声信号やパワーアンプのリモートコントロール等の配線やGPS等様々な配線がある為にかなり込み入っている。
 配線が終了したら再度配線をチェックして電源を入れ動作を確認しておく。
 動作の確認時にはGNDである黒いマイナスの線材には通常キボシではなくネジに共締めできる様な端子が取り付けてある。
 その為にこれらのGND線は確実に接続しておかないと誤動作の原因となる。
setup.jpg  動作の確認が終了したら、ユニットを収納する前に配線した線材をコンソールの両端へかき分ける様にして少しづつ収納する。
 線材を真後ろに収納するとデッキの後ろが当たり収納できず、無理に押込むと線材を挟んでしまう事になる。
 しかしマルチアンプ構成時には背面からの配線があまりにも多く、多少無理に押込まないと取り付けができない。
 この際でもなるべくデッキの後ろに線材が無い様にして押込む様にする。
md-up.jpg  デッキを収納後は取付金具をネジでパネルに固定する。
 ネジはタッピングビスを使用している為に、ネジ山破損防止の為に一旦ネジをゆっくりと逆に回し、カタンと下に落ちた部分で締め付けるとネジ山を傷めずに絞める事ができる様になる。




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