![]() 赤カムカバーの組み立て ![]() ◆BCNR33とBNR34の比較 ![]() ![]() その為に部品の変更はほとんど無い物と思っていたが、R34型 スカイラインのRB25DETにて 【イグニッションコイルの取り外し】 ではR33型と違いイグニッションコイルがシリンダーヘッドに直 接取り付けられていると言う変更点があった為にR34型のGT− Rを調べてみると、こちらもイグニッションコイルがシリンダーヘ ッドに直接取り付けられているタイプである事が判明した。 ![]() ![]() そして左右図のエキゾースト側のカムカバーについても、形状に 変更は無くこちらも塗装色が違っているだけの様であった為に、そ のまま無加工で現在の物と交換できる様である。 ![]() ![]() もしも位置が違っている場合に関しては、特に左右の図にある様 な突起部分には注意する。 ネジ穴等に関しては、実際にカムカバーをシリンダーヘッドに載 せてみて、全てのネジ穴が合っているかどうかを確認した方が簡単 に調べられるだろう。 ◆オイルフィラーキャップの取り付け ![]() ![]() 今回は左図の様にオイルフィラーキャップも新品で用意しておい たが、割れたりしていない限りには再利用しても構わないだろう。 また、このオイルフィラーキャップには純正オプション等で全て アルミ製の物や純正に覆い被せるタイプの物がある為に、今回の様 な交換作業のついでにオイルフィラーキャップも変えてみても良い だろう。 ◆ガスケットの取り付け ![]() ![]() 長年使用しているとどうしてもこのカムカバーのガスケットが劣 化してオイルがにじんできたりする為に、オイル交換や点検時に確 認しオイル漏れが確認されたならばすぐに交換しておいた方が良い だろう。 ![]() ![]() そしてガスケット自体には予めカムカバーにセットされる形状と 同じ様な形状が付けられて変形しており、その変形部分でも右図の 様に形状が他の部分とは明らかに異なる箇所からセットし始め、少 しずつ丁寧に押し込みながらガスケット全体をできるだけ綺麗に押 し込んで行く様にする。 ![]() ![]() ガスケットが新品のうちには左図の様になかなか固くて押し込め ないが、ある程度まで手で押し込んだならばあとはドライバーの柄 等で軽く叩いて押し込むと意外と簡単にセットできるだろう。 ![]() ただ、ガスケットが押し込み難いからとかなり出たままで取り付 けてしまうと、カムカバーを締め付けた際に上手くガスケットがカ ムカバー内に入り込まない場合がある。 その際にはガスケットがはみ出したままとなり、この部分からの オイル漏れが発生してしまう事になるだろう。 更にひどい場合には、はみ出した部分はカムカバーを固定するネ ジを締め付けても締まらない為に、そこを中心にカムカバーが変形 する力がかかる恐れがあり、最悪の場合にはカムカバー自体にヒビ が入り割れてしまう恐れがある為に注意して作業する必要があるだ ろう。 また古いガスケットの再利用は絶対にしない様にし、既に熱と締 めつけで変形し切ってしまっている為に、いつオイル漏れをしても おかしくない状態となってしまうだろう。 その際にはまたエキゾースト側のパイプやエアクリーナボックス 周辺に、ロッカーカバー等を全て取り外す作業を再び繰り返す事と なってしまう為に、部品代をケチったり間に合わせの作業は絶対に しない方が良いだろう。 メインに戻る 車両関係に戻る 2ドアメニューに戻る GT-Rメニューに戻る タイミングベルトメニューに戻る カムカバーメニューに戻る 赤カバーメニューに戻る ![]() |