SUBARU WRX STi 4Door A-Line
トーションバーを調べる

◆トーションバーとは
 意外と忘れがちなのがトランクを開閉し易くしているバネで、 下図の様にトランクの左右には開閉する為のリンク機構が付いて いるが、その部分には左右に変形しながら伸びたバネがある。
 このバネの部分を拡大した物が下図で、下図では上図の左側部 分を拡大した物であるが、奥のバネは左側のトランク開閉機構の 部分に引っ掛けてあり、手前のバネは右側のトランク開閉機構で ねじられたバネが動かない様に固定してある。
 このリアトレイ背面にあるバネによりトランクを開け易く、又 どこで手の支えを外してもトランク自体が落下しない様にしてい る為に、A−LineにSTIのリアウィングを取り付けてしま うと、そのリアウィング分の重量でトランクが重くなり自重落下 してしまう可能性がある。
 その為に以下ではこのトランクを支えているバネであるトーシ ョンバーを調べ、A−LineとSTIで違っているかどうかと その部品価格を調べている。

◆トーションバーの価格を調べる
 トーションバーはトランク部分にある為に、下図の様にトラン クを調べた時と同じFIG.562のトランク&フューエルパー ツを選択する。
 分解図の表示を選択すると、下図の様にトランクのどの部分と 適応車種を聞いて来る為に、今回調べようとするセダンのトラン クを選択する様にする。
 その結果、以下の様にトランク部分の分解図が表示される。
 この部分にある57521と57521Aと言う部品がトーショ ンバーで、同品番であるが末尾にAの有無がある事から左右で形状 が違う為に別々の品番となっている様である。
 2つのトーションバーを選択してからメニューのツールから部品 番号検索を選択すると、下図の様にトーションバーの適用車種選択 画面が表示される為に選択する。
 上図からもわかる様に、一番上にA−Line用のトーションバ ーがあり、一番下にSTI用のトーションバーがあるが、その部品 番号を比較してみると違う品番である事がわかるだろう。
 その為にやはりリアウィングの重量により重くなった分で、A− Lineとは別の部品を用意してある為に、ここでは上図の様にS TIのトーションバーを選択する。
 先程の最初に出た適用車種の選択画面は右側のトーションバーの 選択で、上図では左側のトーションバーの適用車種選択画面となっ ている為に、同じ様にSTIを選択する。
 上図からもわかる様に、A−LineとSTIで部品番号が違っ ている他に、左右のトーションバーの部品番号も違っているのがわ かるだろう。
 その結果、トーションバーは左右共に2,270円とそれほど高 価でも無い為に、トランクの自重落下により挟まれて怪我をしてし まわない様に、リアウィングをA−Lineに取り付けた際にはこ のトーションバーも合わせて交換する事をお薦めする。


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