コイルのトラブルと交換部品 ◆イグニッションコイルのトラブル 日産もダイレクトイグニッションシステムを採用してからと言う ものは長く、RB20系もDE/DETには採用されておりRB2 6もR32スカイラインから搭載されている為にもう17年以上に なるだろう。 しかしこのR34型スカイラインではイグニッションコイルトラ ブルが多いらしく、この前のR33型でも多かったかどうかは不明 だが、私の身近でも2人ほどトラブルに見舞われた車両がある。 そのうちの1台が今回交換を行った車両で、丁度5年目の車検が 終わった直後の話らしく、保障対象内・外の話でになった様である 。 この車両では何とか交渉の末に部品代も格安にできた様だが、も う一台の方は交渉ディーラの違いもあるのだろうが、中古車だった からかどうかは定かでないが正規の部品代と通常の交換作業工賃も 取られたそうである。 ただ、どちらの車両も故障したイグニッションコイル1個のみを 交換したに過ぎず、1個壊れたと言う事は他の5個もいつ壊れても おかしくないと言う事も言えるだろう。 今回の車両では格安でイグニッションコイルを購入できた事と、 更に交換工賃が無料で交換してもらった事から、他の5個も同条件 で交換してもらえるように交渉してもらった。 しかし何とか部品代だけは格安で入手できる様に交渉できたらし いが、今回は交換工賃だけは必要となると言う事でこちらで交換作 業を行う事となった。 その為に、同じ部品が多数ある場合には1つ壊れたならば6気筒 分を考慮して交渉し、保障内でも壊れていない部品台はタダにはな らないだろうが、作業工賃だけは1つも6つもさほど変わり無い為 に無料となる可能性が高く、この辺も予め交渉してみる方が良いだ ろう。 ◆交換部品について イグニッションコイルを交換の際に必要な部品を以下に挙げてみ た。 しかしそのセット品番22433+Aは13,100円であるが 、更に品番22465のイグニッションコイルプロテクタとセット でも300円しか違いが無い為に、今回は以下の表に全てセットの 品番22433で載せてあるが、6気筒分の為に差額は1,800 円となる為にどちらにするかはユーザー側の予算と相談で決定する とよいだろう。 また、ここまで交換するからには一緒にスパークプラグも交換し た方が良いだろう。 メーカーでは白金プラグ使用の為にプラグ交換時期を10万km としている様だが、中心電極は白金を使用してあっても接地電極側 まで白金タイプを使用している車両は多くなく、特に日産ではあま りこの例を見かけない様な気がする。 その為に、接地電極まで白金でなければ普通のプラグと扱いはほ ぼ同じで、中心電極が白金の為に5,000km交換までは必要な いが、プラグメーカーでは約20,000km交換と言う例を挙げ ている事からこの辺を目安にすると良いだろう。 実際、今回の車両では交換作業時にプラグを1本だけチェックし たが、状態は綺麗に焼けている様であったがどうもアイドリングで 若干不安定な感じが出ていた。 今回の作業時にもプラグ交換を奨めたが、ユーザーの意向で交換 には至らなかったが、できれば安定動作を維持する為にも交換して おいた方が良いだろう。
今回はトラブルをきっかけに部品代を1セット2,500円前後 と言う格安で入手できた為に、6気筒分購入しても1セット分に近 い金額で購入した事になる。 しかし交換作業にはかなりの時間がかかる為に、交換作業をお任 せする場合には1気筒分ずつ壊れるとそれぞれの工賃が発生する為 に、その辺を判断し交換を依頼すると良いだろう。 また、イグニッションコイルを固定しているボルトがあるが、こ れらは上記表の様に全て6気筒分交換しても12本で1,800円 である。 こちらは再利用可能部品ではあるが、ボルトが極端に錆びていた りする場合には、新品と交換する事をお奨めするが、予め用意して おかないと部品が即納でないと結局交換できない事になる為に、そ んな事からも予め用意しておく方が良いだろう。 メインに戻る 車両関係に戻る 4ドアメニューに戻る スカイライン詳細に戻る IGコイル交換に戻る |