◆スカイラインのデザインについて 前のR32スカイラインの時もそうだが、GT−Rと比較してしまうからなのか、どうしてもフロント部のデザインがイマイチで、バックミラーで見る姿は同時期に発売されていたスズキのカルタスとそっくりであった。 今回のR33もフロントバンパーに必要以上の大きさのウインカーランプとフォグランプが埋め込まれ全くセンスが悪い。 インタークーラーを助手席側のタイヤハウス前に置いている為に、どうしてもこの位置に空気取り込み口が必要な為に、デザインが犠牲にされているようだが、96年に発売されたアベニールのサリュー等は、この小さなインタークーラーをバンパーの中央に持ってきたデザインになっているのに、なぜスカイラインはこの方法をとらないのか。 ましてや、今回紹介するGT−Rと同じバンパーキットが出て真似されない様になのか、マイナーチェンジでフロントグリルサイズを変えてボンネットをR32と同様にタレ下げての発売となった。 リアスポイラーは同形状の物を販売しておいて、なぜフロントも発売しなかったのか不思議でしょうがない。 GT−Rオーナーの中には真似されたくない方もおられると思うが、GT−Rと全く同じ外観でGTS−Rなんかとして足回りとかタービン関係をリニアチャージコンセプトでない仕様で販売すればいいと思うのですがいかかでしょうか。 それで280psぐらい出てしまってGT−Rとどう差を付けるのかメーカの対応を見てみたい。 私個人としては、RB30DETTにしてもらって、ついでに6速ミッション仕様にして頂けると、6速ミッションだけでも乗せ替えられるのでうれしいのですが。 ◆フロントバンパー このスカイラインはフロントまわりをイーストベアー製のGTS−Rキットを取り付けている。 フロントバンパーはGT−RのN1仕様の物をそのまま型どって製作しているようである。 フロントグリルは多少GT−Rとは違っているが、バンパーとセットで付けるとほとんどGT−Rと同じになってしまう。 このフロントグリルは、ノーマルバンパーのままでも取付が可能である。 GT−R純正のフロントバンパーは、バンパーとその下に付くリップスポイラーが2分割になっているが、このイーストベアー製はバンパーとリップ部が一体構造となっている。 材質も全てFRPの為に、当ててしまうと割れてしまう為に注意していただきたい。 また、このバンパーはN1仕様のダクトが付いたものだけなので、GT−RのN1仕様のレインホース(バンパーを取り付ける金具)が別途購入する必要がある。 しかし、このレインホースも塗装もイーストベアーで取り扱っている為に購入の際は問い合わせて頂きたい。 今回使用したパーツを以下に記します。 GTR N1仕様フロントバンパー イーストベアー \60,000(前期) \65,000(後期) フロントグリル イーストベアー \18,000(前期) \20,000(後期) 純正レインホース 日産部品販売 ¥17,700 (注)純正レインホースは1998年に価格改定され¥26,700となっている 上記フロントバンパーキットには、左右のGT−R純正ウインカーユニットが付いてくる。 バンパー中央の開口部用のネット(金網)も付いてくるが、これはGT−R純正品でなく多少細めの物が付いてくる。 レインホースは価格改定により高価になっているが、イーストベアでは98年秋に専用レインホース(14,000円)を販売している為にこれを利用した方が良いだろう。 純正レインホースによる取付時には、車体に取り付けるレインホースのネジ穴はGT−R純正位置でなく、多少車体側に数センチ入り込むように取り付ける為に加工が必要である。 また、今回の製品ではバンパー両サイド等のネジ穴位置もズレていたが、もしも合わない場合は現物合せで取り付ける必要がある。 しかしイーストベア製のレインホースを使用する事により従来純正レインホースに追加工する必要があった取り付けネジ穴ずれの追加工などが全て処理してある。 取付では、ナンバープレートの後ろで締め付けるネジがあるが、なるべく固定される個所が多い方が安心の為に純正レインホースにあるネジ穴を全て利用して取り付ける様に変更している。 今回は4ドアだった為にバンパーとグリルのみの交換となったが、2ドアのGTSであればこの他にリアスポイラーやサイドステップとリアサイドプロテクタ等のGT−Rと全く外観が同じになってしまう部品がそろえられている。 メインに戻る 車両関係に戻る スカイライン詳細メニューに戻る |