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カーオーディオ
リアトレイ/アンプボード

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◆リアトレイボード
rear-tray1.jpg  このクレスタのリアトレイには全てナカミチ製のスピーカを採用し、ウーハに20cmのSP−80とミッドレンジに13cmのSP−50とツイータに2.5cmのSP−10を使用している。
 リアトレイが20cmのウーハに対して少々小さい為に、右図でもわかる様に純正では排気ダクトが5つ付いているが、ウーハと当たってしまい取り付けられない為にウーハ近辺のダクト2個を省略してダクトを3つだけにしている。
 スピーカの配置は、ミッドレンジスピーカを純正スピーカの穴を利用して極力加工せずに済ませ、ウーハ用は丸々2個加工するようにして取り付け、3ウェイ分のスピーカ6個がバランス良く配置できるようにしてある。
rear-tray2.jpg  またツイータは、リアシート寄りに付けると通常リアヘッドレストに近くなる為に音が吸収され易くなってしまい、ツイータを付けた意味が無い為にガラス寄りに取付てガラスの曲面による多方向の反射音を期待している。
 ツイータはフロントにもある為に、リアは補助的に利用している為にあえて反射音として利用した。
 通常リアシートに人を乗せていない場合は、リアのヘッドレストを取外して使用している為に中域などもヘッドレストに吸収される事無く使用している。


◆マルチシステム以前のアンプボード
ampboard-old.jpg  マルチアンプにするまでは、右図のようにシングルアンプでリアの3ウェイ分のスピーカを駆動していた。
cr-network.jpg  マルチシステム用のスピーカを購入した為にCRタイプのクロスオーバーネットワーク等はいっさい付いていない。
 その為に、左の図にある様な製品と自作のネットワークにより駆動していた。
 アンプの左側にある四角い箱がナカミチのPC−100で、ミッドレンジのSP−50とツイータのSP−10用に販売されているネットワークでこれはそのまま利用している。
 このPC−100のすぐ上にある丸い部品で小3個大1個の部品が低域だけを通す為のフィルターを構成している。
amp-160w.jpg  ウーハのクロスオーバ周波数を100〜150Hzに設定したかった為に、色々部品を探したが見つからず、パイオニアのホームオーディオ用スピーカで丁度150Hzのクロスオーバ周波数を利用している製品のネットワーク部品をサービスステーションから保守部品を分けてもらって製作した。

 これらを駆動しているアンプは、KENWOODの160W×2パワーアンプを使用して駆動している。
 やはり、音量をある程度上げると低域駆動時の大電流で全体的に音がつまるような感じがあり、単に大出力のパワーアンプを使用しただけではだめだと言う事が良く解る。

◆マルチシステム変更後のアンプボード
ampboard-new.jpg  マルチアンプ構成後は右図の様にパワーアンプを5個使用して全てのスピーカを独立して駆動できるようにしている。
 右図中央のアンプがウーハ用140W×2で右半分の2台がフロンとスピーカ用で左半分の2台がリア用で、それぞれの下段が中域用70W×2で上段が高域用40W×2である。
 ここで注意する点では、本文中パワーアンプの出力が最大出力で書いてある点である。
 各メーカーが全て最大出力で商品をアピールしてしまっている為に、あえてここでも合せて書いてしまっている。
 しかし、マルチアンプ構成を組むときは当然であるが、シングルアンプ構成でも同じ予算で少しでも駆動力のあるアンプを選ぶときには最大出力でなく定格出力を重視する事である。
 測定方法などにも違いがある場合があるが、同じ最大出力が70Wあるアンプ同士でもメーカーやシリーズが違ってくると定格出力が35Wだったり40Wだったりと違う事がおおいからだ。
 たいていの製品をみると、最大出力の半分が定格出力ぐらいになっているが、アンプを選定する場合は注意が必要である。

assy-cable2.jpg  マルチ構成にした場合はアンプが5台になり、それぞれに音声のラインケーブルとスピーカーケーブルと電源ケーブルが必要の為に配線が大変である。
 アンプボードにアンプ5台がすきま無く取り付く為に、右図の様にケーブルをアンプボードの後ろ側で配線するようにしている。
assy-cable1.jpg  全てのケーブルを通し終わった後の車内側を見ると、左図の様にケーブルだらけになってしまい、ただ束ねてフロントのコンソールまで配線するにはリアシートを取り付けた時に線を噛んでしまい切れてしまう恐れがある。

backboard1.jpg  そして右図の様に、ラインケーブルを除いた全てのケーブルを一旦端子台で中継する事で配線をし易くしている。
 又、配線ケーブルの長さをここで調節できる為に、見た目もきれいに配線できるようになる。
 このリアシートに隠れてしまい、一見無駄と思えるような配線方法も、車の走行中による振動などでケーブルが板金とこすれてしまわないようにする為と、1個所だけでも手を抜くと他も同じ様になってしまう為に、どうせやるならやれるべき所まではするべきである。
backboard2.jpg  このようにして完成したのが左の図で、場所が狭くなかなかうまく行かないが、電源は電源の±同士とスピーカは左右のスピーカケーブルとしてまとめ、ラインケーブル/電源ケーブル/スピーカケーブルをある一定間隔をもたせて目的位置まではわしている。
cable-clump.jpg  ただ、フロントのコンソールに行くケーブルはラインケーブル5本とフロンとスピーカ用ケーブルを右図の様にリアシート下あたりでまとめてペテップルを貼り付けインシュロックタイで10cmおきに縛っている。
 尚、アンプの電源ケーブルは助手席側の横端を市販のヒューズ付き電源ケーブルと5.5゜黒色ケーブルにて各アンプ毎に配線している。




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