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![]() ◆車内への引き込み ![]() バッテリーから引き込む線材は、極太線材を使用しアンプ付近で分岐するのが望ましいが、線材や分岐する部品が高価で利用しにくい事から、カーオーディオメーカーで扱っている電源配線キットを使用している。 このプリメーラではSONY製のRC−46(\4,000)を使用している。 ![]() またマイナスケーブルには電源配線キット同様サイズの5.5SQの黒色ケーブルを用意し車内に引き込んでいる。 ケーブルの引き込みは右図のエンジンルームを見てもわかる様に、バッテリーが助手席側にある為にそのまま助手席側より引き込む様にした。 ![]() 車内への引き込み口は、助手席側にあるワイパーモーター下に右図の様な大型ゴムブッシュがある。 このブッシュのテーピングを外し、右図の様にボディからゴムブッシュを取外しておく。 取外した方が線材が通し易い事と、車内に引き込む場合はエアコンのブロアー等を避けて通す必要がある為に真下方向に線材を押し出す必要がある為である。 ![]() ゴムブッシュがきつくて入らないと思うが、線材をまとめてムリヤリ引っ張ると純正の線材が細い為に、摩擦熱や引っ張りで被覆がむけたり断線したりする危険性がある。 その為に右図の様に1本づつ入れる様にし、またL字型に曲がった丸い棒の様な物を線材を通す部分に一緒に入れ、この棒を引っ張って線材が通し易い様に隙間を作ってやると良い。 私は以前リアスピーカーのネジを回す為に、ガラスの傾斜でドライバーが使えない部分を回す為に作っていたプラスドライバーをL字型に曲げた物を使用している。 ![]() これは車内に引き込んだ時に、エアコンのブロアーと床の間で線材がからまない様にする為で、全てゴムブッシュを通し終わってから1本づつ車内に引き込む様にし、からまない様に確認しながら作業する。 ![]() その際に車内側の板金の上にカーペットが付けてあり、よくこの板金とカーペットの間に線材が入ってしまって車内に線材が出てこない事がある。 その為に線材の通しはじめは、室内側から手を入れて間違いなく線材が車内に来ている事を確認しながら作業する。 ![]() ![]() この左図の様に線を引出した場合は、ドアの開閉作業で線材にキズを付けない様に引き込み作業が完了した時点で、室内側に引き込んだ線材を全て助手席の足元に移動しておくとよい。 ◆エンジンルームの引きまわし ![]() 引き回す際には熱のかかる部分や、エンジンが動作した時に揺れる様な部分を避ける様にして長さを決める必要がある。 ![]() 通常は電源配線キットのバッテリー側には圧着端子が取り付けてあるが、ほとんどのメーカーの物が実際にバッテリーの端子ネジより極端に大きかったり、逆に小さくて入らない場合がある。 その為にその車に付いているバッテリーの端子に合った圧着端子を右図の様に付け直す必要がある。 ![]() エンジンルームは高温になり雨などの湿気も多くホコリも多い為に、線材にとっては最悪の条件である。 その為に純正ハーネス等も見て頂くと分かるが、全て何らかのチューブで保護されている。 特にバッテリーから直接の電源コードなため、ケーブル保護には十分な注意をして頂きたい。 ![]() またチューブの途中も数箇所テープで巻いて切り口からケーブルがはみ出したり、水やホコリが入りにくい様にしておく。 ![]() この自動車用テープだが、普通のビニールテープとは違う事に注意して頂きたい。 普通のビニールテープでは、粘着糊が柔らかく直ぐにベタベタしてはがれてくる為に絶対使用しない事。 自動車用テープはホームセンターやカーショップの自動車用品コーナー等に1本380円前後で置いてある為に捜して見て欲しい。 ![]() この際はプラス側ケーブルを外しておくか、かく電源配線キットケーブルのプラス側に付いているヒューズを抜いておきバッテリーに端子を取り付ける。 プラス側に電源を流し込んでしまうと、車内側に引き込んだケーブルの先端でショートしてしまったり、アンプに接続する際のサージ等でアンプが破損してしまう可能性があるので注意か必要である。 メインに戻る 車両関係に戻る プリメーラ詳細メニューに戻る ![]() |