◆コンソールまわり ヘッドユニットにはKENWOODのカセットデッキを使用し、純正カセットデッキの位置に取り付けてある。 取付は右図でも分かる様に、中央にエアコンの操作部をはさんで1Dサイズの取付部が上下に分かれている為に、他の車種と違い単品毎に着脱できる事から作業はし易い。 カセットデッキ取付に当たっては、純正のカセットデッキを取り付けた場合よりもパネルとデッキの間に多少隙間ができてしまう為に、KENWOODから発売されている日産車用1段パネルキット(SK−200N)を使用している。 また、日産車ではカーオーディオメーカーで使用しているアンテナコネクターと形状が異なる為に、ここにもKENWOODの日産ダイバーシティ変換コネクター(CA−23N)を使用している。 このプリメーラではフロントとリアをマルチアンプ構成としているが、今回使用したヘッドユニットにはプリアンプ出力が1つしか用意されていない。 その為にメーターパネルの左下にSONYのデュアルアンプコントローラ(XA−22)を使用してフロントとリアのフェーダーコントローラとして利用しているが、配線用の線材がSONY製のDIN12ピンコネクターを使用している為に、RCAコードを利用して改造の上使用している。 コンソールの最下段にはマルチアンプ構成を作る為のJVC製のエレクトリッククロスオーバーネットワークをフロント用とリア用で2台使用し、純正の取付金具を加工して1Dサイズに納まるように取り付けている。 2台のエレクトリッククロスオーバーのうち上段がフロント用として使用し、下段の方をリア用として使用している。 いずれも3ウェイ設定とし、リアはそのまま各アンプで低域用20cmウーハや中域の13cmミッドレンジと高域用の2.5cmツイータを駆動している。 フロントは3ウェイ設定とし低域は使用せず、中域のドアスピーカにドアの板金を振動させてしまう不要な低域をカットするようにして使用している。 そのために、フロントの低中域のクロスオーバー周波数は比較的高めに設定してある。 CDチェンジャーは左図の様に、車内で取り付けられるようなスペースが無い為にトランクの内部に設置した。 このプリメーラは4WDの為か左図の様にトランクスルーのリアシートを倒した部分が盛り上がっていて、CDチェンジャーを取り付けた部分には小さな小物入れがネジで固定されていた。 使用者の希望もありトランクを開けずにCDを交換したいとの事だった為に、この小物入れを取外し合板やアクリル板を利用して小物入れ固定用のネジで取付板を固定し、純正カーペットの上からCDチェンジャー付属のマウントキットで固定している。 そして取付方向がトランク側ではなくリアシート側に向け、CD交換時は運転席側の後部座席を倒して交換する様になる。 その為に3名乗車時には後部座席にいる人に作業してもらえ、雨の日でもフロントシートを倒してリアシートまで移動すれば雨にぬれずに交換ができる。 また、トランクを開けて交換作業をするとどうしてもCDをトランク内に忘れる事がある他、荷物を積むと交換できなくなったりする場合がある為にトランクスルー車にはお薦めの取付方法である。 普通の交換作業は運転席側のリアドアを開けてリアシートを倒すだけの為に、トランクを開けたまま車内に置いたCDを取りに行ったりする交換方法より良い。 但し2ドアのトランクスルーの場合は運転席側のフロントシートを倒す必要がある他に中に入り込まないとリアシートを倒せない為にあまりお薦めできない。 メインに戻る 車両関係に戻る プリメーラ詳細メニューに戻る |