◆リアトレイ このセドリックではリアスピーカに20cmウーハーと10cmのフルレンジを取り付けている。 4ドアセダンでは、ほとんどの車種にリアトレイ用の空気清浄器がオプションで設定されているが、当然の事ながらウーハーを取り付けるにはリアトレイに何も置けない為に、車を購入の際は注意していただきたい。 トレイの両端にウーハだけを取り付ければ空気清浄器も取り付けられるとは思うが、リアボードの加工が大変な他、たいてい板金に空気清浄器が直接固定されるケースが多い為に、リアボードをそっくり抜き空気清浄器がボードの中に埋まり込んでしまう。 ウーハを取り付けるには大きなマグネットを逃す為の穴が必要になり、右図の様にリアトレイ中央に2つの穴を加工している。 両端の2つの穴は10cmフルレンジ用の穴として利用する純正リアスピーカの穴である。 また、右図のリアトレイ下部中央にある四角いものが標準装備のハイマウントストップランプであり、リアボード作成後に現合(現物合せ)で加工している。 左図の様にリアボードに使用したボードは24mm厚の合板で、ボード後部の曲線部分はリアガラスの傾斜角度に合せて斜めにカットし、しっかりと挟み込めるようにしてボード前部はリアトレイ板金裏からM6のタッピングビス5本でしっかりと固定している。 ボードには右図の様に中央にナカミチのウーハであるSP−80が2個と、その両端には同じナカミチのSP−40を取り付けているが、このSP−40は通常使用していないが、MDデッキの内臓アンプに接続してあり、後部座席にも人を乗せた時に低域だけで不快な思いをしなくて済む様にしている。 左図の様に、フルレンジにスペーサーを使用していない為にウーハとほぼ同じ高さで、ボードからあまり突起していない為にスッキリと収まっている。 また、左図に見えるハイマウントストップランプも24mm厚の合板の為に出っ張りが少なくなり、かえって見た目が良くなっている様に思えるが、実際真後ろから見るとかなり深いボードの切り込みが見える為に、表面に貼ってあるクロスをこの切れ込み部分にも貼って見栄えを良くしている。 メインに戻る 車両関係に戻る セドリック詳細メニューに戻る |