『かしこいランプE』の紹介 ◆製品について・・・ 自転車のライトは発電機が重く音もうるさい他に、タイヤの側面 を発電機で擦る為に消耗が激しくあまり良くない。 その為に無灯火走行をしてしまう機会が多く、近年自転車関連の 取り締まりも盛んになって来た事もあり、今回は左図の様な乾電池 式のオートライトユニットを使用してみた。 製品構成はシンプルでライト本体と取り付けネジだけとなってお り、右図の様にパッケージの背面が取付・取扱説明書となっており 、2千円弱の店頭価格となっていた 左図のランプ内には右図の様な単二型の乾電池が3本搭載できる 様になっているが、乾電池が偶数本の販売の為に中途半端な気がす る。 尚、この製品には乾電池が付属しておらず、製品を購入した際に は忘れずに乾電池も用意しておく必要があるだろう。 乾電池はマンガンでもアルカリでもよいが、自動点灯回路が搭載 されている為に、充電式のニッカドやニッケル水素電池が使用でき るかどうかは未確認である。 しかし、乾電池が弱くなり薄暗い状態でもしっかり動作する事か らも、乾電池の1.5V×3本=4.5Vから充電式の1.2V× 3本=3.6Vとなっても動作するものと思われる。 ライトの電球にはフィラメントタイプの電球が使用されており、 左図の様に製品正面の全面に反射板が取り付けらている。 このライトにはスイッチが無く、右図の様にライト底面にあるc dsの光センサーにより、周囲が暗くなると自動的に点灯する様に なっている。 更に、暗くなっただけで点灯してしまったのでは乾電池の消耗が 激しい為に、内部にある振動センサーにより暗い時で走行中の振動 を検出した時のみ点灯する様になっている。 このライトの取り付けは簡単で、プラスドライバーかソケットレ ンチがあればよく、まずは現在自転車に取り付けてあるライト若し くは発電機一体式ライトを取り外しておく様にする。 そして左図の様にライト側面に取り付けネジ穴がある方を自転車 のライト取付金具に当て、右図のビスやワッシャーを使用して取り 付けるだけである。 その際には必ず緩み止めとして右図の菊型ワッシャーを使用し、 しっかり固定する前に実際に点灯してみてライトの照射する角度を 決めてから固定する様にする。 ◆乾電池の交換 乾電池をセットする際にはランプ本体側面のカバーを取り外す必 要があるが、取り外しには左図の様に底面にある突起部分を押した ままでカバーを取り外す様にする。 取り外すカバーは右図の様に『かしこいランプ』と書かれている 部分の側面を一旦後方にスライドする様にするが、右図の様にカバ ーのロックを解除する突起をしっかり押したままでカバーをスライ ドする必要があり、突起の押し込みが不完全であるとカバーをスラ イドする事ができない。 カバーがスライドしたならばあとは左図の様にカバーを持ち上げ ると取り外せるだろう。 カバーを取り外すと右図の様に内部は乾電池のホルダーとなって おり、よく見ると右図の中央下部に丸い穴があるが、もしかすると 予備の電球を入れておく所かも知れない。 乾電池をセットする部分には電池の方向がイラストと文字で書か れている為に、電池をセットする前には必ず確認しておく様にした 方が良いだろう。 電池ホルダーの電極はほとんどの場合プラス電極が平らな平板で 、マイナス電極はスプリング状になっている為に間違える事は無い と思われる。 乾電池は左図の様に必ずマイナス電極であるスプリング状の方か らセットし、このスプリングを押し込みながら乾電池のプラス側を 乾電池ホルダーのプラス側電極にスライドさせ押し込む様にする。 今回この製品では右図の様に下に2本と上に1本の乾電池がセッ トされる構造になっているが、電極の向きは下2本が同方向を向き 上の1本は逆方向を向く様に取り付ける様である。 そして乾電池をセットし終えたならば左図の様にしてカバーを取 り付けるが、取り付け時にはむやみにカバーを押し付けても入らな い為に取り付け位置に注意する。 これはカバーを取り外す際にスライドさせるが、このスライドが どの辺までスライドしていたかを覚えておくと良く、ほぼ右図の様 にロック用の突起とカバーにあるこの突起を逃がす為の溝が一致す る部分を確認しながらカバーをセットする様にする。 そしてカバーが全周本体とピッタリに合ったならば、あとはカバ ーを軽く押し付けながら前方向にスライドし、最後にパチッとロッ クされる音がすればカバーの取り付けが完了する。 尚、カバー取り付け後は取り外し方向に軽くスライドしてみて、 外れて来ないかどうかを確認しておく様にし、走行時のカバー脱落 を防止すると良いだろう。 メインに戻る 車両関係に戻る 自転車関係に戻る パーツメニューに戻る |