CATEYE製 VELO1
サイクルメーターの紹介

◆製品について・・・
 かなり昔の話になるが、よくサイクリング車と呼ばれる自転車が あった頃にはメカ式のスピードメーターがあり、積算距離計も付い ておりよく取り付けていたものだが、いつからか姿を消してホーム センター等でも一切見かけなくなった時期があった。
 そんな中で近年は数社から色々なサイクルメータが販売されてお り、その中からたまたま近所のホームセンターに置いてあった製品 で、意外とコンパクトで速度と距離を測れる物を購入してみた。

◆計測できるメニュー
 計測できるモードは4種類あり、その切り替えには図の様に本体 下側にあるボタンを押す事により切り替えられる。
 その1番目のモードとしては左図の様に【速度】を計測できるモ ードで、ほぼリアルタイムに現在の速度を表示できる様になる。
 そして2番目のモードとしては右図の様に積算距離の表示となっ ており、バッテリーが続く限り走行距離を加算し続ける。
 この右図の表示は以前の自転車で使用した距離で、今回取り付け た際にクリアするのを忘れてしまった為に、後日クリアして差分を 細工して合わせておく予定である。
 そして3番目のメニューとしては左図にある最高速度で、リセッ トするまでの最高速度をキープし続けるモードである。
 しかしどちらかと言うとどれだけのペースで走行したかと言う事 が知りたい場合がある為に平均速度があれば良い感じがした。
 4つ目のメニューとしては右図の様に距離の表示ができ、先程の 2番目にある積算距離はリセットできないが、こちらはリセットで きる為に区間の距離を調べる事ができる。
 リセットできるメニューは3と4番目で、そのメニューを表示し ている所からモード切替ボタンを長押しする事で現在の値をリセッ トする事ができる様になっている。
 また2番目の積算距離についてはバッテリーを抜かないとリセッ トできず、バッテリーを抜いた跡はリム径等の初期設定を行う必要 がある。
 また残念な事に時計表示機能が無く、やはり遠出する際にはいち いち腕時計や携帯電話を見なくても時刻がわかると良かったと思わ れる。

◆取り付け方
 本体の取り付けはハンドルに取り付けるだけだが、一旦右図の下 に見えるネジを完全に取り外し、左図の様にハンドルを挟み込む様 にして取り付ける。
 この部分を固定しているネジはボルトとナットにより締め付けら れている為に、特にナットは小さく紛失してしまう可能性が高い為 に、取り付け作業の際には十分注意して作業する。
 ボルトはほぼ全て締め付ける事により取り付けが完了するが、ハ ンドル径と取り付けブラケット径が極端に違うと締め付け過ぎによ り破損する恐れがある為に、ネジを締め付ける前の状況を把握して から締め付ける様にする。
 センサーは左図の様にスポークに取り付けるマグネットと、フレ ームに取り付ける磁気センサーの2つがある。
 まずはスポークに磁石を取り付けるが、磁石にあるネジを取り外 しスポークに挟み込んで位置を決め、再度ネジで締め付ければ取り 付けが完成する。
 しかしマグネットには取り付ける方向があり、磁石部分の突起が センサーを取り付けるフレーム側に向けて取り付ける必要がある。
 そして左図の様にマグネット位置に合わせる様にしてセンサーを フレームに付属のタイラップで固定する様にするが、その際にはで きるだけセンサーとマグネットが近づく様にする。
 あとは右上図の様にフレームにセンサーのケーブルをタイラップ で固定していき、走行中にタイヤに擦れて線材が断線しない様にす る必要がある。
 そして右図の様に本体から出ている線材は途中に余裕ができるが 、ハンドルが稼動部と固定部に分かれている部分がある為に綺麗に 固定する事はできず、左図の様にフロントブレーキのワイヤー伝い に巻き付けておく方が良いだろう。
 そしてブレーキをかけたりハンドルを回したりする際に、できる だけ線材が動かない様な取り回しにする必要があるだろう。


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