CATEYE製 VELO5
製品の取付方法

◆センサーケーブル長の確認
 本体を取り付けるブラケットからはセンサーケーブルが直接出 ている為に、取り付ける場所によってはケーブルが届かなくなる おそれがあり、ケーブルは延長等ができない事からも一旦取り付 け場所からセンサーが届く範囲にあるかどうかを確認しておく必 要がある。
 
 通常は上左図の様にハンドルの中央部分に取り付ける事になる と思うが、この場所であれば27インチまでの自転車であれば問 題なくセンサーケーブルが間に合うだろう。
 また、別売のオプションでは違う角度で取り付けられるブラケ ット等も用意されている事から、一度製品のホームページや取扱 説明書を見て、取り付け方法を検討してから取り付ける様にする とよいだろう。

◆ブラケットの取り付け
 今回は標準添付のブラケットをハンドル中央部分に取り付ける 一般的な方法により固定する。
 製品には左下図の様に長いタイラップが数本付属しているが、 このうちの2本を使用してハンドルへブラケット自体を取り付け る様にする。
 その為に、右下図の様にブラケットの背面にあるタイラップ用 の穴にタイラップを予め通しておく様にするが、右下図の様にタ イラップの溝が付いた方をブラケットの白い両面テープが取り付 けてある方向にして通す様にする。
 
 そして右上図の様に両面テープには白い剥離紙が付いている為 に左下図の様に予め剥がしておき右下図の様にハンドルに貼り付 ける様にする。
 この様にブラケットを両面テープにて貼り付ける前には、一旦 剥離紙を剥がす前にどの角度で取り付ければ表示される数値が見 やすいかを実際に確認しておくと良いだろう。
 
 両面テープでハンドルにブラケットを貼り付けると、右上図の 様に手を離してもある程度は固定されている為に、あとは左下図 の様に2本のタイラップでハンドルへと縛り付け、しっかりとブ ラケットを固定してから、右下図の様に長く余分なタイラップは ニッパー等で切り取っておく。
 
 このブラケットの裏に貼り付けてある両面テープは取り付け時 に落下しない様にと取り付けてからの滑り止めとして利用してい る感じなのであるが、逆にこの両面テープを取り付け前にブラケ ットから完全取り外してしまい、付属のタイラップのみで取り付 ける方法もある。
 意外とタイラップ2本だけでもしっかりと固定されており、取 り付け後にも若干表示角度を変える事ができる様になり便利かも 知れない。

◆本体の取り付け
 ここで使用している本体はVELO5ではなくVELO1であ るが取り付け方法は全く同じで、左下図の様に本体の下側に付い ているスイッチ部分からブラケットに挿し込む様にする。
 
 そしてブラケットには右上図の様にセンサーのケーブルが出て いる側より挿し込み、左下図の様に手前側にある固定用の爪部分 までしっかりと挿し込む様にする。
 
 本体を取り外す際には左上図の爪で固定する部分がレバーの様 になっており、この手前に見えるレバー部分を下側に押しながら 本体を押し出せは取り外せる様になっている。
 本体を取り付けた感じが右上図であるが、コンパクトな為にあ まり目立つ様な事は無い。

◆マグネットの取り付け
 今回使用したサイクルメーターではセンサーに磁気タイプのセ ンサーを使用しており、そのセンサーを動作させる為に左下図の 様なマグネットをスポークに取り付ける必要がある。
 スポークの形状はホイールのインチ数やリム内に発電機が付い ているタイプ等でマグネットの取付位置が異なってくる為にセン サーよりも先に取り付けて位置を決めておく必要がある。
 
 このマグネットは左上図の様に黒い樹脂部分とネジの様な形状 をした部分となっている為に、一旦ネジの様な形状をした部分を 取り外しておき、右上図の様にスポークへと取り付ける。
 その際には左上図でもわかる様に、黒い樹脂部分にあるスポー クを挟み込む様な溝にスポークを合わせる様にすると共に、マグ ネットは右上図の様に遠心力で飛んでしまわない様に、スポーク がクロスした内側に取り付ける様にする。
 そしてスポークは2本かける溝が無い事から1本だけとするが 、そのスポークを挟んだ反対側は右上図の様にもう一方のスポー クに当たる位置に固定する。
 
 マグネットを取り付ける位置が決まったならば、あとは上図の 様にネジ部分でしっかり締め付ければ完了となるが、このネジ頭 の部分がマグネットとなっている事からも、センサーの取付位置 からもネジ頭をスポークの外側に向けて取り付ける様にする。

◆センサーの取り付け
 今回使用したサイクルメーターに付属していたセンサーは左下 図の様な形状をしており、センサーからはケーブルが直出しとな っている。
 このセンサーを先程取り付けたマグネットに合わせて右下図の 様に取り付ける。
 
 センサーを取り付ける際には左下図の様にセンサー先端にある 横溝部分にマグネットが来る位置に合わせ、固定しやすい様に右 下図の様にセンサーの取り付け部分にある両面テープを使用して 一旦フロントホークに固定する様にする。
 
 センサーを両面テープにより仮止めしたならば、あとは左下図 の様にタイラップを使用して固定するが、タイラップは左上図の 様にセンサーにある2箇所の溝に通す様にする。
 
 そしてタイラップを締め付けて長く余った部分は、右上図の様 にニッパーを使用して切り取っておく様にする。

◆線材の固定
 センサーの線はできるだけフロントホーク部分には溜め込まな い様にし、何らかの原因でスポーク等に巻き付いてしまわない様 にする必要がある事からも、左下図の様に線材が上方向を向く様 にしてセンサーを取り付けるとよいだろう。
 
 そしてフロントホークには一定間隔でタイラップを巻き、セン サーの線材がホークに貼り付いた様になる感じに固定するが、特 に左下図の様にタイヤ部分と隣接する箇所には必ずタイラップを 使用して、絶対に線材が浮かない様にする必要があるだろう。
 
 センサーの線材が長く余った場合には、右上図の様にブレーキ ワイヤー等に巻きつけておく。
 しかし、あまり丁寧にブレーキワイヤーに巻き付けてしまうと ブレーキワイヤー交換時に取り外し難くなる為に、軽く巻き付く 程度にしておく様にする。


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