CATEYE製 VELO1
初期設定について

 このページを作成する以前にサイクルメーターを使用していた為 に、本体リセットによる積算距離のゼロクリアを行いたくない為に ここでは本来の説明であるVELO5ではなく以前に使用していた VELO1での初期設定について説明している。
 その為に、VELO1の説明の中にVELO5の場合としての設 定方法を追記した形で記載している点に注意して利用して頂きたい 。

◆本体をリセットする
 通常は本体をリセットする必要は無く、おそらく電池を交換した 際か自転車を乗り換えてサイクルメーターを付け直した場合以外で リセットを必要とする事は無いだろう。
 特に、リセットをしてしまうと積算距離もがゼロクリアされてし まう為に、自転車購入当初からの距離を見ていたい場合や、油の補 充やタイヤ交換の目安等に利用されている場合には、リセット前に 現在の距離をメモしておく事に注意が必要である。
 
 本体をリセットする際にはリセット専用のボタンは無く、右上図 の様に本体下にある表示切替スイッチを押しながら左上図の様に背 面にあるSETボタンを同時に押す事で、右上図の様に表示項目が 一定時間全表示されてリセットされた事を知らせる。
 また、途中で以下にも説明しているホイールサイズを変更する場 合には、リセットを行わずに変更できる様になっている為に積算距 離をクリアせずに済む様になっている。

◆単位切換の設定
 本体のリセットを行うと必ず初期設定をし直す必要がある為に、 その設定項目の1つである以下の様な単位の設定を行う必要がある 。
 
 設定の内容は取扱説明書が無くなってしまった為に不明だが、本 体の下にあるボタンを押す毎に切り換り、上図の様に【m】のマイ ルと【k】キロメートルが切り換る。
 そして使用したい方の単位を表示させておき、右上図の様に本体 背面にあるSETボタンを押す事で、次の設定項目であるホイール サイズの設定画面に切り換る。
 しかしVELO5ではこの単位設定が無くなっており、本体のリ セットを行うと次で説明しているホイールサイズの設定が直接表示 される様になっている。

◆ホイールサイズの設定
 このサイクルメーターではホイールのスポークに取り付けた磁気 センサーからの信号をカウントして距離を表示させたり、信号パル スの時間間隔からスピードを表示する様になっている。
 その為にホイール外形サイズにより磁気センサーからのパルスの 出方が変わってしまう事から、必ずサイクルメーターを取り付ける 自転車のホイールサイズを設定する必要がある。
 ホイールサイズは上図の様に16インチから27インチまでの7 種類のホイールに対応しているが、ホイールサイズの切り換えは本 体下にある表示項目切換ボタンを押す度にサイズ表示が変わり、設 定するホイールサイズが表示されたら右下図の様に本体背面にある SETボタンを押す事でホイールサイズの設定が完了する。

◆ホイールサイズについて
 一般的には左下図の様なシティーサイクルや通学用自転車等が一 般的だと思われるが、この場合には26〜27インチが最も多いだ ろう。
 今回使用したサイクルメーターでは初期値が26インチ設定とな っている事から、26インチの自転車に装着の場合には設定無しで 利用できるかもしれないが、設定が変更されている場合もある為に 必ず初期設定を行いホイールサイズを設定してから使用した方が良 いだろう。
 また右下図の様に小型自転車としてタイヤが小さい20インチや 24インチタイプもあるが、これらも全てホイール設定を変更すれ ば対応できる様になっている。
 そして変わった自転車としては左下図や下図中央の様な三輪自転 車があるが、これらも一般的な自転車と同じ様に16〜20インチ のホイールが使用されている為にホイールサイズを設定すれば使用 できるが、三輪自転車の場合には前後でホイールサイズが違ってい るケースがある為に、センサーを取り付けた側のホイールサイズを 設定する様にする。
 更に下図中央にあるフロント側に2つのタイヤが付いている三輪 車の場合には、センサーのケーブルを引きまわす際には十分検討し てから取り付ける様にする。
 また、子供用の自転車も14〜20インチサイズとなっている製 品が多い事からホイールサイズを設定すれば使用できるが、右上図 の様にホイールがスポークでないタイプではセンサーの取り付けが でき無い為に注意する。
 センサーでホイール側に取り付けてある物は磁石と言う事から、 何らかの方法で固定するか、違う形状の磁石を用意するか磁石を固 定するブラケットを作ればサイクルメーターを使用する事が可能だ ろう。
 そして必要があるかどうかはわからないが、右図の様な一輪車に も取り付けは可能であるが、本体を椅子の真下に取り付けるしかな く見えない為に、練習距離やトータル距離を記録する為等の利用の みとなるだろう。

◆設定完了
 初期設定が完了すると下図の様に通常表示画面に切り換り、通常 は走行速度表示となる。
 あとは必要に応じて本体下部にあるボタンを押して表示項目を切 り換える様にして、積算距離以外でボタンを長押しする事で表示値 をゼロクリアする事ができる様になっている。
 しかし、個々の項目を別々にゼロクリアを行う事は不可能で、積 算距離以外のどの項目でゼロクリアしても、積算距離以外の項目全 てがゼロクリアされる事に注意する。
 
 また、VELO5の場合には時計表示機能が付いている為に、初 期設定とは別に時計合わせを行う必要がある為に、通常表示モード 時に表示項目を時計に合わせてから、背面にあるSETボタンを押 す事で時計設定モードとなる。
 時計設定モードに切り換ると時桁の設定モードとなっている為に 、本体下部にあるボタンを数回押して現在の時を24時間指定で合 わせる様にする。
 そして本体背面のSETボタンを押す事で分桁の設定モードとな る為に、同様に本体下部のボタンにより分桁を合わせる様にする。
 最後に本体背面のSETボタンを押す事で時計合わせモードが解 除され、通常表示モードでの時計表示となる。
 VELO1ではスクリーンセーバー機能として、センサー信号や モード切替の操作が一定時間無くなれば、モード選択表示の三角だ けがランダム風にゆっくりと点滅するが、VELO5ではどの表示 モードからでもスクリーンセーバー機能が働くと時計表示になる。
 そして走行してセンサーからの信号が入力されるか、若しくは本 体下部のボタンを1度押すだけで、以前使用していた表示モードに 戻る様になっている。
 その為に、自転車に乗る前は何も切り換えずとも時間を確認でき 、そのまま走行すればいつも使用する距離や速度に切り換る様にな っている。


メインに戻る 車両関係 自転車関係 パーツメニュー VELO5
このホームページについての連絡先は こちら 迄にお願い致します