交換部品と工具について

◆交換部品について
 今回は購入から半年近くしか経っていなかった自転車から異音 がする様になり、まだ保障期間と言う事もありそこから1〜2ヶ 月後に購入店へ持って行ってみた。
 すると『よく調整しないでこのまま乗って壊す人が・・・』と 言う話であったが、代車を借りてその日は帰り次の日に連絡が入 った為に取りに行った。
 しかしその帰り道に変速ができなくなっており、なんと変速ワ イヤーのカバーに本来使用されているよりも長いネジが取り付け られていた為に引っ掛かってロックしていた。
 更に、調整で直ったと2千円も取られた上に自宅近くまで来た ら、以前よりは発生回数が少ないものの同じ様な異音が発生して きてしまった。
 やはりこれでは店には任せておられず、保障期間無いだった為 に持って言った物の調整代は別だとしっかり取られてしまった事 もあり、おそらく分解もせず調整だけで済ましたのだろう。
 その後、車で行った際に部品だけの購入を聞いてみると扱って いないと言う事で、いつも利用しているホームセンターに尋ねて 見ると、在庫は無いが取れると言う事で注文してみた。
 
 その注文したリテーナベアリングが左上図で、1個単位で注文 してくれると言う事だった為に、1台に左右あり2個必要な為に 予備も含め2セットで4個注文してもらった。
 なんとこれが1個280円と言う事で、調整だけで2千円も取 るホームセンターもあれば、もしかしたら部品を交換しても2千 円前後で済んだかも知れない。
 そして、今まで10台位乗ってきた中で今回の様な事は1階も 無かった事と、またリテーナが破損してしまった場合にはベアリ ングの玉だけを敷き詰める事で対策もできる事から、右上図の様 なベアリングの玉だけも注文してみた。
 こちらはさすがに1個単位とは行かず、100〜150個単位 となる為に多少高価で一袋千円だったが、もしかすると左上図の リテーナベアリングの予備を増やした方が良いかも知れない。

◆工具について
 これまでは自転車の修理といえばほとんどがパンク修理かタイ ヤの交換だけで、あとはブレーキの交換程度だった事もあり右下 図の様にドライバーやソケットレンチの一般的な工具だけで十分 作業ができる為に、自転車の専用工具は全く必要が無かった。
 
 しかし、今回はクランクペダル部分を取り外し更にその中にあ るベアリングを取り出す為に、まずはクランクシャフトからペダ ルを取り外す際には圧入されている事もあり、固定ネジは取り外 せてもペダル自体は専用工具無しでは取り外せないだろう。
 その為に今回は左図の様なクランクペダル用の取り外し工具を 購入したが、こちらもベアリングを注文したホームセンターに丁 度置いてあった為に一緒に購入してきた。
 
 更にベアリング部分を外す為の工具が上図の様なもので、一般 工具売り場で似た様な物が置いてないか聞いてみると無く、それ ならばと注文してもらったがそのホームセンターで使用している 物であればと同じ物を注文してもらった。
 もっとも、メーカーと型式を指定してくれれば発注すると言う 事であったが、また調べてからの注文となると時間がかかってし まう為に、お店で使用しているのであればと同じ物を依頼してみ たがHOZAN製の工具であった。
 
 また、ベアリング部分の調整には中央のベアリング固定用を上 図の様なスパナで固定しておきながら先程の専用工具で周囲にあ るリングナッドを締め付ける為に必要で、左図の様な一般的なモ ンキーレンチと薄口のモンキーレンチの他に、以前自動車用とし て購入してあった右上図の様なモーターレンチと呼ばれる以外と 大口径な物に対応できるレンチも用意してみた。

◆その他について
 左下図にあるのが分解の際によく使用するCRC5−56とス プレー式のグリースであるが、どこにでも簡単にグリースアップ できる事から、色々なメーカー製を用意して使用していた。
 
 また、今回はクランクシャフト部分のベアリングを交換すると 言う事でクリームタイプのグリースも必要であったが、以前使用 していた物が古くなってしまっている事からも、今回ベアリング でお世話になったホームセンターから右上図の様なグリースを調 達してみた。
 
 更に、今までは自動車等でも分解した際には極力ネジ部分まで 新品部品で組み直していた為に必要なかったが、今回はベアリン グ以外は再利用部品で組み付ける事と、ベアリング部分のグリー スを掃除する必要があった事から、右上図の様なスプレー式のお 得用で大型のパーツクリーナーも用意してみた。
 更に部品を洗浄する際に100円ショップから用意した左上図 のステンレス皿とステンレスのアミも用意し、この上で部品を洗 浄しそのままおいておくと汚れだけが下に出るだろう。
 と言う事で、今回は2つの専用工具を用意しただけであとは一 般的な工具がほとんどで、これらを使用してクランクペダル部分 のベアリングを交換してみる事にした。


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