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Panasonic製 CY-ET700D (アンテナ分離タイプ)
本体の電源配線
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◆車両側への電源配線
 電源の配線はETCに付属のハーネスを利用し、左図の様にギボシ 端子になっている方を車両側の電源に接続する様にする。
 接続する電源は左図の様にメモリーバックアップ用の常時通電端子 である【+B】と、エンジンキーをACC側にした時に通電するアク セサリー用電源を【ACC】に接続する。
 あとはオーディオ機器や車体金属部に接続するマイナス端子である 【GND】の3本を接続するだけであり、通常は右上図の様にオーデ ィオ機器を汎用の物に交換している場合には車種別専用ハーネスを利 用している場合が多く、ここから分岐して電源を供給するのが望まし いだろう。
 しかし純正オーディオのままの場合には、そのハーネスを切断して ギボシ端子で加工し分岐したり、噛み込むタイプの分岐する部品を使 用して電源を供給するしかないだろう。
 今回は汎用のオーディオ機器を使用してある為に、それらの配線か ら必要な電源だけ分岐して供給している。
 しかし、必ずしもオーディオ機器のハーネスが分岐する様に作られ ている訳でなく、オス1⇒メス2の分岐ケーブルを購入するか作らな いと電源が分岐できない場合がほとんどだろう。
 その為に予めギボシタイプのY型分岐ケーブルを購入しておくか、 若しくはギボシ端子を購入して自分で分岐ケーブルを自作しておくと 良いだろう。
 もう1本の黒いケーブルのGNDは、左図の様にオーディオ機器の ケース自体に取り付けておいても良いだろう。
 ほとんどの場合には左図の様にオーディオ機器を車両から取り外し た場合には、機器のケース等は車両の車体とは導通が無く浮いている だろう。
 その為に、このままで動作確認を行うと誤動作する可能性がある為 に、予め太目の線材で車体と機器とを接続しておく様にすると良く、 純正オーディオを使用の際にも分解した際にはGNDを接続しておく と後で他の機器を取り付けたりする際にも何かと便利であろう。

◆本体へのコネクター接続
 通常は機器の取り付けに際してはバッテリーのマイナス端子を取り 外してから行う様に指示されているが、実際にはバッテリーは接続し たままで作業する事が多いだろう。
 その為にETCの本体へのコネクター挿し込みは電源コネクターよ りもアンテナコネクターを先に接続する様にした方が良いだろう。
 これはアンテナ部分にこのアンテナケーブルを利用して電源を供給 している場合があり、通電したままでアンテナを接続するとコネクタ ーを差し込んだ際のサージ等でアンテナや本体が破損する恐れがある からである。
 そしてアンテナコネクターが確実に差し込まれた事を確認してから 、続いて電源コネクターを差し込む様にする。
 こちらもバッテリーを接続したままの際にはキースイッチをOFF にしておく事はもちろんだが、バッテリーバックアップ用の常時通電 がある為に注意してコネクターを挿し込む。
 コネクターの挿し込みをゆっくり行ったりすると、やはりコネクタ ーの断続的な接触によりサージが発生して破損する場合もある。
 その為に通電状態での作業はお薦めできず、破損してからでは遅い 為にできればバッテリーのマイナス端子を外してから作業する事をお 薦めする。
 全て取り付けが完了したらオーディオ機器を左図の様にコンソール 内に戻し、特にオーディオ機器の背面にある配線材を無理に押し込ん で断線させない様に注意する。
 また、事前にオーディオ機器等の動作確認も行っておく様にする。
 線材はオーディオ機器の後へ押し込んだり、裏側に手を入れて引き 出す様にしてオーディオ機器を収納し、ETCのアンテナケーブルも 長い分は右図の様にループさせた部分に引き出しておく様にする。


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