[465-A1] リヤアクスル スズキ CDパーツカタログより ◆交換部品の選択 今回はフロントと同様にリア側もハブベアリングを交換してもらった が、ハブベアリングを交換する際には左図の様にブレーキキャリパーを 取り外してからブレーキローターを取り外し、続いて右図の様にハブ自 体を取り外す必要がある。 フロントと違いリア側のブレーキローターもハブに被せてあるだけで 、ハブ自体も簡単に外れて来る為に比較的分解は簡単である。 またハブベアリングもフロントとは違い、リア側ではハブ自体にベア リングが付いており、こちらもしっかりと圧入されている為に取り外し は容易でない。 結局ハブベアリングはフロントと同様にコジリ外す必要があり、挿入 時にもベアリングインストーラを使用する必要がある。 予算さえ都合が付けばハブ自体も新品を用意し、予めハブベアリング 類やハブボルトも組み付けた状態で用意しておけば、交換の際にはハブ 毎の差し替えで済む様になり、作業時間が大幅に短縮できるだろう。 また、ハブを固定するナットには右上図の様に回り止めとしてコッタ ピンが差し込まれているが、このピンは折り曲げて使用している為に予 め新品を用意しておく必要があり、脱落防止の為にも絶対に再利用はし ない様にする。 ◆パーツリスト ここでは、今回交換した上図の部品展開図でマーキングした部品を全 て下記の表に載せてあるが、交換の際には必要に応じて選んで頂きたい 。
尚、ハブベアリングを着脱する際にはベアリングインストーラや ベアリングプーラ(又はアンインストーラ)が必要になって来る為 に、自分で作業する際には予め準備しておく必要があるだろう。 また、ハブボルトの着脱には手動の圧入機を使用してもかなりの 力が必要で、大型の機械がある所を探しておくか部品販売にお願い して交換してもらうと良いだろう。 メインに戻る 車両関係に戻る セルボモードメニューに戻る オーバーホールメニューに戻る 第一段メニューに戻る 軸受けメニューに戻る |