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セルボモード(CN32S)のオーバーホール
[141-b1] エキゾーストマニホールド
スズキ CDパーツカタログより

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◆交換部品の選択
 普通は壊れた部分だけ直すと言うのが普通だろうが、部品が無く なってからでは遅い為に今回はマフラと同様に上記にあるタコ足か ら触媒までの全ての部品を交換した。
 以前、同年型のアルトワークスでタコ足の中が熱でボロボロにな り、落ちた大きな固まりがタービンにひっかかると言うトラブルを 聞いた事があり、今回は思いきってタコ足からマフラーの後までを 全て交換してみる事にした。
 タコ足自体は左図の様に遮熱板が付いたままで取り外されており 、それほどボロボロな感じは無かったものの遮熱板を取り外してみ ないとわからないが、今回は新品と交換する事もあり詳しくは調べ てこなかった。
 そして右図が触媒で、光に向けて見てみると完全につまっている 部分は無いようだが、新品との排圧の違いはどのぐらいなものなの かは不明である。
 触媒自体は高価な為になかなか交換する人はいないだろうが、今 回排気系を全て交換した結果高回転の伸びが良くなり、特に高速で 80〜100キロからの加速が格段に良くなり、丁度5,000r pm前後からと言うものは踏んだか踏まないかわからないぐらいで も加速してしまう程で、メーターを見ていないと簡単に100キロ を超えてしまう様である。
 この結果からも抜けが良くなったのは確かで、これが触媒なのか マフラーなのかは個別に入れ替えてみないと判断できないだろう。
 左図が触媒とタービンを接続しているアダプタで、これも今回は 新品に交換している。
 そして最後まで交換するかどうか悩んだタービン本体が右図で、 まだ4万キロと言う事でトラブルでもなければ交換する必要は無く 、なんと言っても純正タービンで15万円と言う金額の為に、これ だけの予算があればまだ他のあちこちの部品も交換できると言う点 で気になった。
 その為に、結局今回はタービンだけそのまま再利用する事に決定 した。
 上記でも書いた様に、タービンだけ再利用したものの高回転の伸 びが格段に良くなった為に再利用しても全く問題が無かったと言う 結果なのだろう。

◆パーツリスト
エキゾーストマニホールド 141-B1 [CN32S]
純正 部品名 定価 数量 金額
部品品番
1 14100-53822 ケースセット,キャタリスト \41,000 1 \41,000
2 14810-84001 [ 上記付属 ] \4,900 1 \4,900
3 14172-53E00 カバー,キャタリスト ケース,リヤ \270 1 \270
4 14171-53E00 カバー,キャタリスト ケース,フロント \170 1 \170
5 14173-53E00 ブラケット,キャタリスト ケース \570 1 \570
6 14115-54E00 パイプ,ターボ アウトレット \6,350 1 \6,350
7 14133-54E00 カバー,ターボ アウトレット パイプ \340 1 \340
8 18213-54E02 センサ,オキシジェン \23,800 1 \23,800
9 14810-84000 フューズ,キャタリスト サーモ \5,200 1 \5,200
10 14181-54A51 ガスケット,ターボ チャージャ \910 1 \910
11 14114-54E00 ガスケット,ターボ アウトレット \190 1 \190
12 14181-50F01 ガスケット,キャタリスト ケース \930 1 \930
13 14111-54E00 マニホールド,エキソースト \11,700 1 \11,700
14 14134-54E01 カバー,エキゾースト マニホールド,アッパ \1,700 1 \1,700
15 14130-54E00 カバー,エキゾースト マニホールド,ロア \1,700 1 \1,700
16 14141-53E00 ガスケット,エキゾースト マニホールド \1,650 1 \1,650
17 14142-53E00 ボルト,キャタリスト ケース \170 1 \170
18 09103-08117 ボルト,8x20 \390 3 \1,170
19 09103-08118 ボルト,8x35 \440 1 \440
20 09103-06168 ボルト,6x10 \100 9 \900
21 09103-10020 ボルト,10x25 \170 2 \340
22 01550-08163 ボルト \60 2 \120
23 02142-06083 スクリュ \50 2 \100
24 01550-06103 ボルト \50 4 \200
25 01550-08253 ボルト \70 1 \70
26 01550-08303 ボルト \70 1 \70
27 09159-08056 ナット \80 4 \320
28 14119-81402 スタッドボルト \130 6 \780
29 14119-54A50 ボルト,エキゾースト マニホールド \790 1 \790
  合計 \106,850
 このエキゾーストマニホールド部分はマフラと違い遮熱板やセン サー等が多い為かものすごい部品点数になる。
 やはり予想通り触媒が一番高価で4万円にもなるが、軽自動車の いい所である部品が安いと言う事で普通車の半額近いかかくで交換 できるのも魅力である。
 意外と大きさの割には安かったのがエキゾーストマニホールドの タコ足で1万チョイで買えるのだが、どちらかと言うとO2センサ ーが結構高価で排気温度センサーはフューズタイプの簡単なものの 為に意外と安価であった。
 排気側の交換はセルボモードの様に横置きエンジンであれば左図 の様にフロント部分を取り外せばエンジンを下ろす必要が無い。
 上手くラジエータもミッション側にシフトしている為に、右上図 の様にタコ足を取り外した様子が簡単に見る事ができる。
 その分、逆にインテーク側を何かしようと思ったら大変だろう。


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