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セルボモード(CN32S)のオーバーホール
[314-E1] ジェネレータ
スズキ CDパーツカタログより

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◆交換部品の選択
 セルモータを交換したついでと言う事で、同じ様にインテーク側 にあり交換が大変な事と、壊れないうちと言う事でオルタネータ( 発電機)も一緒に交換する事にした。
 こちらも上記イラストの様に各部単品で購入できる様になってい るものの、古くなってはどこから壊れるかわからない為に、取り付 けブラケットと共に新品で交換してもらった。

◆パーツリスト
ジェネレータ 314-E1 [CN32S]
純正 部品名 定価 数量 金額
部品品番
1 31400-50E11 ジェネレータアッシ \53,400 1 \53,400
2 17911-53E00 ブラケット,ジェネレータ \2,150 1 \2,150
3 01550-08353 ボルト \70 1 \70
4 01550-08203 ボルト \60 3 \180
5 01550-08303 ボルト \70 1 \70
6 17921-54E00 アーム,ジェネレータ \590 1 \590
7 09118-08107 ボルト,8x25 \70 1 \70
8 08321-01063 ロックワッシャ \50 1 \50
9 08310-00063 ナット \50 1 \50
  合計 \56,630
 オルタネータの価格は上記表の様に高価だったが、今回のオルタ ネータ交換は結果が非常に良く、従来ドアを開けてバックするとキ ー閉じ込みブザーがピュルルピュルルと変な音をたてて鳴っていた ものが直った。
 また、同じ様にドアを開けたままでパワーウィンドゥをオートで 上げると、最後のガラス押し上げ時にもピュルルピュルルと鳴って しまい、キー閉じ込みブザー回路が壊れたものと思っていたのだが これも直ってしまった。
 以前、1〜2回ほど新品バッテリーが1ヶ月もたなかった事もあ り、それ以降は無かった為にたまたま運悪く悪いバッテリーに当た ったのかと思っていたが、意外と発電機が原因していたのかも知れ ない。
 更にエアコンが暴走し温度調節をいくら変えても暖房側に最大と なってしまう事が春先に度々あり、2〜3年に渡り窓全開で移動し た事もあった。
 たぶんこれもエンジン始動の際の電圧降下でエアコン等のマイコ ンがパワーオンリセットできなかったか、電圧が落ちて動作不安定 のまま立ち上がったのだろう。
 発電機を交換してからと言うものはエアコンの誤動作も全く無く なり、気になっていた問題の多くが発電機の交換で全て解決されて しまった。
 左右の図はオーバーホール第一段の際に撮影した物だが、よく見 ると右図の発電機後方にオイルのにじんだ様な跡が見えるが、この 部分にはレギュレータと呼ばれる低電圧回路や充電回路の基板等が ある部分の為に、防水加工されているかどうか確認はしていないが この基板に油や水が入ってしまうと誤動作の原因となるだろう。
 また、左図をよく見ると発電機のプーリ下部やエンジンブロック 下部には何やら黒い粉末が沢山たまっている様に見える。
 これがどこから発生しているか不明だが、この状態では発電機に 入り放題になっている様にも見えるが、これが今まで発生したトラ ブルの原因になっているかどうかはわからない。
 そして更に気になったのが右図下部にあるオイルパンとのつなぎ 目からの黒いにじみであるが、走行中にオイルパンを打った事は無 いと思う為に変形では無いと思うが、オイルパンとエンジンブロッ クとのシールが劣化して漏れてきているのかも知れない。
 現在では1週間にほぼ1回しか乗っておらず、その間に車庫の床 に油がこぼれていた事はない為にほんのわずかなシミなのだろう。
 この辺もいずれ直しておいた方がいいのかも知れない。


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