[551-C1] フロントホイールブレーキ スズキ CDパーツカタログより ◆交換部品の選択 元々キャリパー毎交換するつもりでいたが、とりあえずディーラー に実施した事があるか聞いてみると、通常はキャリパー毎の交換をお 薦めするとの事であった。 エンジンなんか気軽に下ろして分解している割にはこの様な返答が 来るとは以外で、やはりエンジンは不具合があっても止まるだけだが ブレーキは車を止められなくなってしまう事から分解は避けているの だろう。 上図ではブレーキキャリパーアッセンブリを購入するとブレーキパ ッド関係も無条件で付いて来るのだが、実際にはブレーキパッドの有 無を指定できる様になっているらしい。 これは時期によっても違うらしく、私が調査したパーツカタログは 2003年10月版で、2004年秋ではブレーキパッドは無しでも 購入できるとの事であった。 しかし、ブレーキパッドとセットでないと購入できないシム関係も 購入したい事から、今回はフルセットで購入をお願いしてブレーキパ ッドだけはPCD100化の際に交換したばかりの物を使用して、新 たに購入したパッドやシムは箱に入れたままで戻して頂く事にした。 しかし、ブレーキパッドの形状が違っておりパッドもセットで交換 しないと取り付けられないと言う話があり、実際には全て新品部品で 交換されて来てしまった。 こちらはまだ未確認であるが、ブレーキキャリパーが変更になった とは思えず、改良版か代替品番で従来の番号と違っていた為にそう思 って交換したのではないかと思われる。 取り外した部品は戻って来ている為に、この件についてはブレーキ パッドが減った頃にでも交換してみて実際に確認する事にする。 PCD100化を検討している際にブレーキローターの交換が必要 であった為に色々と調べていたら、HA22S以降のアルトワークス を初めとし、ワゴン関係のターボ車では全てフロントにベンチレーテ ッドディスクブレーキが採用されていた。 その為にどうせ交換するのならばこのベンチレーテッドディスクに 交換しようと思っていたが、一部記事によりベンチレーテッドディス クよりも普通のディスクブレーキの方が効きが良いと言う話もあった 事から断念した。 ホイールを15インチにするとベンチレーテッドローターのスリッ ト部分がよく見える為に、放熱性もよく丁度良いと思っていたが今回 は普通のディスクブレーキで交換を進めた。 もしも交換する際にはブレーキローターが厚くなった分でブレーキ キャリパーも合わなくなってしまう為に、換装の際には注意して部品 選定を行う様にし、今回は取り付けに関する情報を全く調べなかった 為にもしかしたらブレーキキャリパーの取り付けブラケット等の交換 も必要かそもそも換装が不可能かも知れない為に事前に調査してから 行って頂きたい。 また、PCD100化の時に購入したHA21S用のフロントブレ ーキキャリパーと比較してみると、サイズや取り付け方法は全く同じ であるが、左側のCN32Sと違いブレーキホースが予め90度曲が った方向から取り付けられている事がわかるだろう。 この辺もブレーキホース毎交換すればHA21S用のブレーキキャ リパーでも利用可能だが、わざわざ違う品番の物に交換してもメリッ トは全く無く、修理等の場合にもし難くなる為にできるだけ同品番の 部品を使用しておいた方が無難だろう。 ◆パーツリスト
フロントブレーキユニットの交換では1つの品番で必要な全ての部品が 購入できる為に非常に簡単であり、ブレーキキャリパー関係の取り付けネ ジ類も全て付属してくる為に必ず新品と交換する様にする。 パーツリストにてブレーキキャリパーの品番を選択すると上記の様に型 式が2つずつ表示され、下段にある付属品はブレーキパッドやシムの事を 指している様である。 今回はPCD100化の際にブレーキローターを交換し、まだ500k mと走っていなかった為に交換部品から除外した。 しかしブレーキキャリパーを交換してもブレーキパッドを従来から使用 していた物をそのまま使用すれば問題は無いが、もしもブレーキパッドも 一緒に交換する際には必ずブレーキローターを研磨するか新品と交換する 方が良いだろう。 これを怠ると当たりが付くまでジャダー等が発生してしまう可能性があ り、これらの異常振動等で各部品に負担がかかるだけでなく制動距離等に も関わってくる為に注意が必要である。 メインに戻る 車両関係に戻る セルボモードメニューに戻る オーバーホールメニューに戻る 第四段メニューに戻る ブレーキメニューに戻る |