ani_103.gif

セルボモード(CN32S)のオーバーホール
[514-C1] ブレーキパイピング
スズキ CDパーツカタログより

ani_103.gif
◆交換部品の選択
 ブレーキキャリパーを取り外す事によりブレーキキャリパ側のプレーキ ホース先端にある同ワッシャーも必ず交換する様にする必要があるだろう 。
 この同ワッシャーは上図の様にブレーキホース先端を両側から使用され ており、この同ワッシャーがネジを締め付ける事により変形して密着しオ イル漏れを防止している。
 その為に再利用してしまうと、既にこれまで締め付けられていた形状に 変形してしまっており、最悪の場合には変形部分に発生する隙間からブレ ーキオイルが漏れてくる危険性がある。
 これらの事からも、ブレーキホースを交換せずとも必ずこの銅ワッシャ ーはブレーキホースを外した時には交換する事にする。
 また、左上図の様にブレーキホースは部分的にクリップ形状の物でサス ペンション周辺に固定されているが、錆具合によっては新品と交換してお いた方が良いだろう。

◆パーツリスト
ブレーキパイピング 514-C1 [CN32S]
純正 部品名 定価 数量 金額
部品品番
1 09360-10026 ユニオンボルト \130 4 \520
2 09161-10009 ワッシャ,10x15x1.5 \70 8 \560
3 09383-13003 Eリング \100 2 \200
  合計 \1,280

 ブレーキホースをブレーキキャリパに固定しているボルトと銅ワッシ ャーはフロントとリア共に同品番の部品を使用している。
 その為に購入する品種は少ないものの、使用する数量に気を付けて用 意する様にし、特に同ワッシャーはボルトの両側に取り付ける為に数量 が2倍必要である事に注意する。
 フロント側で使用されているEリングと呼ばれるブレーキホースをダ ンパーに固定する金具は、バネ的に利用されている為に必ず交換せずと も良いが、錆具合等によっては交換しておいた方が良いだろう。


メインに戻る  車両関係に戻る  セルボモードメニューに戻る 

オーバーホールメニューに戻る  第四段メニューに戻る  ブレーキメニューに戻る 

ani_101.gif
このホームページについての連絡先は こちら 迄にお願い致します