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セルボモードのストラットタワーバー
タワーバーとの異常接近!

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◆バッテリーのプラス端子
 タワーバー取り付け作業のページでも書いたが、今回使用したタワ ーバーはストラット上部に付くブラケットがバッテリーのプラス端子 とかなり接近する。
 もしもこちらがバッテリーのマイナス端子であればさほど問題には しなかったが、現在でもバッテリーのプラス端子にはHIDやオーデ ィオ関係の太い電線が圧着端子で接続してあり、それらの線材が無理 矢理接続している為にかえって危険に見えてしまうのかも知れない。
 いずれこれはまとめて配線し直すにしても、この接近した状況をな んとかしたいものである。
 正面から見る分ではストラット部分からブラケットが立ち上がり、 バッテリー端子の上でバーが接続しているように見え、さほど問題に ならない様な感じがするが、右図の様にバッテリーの真上から見ると その接近している様子がよくわかる。
 取り付けのページでも書いてあるが、ストラット部分から立ち上が った板金がバッテリーに接触してバッテリーを多少移動したくらい接 近しており、その板金の立ち上がりが丁度バッテリープラス端子の真 横に来るのである。
 作業するのが私だけであれば良いのだが、車検・点検でディーラの 整備士等も作業する為に、万が一何かあってからでは遅い為に何らか の対策を行う必要がある。

◆バッテリーの設置方向について
 一番手っ取り早い方法はバッテリーを180度回転して、端子側を エンジン側に寄せてしまう方法である。
 しかし、この方法であればバッテリーへの配線が前後逆になってし まう訳で、右図の様にバッテリーのケーブルにはあまり余裕が無い為 にバッテリーの180度回転はできないだろう。
 その為に、あとはバッテリー自体を違う種類に乗せ替えて、現在使 用しているバッテリーとは端子の極性が逆に取り付けてあるタイプの バッテリーを使用するしかないだろう。

◆バッテリーの種類について
 バッテリーも安くなり40クラスで2千円前後で買える様になり、 今回もまた同じタイプのバッテリーを入手してきた。
 バッテリーには必ずと言って良いほど同容量・同サイズで端子が逆 になっているタイプがあり、これはバッテリー型式の末尾にあるマイ ナス端子の取り付け方向を表す記号で区別している。
 その為にセルボモードが純正で使用しているのが40B19Lと言 う型式で、末尾がLの為に右図の上にあるバッテリーを見てみると、 バッテリー端子を手前側にして左側にマイナス端子があるのがわかる だろう。
 その為にマイナス端子を純正と逆の方向にしたい場合には、末尾が Rの付く40B19Rと言う右図の下側のバッテリーであれば図の様 にバッテリーを180度回転した向きにしてプラスとマイナスの電極 が同じ方向を向く様になる。
 今回はこの逆極性のバッテリーを利用する事にした。
 しかしディーラ等での整備作業時に万が一バッテリーを下ろす可能 性がある為に、左図の様な極性マークをもっとわかり易い物にするか 予め車検・点検時に注意事項として連絡しておくと良いだろう。
 特に車両メーカーによってはバッテリーの端子方向を全て統一して いる可能性があり、何も気にせず標準の方向に設置される可能性があ る為に、くれぐれも逆接続をしてしまうとエンジンコントロールコン ピュター等の制御系やオーディオ関係等の電装系が破損してしまう為 に、絶対に逆接続だけは起こさない様に注意して頂く必要がある。


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