◆フロントドア周辺 車両ではドアの周囲に右図の様なゴム製のパッキンが取り付けて あるが、これで雨天時でも車外の水分が車内に入り込まない様にし ている。 しかしこの部分はドアの頻繁な開閉で毎回潰れており、場所によ っては潰れるだけでなく変形したままになったり、それだけでなく 擦れて穴が開いてしまう恐れさえある。 特に潰れたままで変形してしまうと、この部分の密着性が悪くな り雨漏りを起こす原因となる為に、もしも水滴が落ちてくる様であ れば交換する必要があるだろう。 実際に、この車両では右図の様にドアの開閉する部分に1箇所だ け擦れて削れている部分があり、まだ穴が開いていないまでも何れ は穴が開いてしまう様である。 また、ドアの内側である板金部分の貼り合せにも左図の様に保護 用の硬いゴムラバーが挟み込まれているが、こちらは擦れる事は無 い為に破損の心配は無いが、まれに熱等で縮み長さが短くなってし まったりする物もあるだろう。 この辺は現車の状態を見てから交換が必要かどうかを判断すれば 良いが、車両が古くなってくると部品として購入できなくなるおそ れがある為に注意が必要である。 また、車両には左図の様にドアの下部にある板金保護用のステッ プカバーが取り付けてあるが、この辺も割れていたりする場合には 交換しておくとよいだろう。 今回ここで紹介しているセルボモードは3ドアの為に両サイド2 枚のドアだけだが、5ドアであればドアは4枚となるが、ここでは 3ドアのみの部品を紹介する。 そして今回はまだ交換するには時期が早過ぎる様だったが、既に この車両も15年となってしまっている為に、今後部品が無くなっ てしまわない様に購入するのみで、今回ここでは交換作業は行わず に部品の紹介だけとする。 ◆消耗品部品表 今回は下図にある様にドアの開閉する部分の周囲に取り付けるゴ ム製のパッキンであるウェザストリップを購入する場合のパーツリ ストを以下に載せてみた。
ウェザストリップはドアの外周を1周している為にサイズが大 きく、実際には右図の様に3重に輪が小さく巻かれてビニール袋 に入れられている。 またゴムは柔らかい為に、保管する際には輪を立てたり重い物 を重ねておくと、変形してしまって使い物にならなくなってしま うおそれがある為に、保管の際には十分注意する必要があるだろ う。 ◆ドアハンドルについて ドアの消耗品といえばドアハンドルもあるが、開閉時の爪によ る傷や長年暑い屋外に置かれてしまっているとハンドル自体が割 れてくる場合がある。 この車両も以前キーシリンダースイッチ交換時に、キーが変っ てしまう為にドア関係のキーも全て交換したが、この際にドア内 部から固定してあるボルト部分からドアハンドルが割れていた。 この様に、外部からはわからなくとも内部から壊れている場合 もある為に、10年以上経ったならば予備として購入しておくの も良いだろう。 その為に以下にドアハンドルを購入した際のパーツリストを載 せてみた。
そして、ドアハンドルはドア内部から固定されている為に、雨水 等が入り込み錆びているおそれがある為に、必ずボルトも一緒に購 入しておく事をお薦めする。 メインに戻る 車両関係に戻る セルボモードメニューに戻る オーバーホールメニューに戻る 第六段メニューに戻る 交換メニューに戻る |