◆178-A1 ウォータホース 以下の部品が今回漏れ出してしまった部分である水冷オイルクー ラー周辺のホースである。 実際に取り付けるとおそらく更に変形させられると思われ、長時 間使用されれば何れまた折り曲げられた部分に負担がかかり、その 部分から徐々に亀裂が入るのだろう。 実際、この部分のホースから水漏れを起こした後には、薄いアル ミ箔が付いているものの濡れてしまうと紙が溶けた様にボロボロに なってしまっていた。 右上図はホースの先端を固定する為のクリップで、この水冷オイ ルクーラー周辺のホース固定には、右上図の様に2種類のクリップ に統一されている様である。 そしてこれらのホースを保護する為のチューブが右上図で、通常 の電線等が保護されているコルゲートチューブの様だが、こちらも 長めの為に切断して使用するタイプとなっている。 パイプの為に錆や内部のめづまりさえ無ければ交換の必要は無い が、溶接部分からの錆で水漏れを起こさないとも限らず、今回交換 に至ったのはこのパイプの両端にある挿し込み口に右上図にあるリ ング状のパッキンが使用されている事から、このリングを交換する 為に取り外すのであれば一緒に交換しておいた方が良いだろう。 このホースはミッションの真上を通る為にこれまでのホースより は熱い部分に無いのだが、エンジンルームと言う環境からするとそ ろそろ15年になろうとしている車両の為に、万が一を考えて交換 しておく事にする。 ◆139-C1 ターボチャージャ 以下は冷却水系統ではなく、タービン冷却用のオイルをエンジン 下部にあるオイルパンまで戻す為のホースであるが、このホースも 今回亀裂が入って冷却水が漏れ出した隣で真横にある為に、同様の 灼熱地獄中にある事からも交換する事にした。 当然であるが、右下図にある様なシールパッキンも同時に交換す る必要があるが、パッキン自体を単体で購入した所2枚付いてきた が、どうやらパーツリストを見直してみると数量が記載されていな いパッキンの項目があり、左下図にある継ぎ手とセットとなってい る様である。 しかしイラストではセットとなっている記載が無い為に、万が一 を考えて付属して来ない場合を考えると、安価な部品でもある事か ら単体でも注文しておいた方が良いだろう。 その為にタービンに取り付けられている左下図の様な遮熱板も古 いままで、今回この部分のホース交換を期に遮熱板も交換する事に した。 メインに戻る ⇒ 車両関係 ⇒ 自動車関係 ⇒ 軽自動車関係 ⇒ セルボモード ⇒ オーバーホール ⇒ 第七段 ⇒ 水ホース |