SUZUKI CERVO MODE [CN32S]
余談:今回の代車


◆今回の代車は・・・
 12月の始めに一度連絡が入ったのだが、予定していた代車が 貸し出している人の整備が遅れているためにすぐに貸し出せる代 車が無いとの事であった。
 その為に1週間後に日程を延ばしたのだが、年末も近くなって 年内中に終わるのかどうか心配だったが、何とかがんばってみる との事で一旦それで話は終わった。
 今年は5月の連休以降は忙しくて盆休みも無く、秋の3連休が 何度かあったがそれも忙しくて休めず、溜まった代休で月曜日を 休みにして一週間後にセルボくんを置きに行ってみた。
 すると風邪で受け付けてくれた人が休んでいるらしく、更に代 車が無いと言う話しになり帰れない事になるかと思ったが、軽ト ラで良ければあるとの事でとりあえず借りて帰ってきた。
 しかしスズキは代車がいつも新車同然の車両ばかりで、軽トラ も例外ではなく今回借りた上図のキャリィも900kmしか走っ ていない物であった。
 数年前にも軽トラを借りたが、以前の方がエンジンのパワーバ ンドが広かった気がするのだが、特にシフトアップして回転が落 ちた時の立ち上がりは以前のと比べるとチョッと鈍い。
 だが車重が軽い為とギヤ比が高い事もあり、ガンガン加速して ギヤもどんどんあげる事ができ、こんな感じのレスポンスが普通 の車にも欲しい所である。

◆代車が極端に大きく
 軽トラでは買い物に乗せて行っても荷物を積む場所も無く、後 ろは広くてよいが屋根が無い為に、冬場は雪まみれになってしま う他、荷物を積んだままでは盗難に会う可能性があり、次の場所 へと買い物に行け無い為にアルトバン等でも良い為に軽トラだけ は何とかならないか相談すると、元々予定していた代車が戻って きたら交換すると言う事であった。
 すると早速その日の夜に電話が入り、代車が戻ってきた為に交 換するとの事であったが・・・
 早速スズキに出向いてみると車が数台並んでおり、最初はスイ フトかと思ったのだがその隣にあるSX4が今回の代車であった が、今まで現車を見た事が無かっただけにサイズが大きく、真横 にあるスイフトと比べると明らかに一回りも大きくびっくりした 。
 そして中に乗ってエンジンを始動してみるとなんとHDDナビ が装着されているし、ヘッドライトを点灯させてみるとHIDま で装着してあった。
 今までも1,000km以内の代車ばかりを色々借りたが、今 回が一番豪華仕様かも知れず、走り出してみると意外と加速が良 いだけでなくATにしては良い感じでシフトが切り換ってくれる 。
 心配な事はこれだけ車幅があっては車庫に入るのかどうかだっ たが・・・
 何度か従来どおりセルボくんを入れている方向からトライした が無理で、やはり車幅が大き過ぎて左寄せを行うには限度があり 、ただ左寄せではなく全長もかなり長い為にリアフェンダーを当 てに行く位寄せてから一旦切り換えして、更に寄せつつバックし ないと入らなかったのである。
 その為に上図の様に通常セルボくんを入れている方向とは逆方 向に入れる事により、リアフェンダーとのクリアランス確認が容 易に行える様にした結果なんとか入れる事ができた。
 左上図の様にレガシーとGT−Rのフロントバンパーとは余裕 をつけて5cm寄せとする事で、右上図の様にシャッターとは2 0cm程度の余裕が取れる為に毎回この方法で収納している。
 やはり何度か試したが一度で入れる事はできず、後ろのフェン ダーが確実にレガシーのフロントバンパーに当たる角度で持って 行き、そこから逆に目いっぱい切り返してフロントタイヤがGT −Rのバンパーに寄せ、更に切り換えしてリアタイヤがレガシー のフロントバンパー5cmの所に修正する事でこの位置に来る。
 当然後ろまで寄せてしまうと運転席から降りられなくなってし まう為に、ドアがGT−Rとレガシーの間に来る様に停車させて 乗り降りしている。
 幅が広いと言ってもレガシーとほぼ同じ幅の為におそらく5ナ ンバーサイズなのだろうが、元々軽自動車の幅で考えていた為に そのスペースに普通車を入れてしまうと言う事に無理がある。

SX4 SALOMON Limited
 休みにゆっくり代車を見てみるとどうやらSALOMON L imitedの様であるが、現段階の物ではなくシート地のカラ ーリングからすると一つ前のタイプの様である。
 なかなか快適な為にパーツリストを届けに行った帰りにSX4 とそのSALOMON Limitedのカタログを頂いてきて 見てみたが、セルボのSRやTXあたりを購入するつもりならば 1.5であれば十分購入できる価格帯となっている為に、おそら く税金の問題だけとなるだろう。
 シートは現状ではセンター部分がグレーとなるが、同じ位置に SALOMONのロゴが入っており、ドアの青い部分もグレーと なる様である。
 メーター類はシンプルで大きい為に見やすく、スピードメータ ーが200km/hまであり丁度真上が100km/hとなって いる所も今風なのであろうか。
 ただ、燃料計が置針式でない為にエンジンをOFFにすると燃 料計がEmptyとなってしまうが、停止している時に確認する と言う事もあまり無い為に問題にはならないだろう。
 そしてダッシュボードの中心には右上図の様なインフォメーシ ョンディスプレィが付いており、これは通常では最下位グレード のみ時計となる他はほとんど標準装備されている様である。
 中央の温度表示は室外温度表示の様で、ある程度温度が下がる と雪の結晶マークが表示されるが、温度は現在のところ−3℃ま では確認している為に、雪の多い寒冷地での使用でも路面凍結の 参考にはなるだろう。
 右側にある表示はスイッチの切り換えで平均燃費と瞬間燃費を 表示できる様になっている為に、気になって少燃費運転を心がけ 様と思うようになるかも知れない。
 そう言えば燃費と言うと100kmぐらい走っても燃料計はF ullを超えたままで壊れているのかと思えば、徐々に減ってき て上図の様に360km近く走ってもまだ半分以上ガソリンが残 っているのがわかるだろう。
 そして400km越えた頃にやっと半分になり、心配だった事 もあり430km走った所で給油してみたが、燃費を算出してみ た所では雪の無い冬にしても17km以上となっていた。
 カタログ上ではSALOMON Limitedは1.5の4 WDで15.6kmとなっていたが、車重が1.25tもあるわ りには経済的である。
 エアコンもデジタル表示ではないにしろオートエアコンで、温 度調節や吹き出し口の切り換えも以前の様なワイヤー式ではなく 、全て軽いつまみの為に電動式の制御がされているのだろう。
 そして今回はHDDナビが装着されていたが、現在のSALO MON Limitedではオーディオレスが標準で、8スピー カだけは装着されている様である。
 電源を入れると画面にはSUZUKIと表示される為に工場装 着タイプの純正品であると思われ、ステアリングにあるオーディ オスイッチも動作する事から、以前のSALOMON Limi tedはHDDナビつきがあったのかも知れない。
 このナビはロードエクスプローラで起動している為にクラリオ ン製のアゼストと思われ、詳細を見てみるとDVDやCDの再生 も可能で、メモリーカードの再生も可能とあったがメモリーステ ィックの為にCDを使用している。
 当然、MP3が再生できる事からここ半年分のデータをCD− Rに焼いて使用してみたが全く問題なく動作したが、HDDから の再生も可能とあった為に調べてみると、音楽CDからの録音の みだった為に残念ながら使用できなかった。
 ATは4速でDレンジにすると4速自動切り換えとなり、冷寒 時には3速間で切り換るらしく、Dレンジのレバーを右側に倒す と3速モードになり、街中等では適度なエンジンブレーキとDレ ンジよりも小刻みなシフトを行ってくれる為に便利である。
 一見、3速にすると燃費が悪く思われがちだが、40〜50k m/hで走行するのであれば、下手にトップに入ったままで加速 するよりもギヤを落として早目に立ち上がらせて一定速度で走行 した方が燃費もよいだろう。
 実際、瞬間燃費計を見てみてDレンジから3速に切り換えても 燃費が変わらなかったりする場合も多々あり、3速の使い方とし てはアクセルを完全にOFFにするとエンジンブレーキとなって しまう為に、アクセルをアイドルスイッチが切れる程度に踏み込 む事でエンジンブレーキをかけずに進む事も可能な為に、20〜 30km/h以上の速度であればアイドルスイッチを切っても瞬 間燃費は最大表示の30km/Lとなったままである。
 そしてサイドブレーキの両サイドにはスイッチが3つあり、そ のうちの2つはシートヒーターのスイッチであり、座面の他に背 面にもヒーターが付いている様である。
 もう1つのスイッチは2WDと4WDの切り換えスイッチで、 4WDモードでは直結モードもある為に、雪等でスリップして脱 出できなくなった時には便利であろう。
 ワイパーに関しては左上図の様にリアワイパーこそ間欠時間が 調整できないものの全て機能が付いており、前後共にウィンドウ オッシャー液が出る様になっている。
 更に最近の車では標準的に付いている機能の様だが、レバーを 上に持ち上げると持ち上げている間動作する機能があり、普通は チョッと持ち上げる事で間欠時間よりも長い間必要ない時に使用 するのに便利な機能である。
 そして右上図のライトスイッチにはAUTOモードが付いてお り、周囲の明るさに応じてヘッドライト等が自動で点灯・消灯を 切り換えてくれる様である。
 その為に夜や昼と言った場合よりもトンネル等で便利で、特に 高速道路でのカーブしたトンネル等では危険なライト点灯操作を せずに済むだろう。

◆M15A型 1.5 DOHC 16valve VVT
 12月中旬からこのSX4を借りたままの為に、通勤には使用 していないが既に500kmほど走ってみたが、今時の1.5リ ッター車はこれほど軽快になったのかと思わされた。
 確かに、最近ではセルボくんも手を入れ過ぎてもったいない為 に午前中で済まない用事の時には予めレンタカーを借りているが 、ティーダやマーチ等も意外と軽快な事は知っていたものの、こ のSX4は加速感はもちろんだが変速に関しては更によい感じが した。
 エンジン自体は今や常識となったDOHC16バルブであるが 、1.5リッターエンジンにVVTの可変バルブタイミング機構 を取り入れ、更に電子制御スロットルを採用している。
 もしかするとスイフトスポーツは1.6リッターのVVT+電 スロの為に、100cc違いで似た様なエンジン特性が出せてい るのかも知れないが、SX4には2.0リッターもあるのだが、 こちらは電スロではあるがVVTは無く可変吸気システムだけと なっている。
 おそらくこのVVT+電スロの組み合わせが燃費と加速感を得 ているのだろうが、ATである為に上の伸びが悪いのかと思いき や、4,000rpmあたりまでと思っていた加速感が落ち込む どころか加速感を増し、借り物だと言う事もあり6,000rp m付近までに止めたが、この回転まで一気に引っぱったのには今 まで乗ったATの常識感を打ち破られた。
 とにかく今まで乗ったATではあのかったるいトルコンの滑り 具合がどうにもストレスどころではなく、絶対にATは買わない と言う意思を変えられた事は無かったのだが、このSX4を乗っ てからと言うものはこれだったらアリかなと思う様になった。
 しかし、これまで通り車検毎に油・水・ベルト類は全て交換す るにしても、ATオイルとなると毎年交換しなくては夏場の暑い 時期を使用したオイルではもはや伝達効率低下は著しく悪くなっ ているだろうと言う事と、夏場を乗り切れるのだろうかと言う疑 問がある。
 だからと言って強化パーツを入れず、他社から出ている高粘度 ATオイルを入れれば加速感等は増すものの、ATのブレード等 が変形する事は確実な為に、やはり長く乗るには純正ATオイル か同等の粘土のATオイルを、1年毎か夏場の前後で年2回あた りに交換すればよいだろうが、こちら冬場は気温が0度前後にな る為に交換せずとも丁度良いのかも知れない。
 エンジンを見てみると一番目に付くのがエキゾーストマニホー ルドのタコ足で、この焼け具合が何ともステンレスっぽいのだが 、エンジンブロック側のフランジを見てみると若干サビている事 から、おそらくこれはステンレスでは無い様である。
 しかしこのタコ足は今までの鋳物ではなく、上下半分ずつ折り 曲げて左右で溶接して作ったタコ足の様であり、最初は遮熱板と 思ったのだがよく見てみるとそうでは無い様である。
 そしてエンジンルームが広い為にバッテリーも小さいものがポ ツンと置き去りにされているのかと思うと、若干大きな46B2 4Rのカルシウムバッテリーが搭載されている。
 おそらく、4WD車を選択するとシートヒーターやヒーター付 きドアミラーと消費電流が多い為に若干大きいバッテリーが搭載 されていると思われるが、2WD車であればもしかすると19B 20R等の一般的で安価なバッテリーが搭載されているかも知れ ず、ヒーター類を使用しないのであればオルタネータ型式を調べ て4WD車と2WD車とで同型番であれば交換時に19B20R を入れる事で安く済むかも知れない。
 当然、電スロとなっている為にエンジン側の吸気系を探しても アクセルワイヤー等は見つからず、おそらく左上図のジャバラホ ースが接続されている下側にある物が電スロのアクチュエータな のではないかと思われる。
 実際、以前スズキから借りた代車でアルトバンがあったが、坂 道等でギヤを上げたままでも何故かスムーズに上っていく為に不 思議に思っていたら、足踏みで動くスロットルバルブの前に電ス ロが付いており、状況に応じて的確な吸気量を制御している物も あった為に、スズキにとっても電スロはそれほど新しい技術では ないのだろう。
 そして右上図のアクチュエータがABSのアクチュエータと思 われるが、当然最近の車である事もあり昔のポンピングする様な 動作をするABSではない。
 動作もスムーズで、正月明けに積雪と凍結があった為に試して みたが、20〜40km/h程度ではABSが効いているかどう かわからず単にスタッドレスの効きが良いかの様に感じる程度で 、最後に停止する位の速度になってからギュギュッッっと言う音 がするだけである。
 だからと言ってうちのGT−Rの様に抜く方向にだけ制御する 事は無く、ロックしっ放しと言う事も無い様な感じであったが、 意外と安心感がある様に感じられた。
 バッテリーの隣を見てみると何やら四角い箱があり、形状と奥 側に見える多ピンコネクターからこれがエンジンコントロールコ ンピュータのECUなのであろう。
 以前はグローブボックス背面や、足元横のフェンダー内等に設 置されていたのだが、ここ数年前からはエンジンルーム内に設置 しているメーカーや車種が多くなって来ている様に思える。
 しかしエンジンルーム内は直射日光こそ当たらないものの、真 夏の暑い気温だけでなくエンジンが燃えると言ってもよい程の熱 が発生する事を考えると、いくら厚い板金で囲ってもプリント基 板にとってはよい環境とは言えないだろう。
 ましてや量産の半田槽で半田付けされた物では、部品の足部分 の半田の変質でクラックが入りトラブルが起き易くなるだろうと 思われ、特に右上図に見えるコネクター部分ではIC等の部品よ りも太い足の為に半田条件が悪くクラックが出易い。
 その為に、レガシーやチューニングコンピュータの保障があっ た事もありGT−Rこそまだ行ってはいないが、過去乗っていた 車やROM交換をした車両では、半田付け部分を全て確認してダ メそうな部分は半田し直し、特にコネクター部分は全ピン半田付 けしなおしている。
 そんな事もありメーカにはできればECUはエンジンルームだ けは避けて頂きたいものである。
 更にもう1点気になる所があり、左上図の様にエアクリーナボ ックスから出てきているダクトであるが、外気を吸い込む口が以 前の様にフェンダー内部等ではなく、右上図の様にエンジンルー ム内からそのまま吸っている点である。
 確かにこの位置であればフロントグリルに近い為に大丈夫なの かも知れないが、できればエンジンルーム内の熱を吸う様な方法 ではない方が良いだろう。
 逆に冬等は良いのかも知れないが、夏場はやはりとんでもない 温度になってしまう為に良くないのではと思われるが、冬場に暖 房がなかなか効かないと言う事からもあまりエンジン自体が熱を 発生しないのかも知れない。
 しかし、上図の様にECUやエアの吸い込み口を配置したので あれば、バッテリー部分からエンジンルームを遮熱板で完全に仕 切ってしまっても良い感じがした。

◆その他
 今年も雪が少ないのかと思っていたならば正月休みに入った途 端に降ってきて、正月早々除雪機を出動させなければならないほ ど積もってしまった。
 このSX4も長い間借りられるかどうかわからないが、少なく とも1月いっぱいは借りる事になると思うので、凍ってしまって からではと冬用のワイパーブレードを購入してみた。
 カーショップではPIAA等の高価なものしか置いていない場 合がある為に早速ホームセンターに出向いてみたが、今回購入し たものは右上図の様なNWB製の冬用ワイパーである。
 ホームセンターでもPIAA製やBOSH製の製品を置いてい る場合もあるが、物によっては冬用ワイパーブレードでも拭き取 る部分のゴムだけ交換できるタイプもある様だが、あまり高価な 場合には交換できない一体型の方が安い場合があるだろう。
 今回も夏用のワイパーの長さを計ってみて、店頭にある対応表 からも追って型式を探してみたが、SX4では65cmと33c mの2本を使用する様になっている。
 実際にはもう少し長いのだが、やはり積雪を考えるとワイパー ブレード同士を少しあけておいた方が、雪を逃がすと言う事では 良いのかも知れない。
 しかしSX4だけではないのかも知れないが、運転席のワイパ ー長が異常に長く、助手席の2倍と言う事もあり運転席だけで4 .5千円前後もする様である。
 今回のHIDもプロジェクタータイプのヘッドライトであった が、レンズの絞り方なのだろうが比較的明るく問題ないのだが、 やはり純正と言う事もあってか最初に点灯した際には青白い光な のだが、点灯してから1分程度過ぎてしまうとレガシーの時の様 に普通のハロゲンバルブに近い若干黄色っぽい光に変わる様であ る。
 その為にこのままで使用するのならばポジションランプも純正 のままで違和感はないのかも知れないが、やはりHIDとなれば LEDタイプのポジションランプを装着して欲しい所である。
 そしてSX4はセダンの最下位グレードを除いて全車フォグラ ンプが標準装備されている為に、右上図の様にバンパー下部に丸 型のライトが取り付けられている。
 セルボくんの様に35Wタイプのバルブか、レガシーの様に5 5WのHB3タイプなのかは不明だが、ヘッドライトにHIDを 装着した車両の場合には、ハイビームでも若干遠くの方が明るく なる位の為に、もしかするとこのフォグランプは飾りとしてしか 役に立たないかも知れない。
 最も、フォグランプにHB3等のバルブが使用されているのな らば、後付のHIDを取り付けてしまうと言う事もでき、現在で は35Wタイプただけでなく55Wタイプもある為に、ヘッドラ イトよりも明るいフォグランプにする事は容易にできるだろう。
 但し、フォグランプに明るいバルブを入れる場合には注意が必 要で、あくまでも光軸調整ができるタイプの場合に限り可能で、 光軸を調整できないタイプを明るくすると対向車や歩行者の邪魔 になり、ハイビームよりも広がる為に危険行為である。
 現在のSALOMON Limitedのカタログを見て気付 いたが、現在の代車では左上図の様に一般仕様の車両と同じフロ ントグリルが使用されているが、カタログやホームページを見る と右上図の様にスッキリとしたデザインに変更されている。
 更に一般車の方のカタログを見てみると、現在の物と代車のグ リルデザインは変わっていない様であるが、どうやらフロントグ リル全体が無塗装か黒色に変更されており、スズキのSマークだ けがシルバー色かメッキに変更されている。
 SX4は以前からフロントグリルだけは気になる所であったが 、右上図のSALOMOM Limited用のフロントグリル であればデザイン的にも以前の物と比較すると全く問題ない。
 更にカタログを見てみると、SX4にはセダンが後から追加さ れた事は別にして、どうやらSX4には下図の様に2種類の流れ がある様である。
 1つはオフロードとしての利用を想定した物なのか今回のSA LOMOM Limitedと同様の車両下部全体に樹脂のプロ テクターを取り付けて左下図の様にルーフレールも付いた左上の 様なタイプと、プロテクターではなくエアロパーツが装備された 街乗りタイプの2種類である。
 特に右上図の街乗りタイプでは車高が他の車両と比較すると1 5mm程度低くなっている。
 ラインナップも1.5Eは除き、1.5にFとGの2種類が用 意されており、2.0はSの1種類のみで、Xが付くか付かない かでオフロードと一般用とを区別している。
 そして面白いのが価格設定で、1.5のFとXF、GとXGに 2.0のSとXSが2WD/4WD共に全く同じ価格設定となっ ている。
 基本的なデザインは変わらないが、プロテクターがエアロパー ーツになり、ルーフレールがルーフエンドスポイラーになり、更 に街乗りタイプにだけマフラーカッターが付く。
 気になる所といえば、オフロードタイプのプロテクターは塗装 されておらず樹脂がそのままの為に、汚れが付くと洗ってもその まま白っぽくならないかと言う心配があるが、用途的にダート走 行による石撥ねによる塗装はがれを考えると無塗装で正解なのか も知れないが、お買い得なSALOMON Limitedはこ の無塗装プロテクターが付いたタイプとなる為に、個人的には全 て塗装してしまうかプロテクターは全て取り外してエアロパーツ タイプの部品を装着してしまうだろう。
 更によく調べてみると、右上図の様にミラーへのLEDタイプ のウインカーは現在のSALOMON Limitedでも標準 装着されている様であるが、左上図のルーフレールは現在ではオ プションとなってしまった様であり、左上図ではシルバーカラー となっているのだが、現行のオプションでは全て黒色となってい る様である。
 タイヤとホイールはセダンを除き2.0S以外は全車16イン チの205/60−16を装着しており、2.0Sのみ17イン チの205/50−17となっている。
 2.0Sも基本的にはブレーキ関係が共用と思われる為に、冬 用のスタッドレスは16インチが装着可能であるが、上図の様に 16インチでブレーキキャリパーとのクリアランスが多少あるも のの、15インチが装着で切るかどうかは不明である。
 リアブレーキは2.0S以外は全て上図の様なドラム式ブレー キが採用されている為に、リアであれば15インチ装着は可能な 様であるものの、2.0Sに関してはリアもディスクブレーキの 為に16インチでないと装着は無理かも知れない。
 そしてホイールのPCDを測ってみると100mmとなってお り、これは右上図の様にレガシーのPCD100の5穴と全く同 じで、レガシーの場合には215サイズのタイヤでオフセットが +47の為に、意外とそのままそっくり装着できそうな感じであ る。


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オーバーホール 第七段 代車

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