新品プラグの取り付け

新品プラグの取り付け



◆交換部品
 左図が今回用意したプラグとプラグコードである。
 プラグコードは永井電子のシリコンプラグコードが無かった為に 今回は純正のプラグコードを選択したが、NGK等の他社から出て いるかどうかは探さなかった。
 そしてプラグも今回は純正の白金プラグを用意した為に、右図の 様にパッケージにはNGKの他にSGP(Suzuki Genu e Parts)の文字が入っている。
 プラグの方も今回は白金プラグにしたが、金額的にそれほど変わ りが無い事から、イリジウムプラグ等も検討してみると良いだろう 。
 また、白金プラグ・イリジウムプラグ共に接地電極が従来と同じ 材質が使用されている為にほぼ2万キロと考えると、両側白金電極 プラグや中心電極がイリジウムで接地電極が白金等のプラグを使用 すれば10万キロ近くは無交換でも可能になるだろう。
 こちらでも定価的には1本500円高位の為に、これだけで交換 回数が減る事からもお得で手間がかからなくなるだろう。
 取り外したプラグは左図の様に必ず新品プラグと比較し、錆具合 や焼け具合を見ておく様にする。
 あまりにも焼け具合や錆具合がひどい場合には、どこかに異常が 発生しつつある場合がある為に注意して観察しておく。
 また取り外したプラグは捨ててしまわないで、必ず保管しておき その時までの車の状態を表す比較基準用として以後利用する様にし 、次回のプラグ交換時にどれだけ焼け具合が変わっているかを比較 する基準とできるだろう。

◆新品プラグの取り付け
 プラグには右図の様に電極側に保護用の筒が取り付けてあるが、 この筒はプラグに対してかなりゆるい為にすぐに落下してしまうだ ろう。
 その為に、プラグを取り出す際には電極からの落下を避ける為に も、左図の様にプラグの頭部から取り出す様にする。
 この白金プラグ等では白金がチップで取り付けてある事から、従 来のプラグの様にシックネスゲージで調整する事を禁止している。
 この事からも、絶対にプラグの電極側からの落下は避ける必要が ある。
 箱から取り出したプラグは左図の様にプラグレンチにしっかりと 深く挿し込み、エーモン製のソケットレンチでは左図の様にほぼ全 て挿し込まれ、エンジンヘッドに挿し込む部分だけとなっているの がわかるだろう。
 この状態で右図の様にプラグを中吊り状態にしてエンジンヘッド に持って行き、挿し込む手前ではプラグの電極をエンジンヘッドに 当てない様に、片手でプラグ自体を支えながら挿し込む様にする。
 プラグがエンジンヘッド部分に到達したならば、左図の様に片手 で支えながら一旦ハンドルを取り外す方にゆっくり回し、お互いの ネジ溝が合うとカクッと落ち込む部分がある。
 このネジ溝が合った部分から締め付ける方向に回す事で、プラグ が斜めに締め付けられてしまう事を防止するが、プラグを真っ直ぐ に立てておかないとこの段差がわかり難くなるだろう。
 プラグレンチは片手で締め付けて行き、ある程度片手ではきつく なった部分から更にきつく締め付けるが、片手できつくなった部分 から90度締め付けた位が丁度良いかも知れない。
 しかし締め付ける力には個人差がある為に何とも言えないが、本 来はトルクレンチを使用して組み付けるのが一番良いが、今回使用 したエーモン製のプラグレンチの様にハンドルになっている柄の広 がりが短い物はトルクがかけ難く、このハンドルを両手で締め付け て回せなくなる程度まで締め付けておけば良いだろう。
 実際、新品プラグの場合には潰れ易くなっているガスケットタイ プのワッシャーが取り付けられている為に、このガスケットを潰す ぐらいの締め付けを行えばよい様になっている。



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