館モンド製 超ハイパーVaio LED
点灯の様子(従来との比較)

◆テールスモール点灯時
 とりあえずどれだけの違いがあるかを確かめる為に点灯比較を行 ったが、今回は左側にこれまでのフィラメントバルブを使用し右側 にLEDタイプのバルブを使用して比較してみた。
 夜であれば尾灯もそれなりに点灯するようだが、やはりLEDの 先端がレンズ付きの為か右側の点灯が右側に片寄っているのがわか ると思うが、これはセルボモードのテールランプの構造上の問題で この部分が反射する構造になっている為に光が通り難くなってしま っているからだろう。
 その為に左側の普通のバルブに対して右側のLEDは半分しか点 灯していない様に見えてしまうが、夜であればこの程度の差は問題 無く使用できるだろう。

◆ブレーキランプ点灯時(夜の場合)
 次に肝心のブレーキランプを試してみたが、テストには尾灯を消 し暗い場所でのブレーキランプのみで比較してみた。
 確かにブレーキの際には明るくはなるものの、やはり尾灯時と同 様にどうしても左図の様に全体的に点灯している様には見えず、明 るさも暗い割には全体的に光らない性か暗く感じる。
 この比較画像は実際に肉眼で見た場合とどうしても違いが出ず、 色々撮影してみたが上手く行かず色々試したうちの画像であるが、 実際に見てみるとこれらの画像よりも違いがもう少しある事がわか るだろう。
 そしてもう少し絞りを開けた場合の画像が左右の図で、左図が上 図と同じアングルで撮影し右図はブレーキランプと水平位置までカ メラを下げた場合の画像である。
 カメラアングルを下げた方が良く見えるが、これも実際には画像 程良くはなっておらず、どちらかと言うとセルボモード自体の車高 が引くい為に、他車から見ると明らかに見下ろす感じになる事の方 が多いだろう。

◆ブレーキランプ点灯時(昼の場合)
 そして問題の昼間であるが、こちらは日中の屋外では撮影しても カメラからでは違いがわからないと言うよりも、撮影しても点灯し ているかどうかが判別できなかった為に違う方法で撮影してみた。
 1つは左図の様に暗い所でストロボを焚いてみたが、ストップラ ンプの内側にある反射板が光っているのがわかるだろう。
 今回はこの部分の反射板で光が通らずLED等の指向性が強い物 にとって問題になっている。
 この状況は後続車からヘッドライトで点灯されていると言う想定 なのだが、左図からでは右側のLEDはほとんど点灯しているかど うかわからない物になっている。
 そして日中なのだが、右図の様に車庫でシャッターを半開きにし て撮影してみた。
 この場合にはLED側から光が入って来ている為に当然不利だと 思われるかも知れないが、この場合には比較と言うよりも明るい所 では図の様にLEDのあるほんの一部分しか見えないと言う所に注 目して頂きたい。
 シャッターで多少暗くした状況でもこれだけ見え難くなってしま う為に、日中の屋外では更に見え難いものとなってしまっていた。

◆今回の判断として・・・
 今回実験に使用したセルボモードは旧車である為もありテールラ ンプのフィルターが濃すぎるのかも知れない。
 また、左図の様にストップランプ部分に反射板的な所があり、こ の部分もLEDの光量不足に輪をかけて悪くした結果となった。
 特にストップランプは日中で明るく判別し易くなければ追突の恐 れがある為に、残念ながら今回はこの製品の使用を断念した。
 最近の車の様にLEDテールランプでなくとも色付きのクリアー タイプが多くなって来ている為に、これらの車種であればこの製品 でも十分に光量が確保できるであろう。
 また、今回の製品パッケージにはLEDがHP社製と書いてある だけであったが、スペックが不明だが現在ではまだまだ明るいLE Dも存在する可能性があり、昨年仕事で使用した超高輝度LEDも かなり明るい物だった為に、これらにLEDを交換しただけでも違 ってくるのかも知れない。
 この車用ランプのLED化は色々な人が様々な方法で実施し紹介 されているが、やはり一部分だけでなく点灯する部分全面にLED を敷きつめた方が有効であろう。


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