ここまでホワイトランプにしてしまうと・・・
テールランプの交換
◆テールランプ固定ネジの取り外し
ヘッドライトをHID化しポジションランプやコーナーランプの
黄色さが気になったが、今度は夜にバックランプを点灯したところ
かなり明るくものすごく黄色っぽい事に気が付いた。
そこで今回はテールランプにもホワイトバルブを入れてみて、丁
度10年目と言う事もあり全て新品のバルブと入れ替える事にした
。
通常、普通乗用車では4ドア・ワゴン等を問わずほとんどの場合
車内の内張りを外すか開口部があり、その部分からテールランプの
バルブ関係を交換できる様になっている。
しかし、セルボモードの場合にはテールランプ背面の内張りには
開口部も無く内張りを取り外しても何も出てこない。
その為にリアゲートを開けてテールランプユニットの上部を見る
と、左図の様にネジで2箇所が固定されているのがわかる。
この部分にある固定ネジを普段使用するプラスドライバーより大
きいサイズのドライバーを使用してテールランプを固定しているボ
ルト2本を取り外す様にする。
その際にはネジ頭とドライバーが直角になる様に注意し、右図の
様に車の進行方向に向けるとドライバーがネジ頭に斜めに当たって
しまい、ドライバー先端がネジ頭から逃げる様な感じになりネジ頭
を崩してしまう可能性がある。
その為に、この部分のネジを取り外す際にはドライバー先端の当
たりに注意してネジ頭を破損しない様に作業する必要があるだろう
。
◆テールランプユニットの取り外し
2本目のネジを完全に取り外す前には左図の様にして片手でテー
ルランプユニットを脱落しない様に支えておく必要がある。
テールランプユニット下部はユニットから2本の樹脂ピンが出て
おり、そのままテールランプユニットを上側だけ倒すと下にあるピ
ンが折れてしまう為に絶対に倒さない様に注意して作業する必要が
ある。
テールランプユニットを取り外すには、ユニット下部にあるピン
を抜いておく必要がある為に、左上図の様な感じで上に持ち上げな
から引き抜く様にすれば、右上図の様にユニット自体を取り外す事
ができる様になる。
テールランプユニットは完全に車両から取り外す事は出来ず、あ
る程度離れるぐらいの線材の長さの為に、左図の様にリアバンパー
の上に乗せておく事になる。
しかし、そのまま直接リアバンパーに乗せてしまうと、バンパー
にキズが付いてしまい引っかき傷が目立ってしまう。
その為に、左図の様にリアバンパーの上にやわらかい布地やクロ
ス等を置いておき、その上にテールランプユニットを乗せる様にす
る。
また、リアバンパーに砂埃や汚れが付いたままで作業すると、作
業中のこすれによりヤスリ状態となって引っかき傷だらけになって
しまう為に、多少でも汚れている場合にはリアバンパーを水洗いし
てから作業する様にする。
◆バルブの取り外し
テールランプユニットの裏側を見ると右図の様になっており、図
中の橙色のソケットがウインカー用でその隣りの灰色のソケットが
バックランプである。
これらはどちらも21W12Vのシングルフィラメントバルブが
使用されており、もう一つ下側にあるソケットがスモール兼ブレー
キ用の21W/5W12Vのダブルフィラメントバルブであるが、
交換の際には一気に取り外さないで1つずつ確認しながら交換する
様にする。
また、テールランプユニットをあまり引っぱり過ぎると左上図の
様に車両に取り付けてあるハーネス用のゴムブッシュが外れてきて
しまう。
その為に、組み立ての際にはこのゴムブッシュが確実に取り付け
られているかどうかを十分確認した上でテールランプユニットを取
り付ける様にする。
バルブの取り付けてあるソケットは左図の様になっており、ソケ
ットの一部が図の様に突起している部分がある。
ソケットを取り外す際には左図の様にこの突起部分に指を引っ掛
け、左回しに約90度前後回した後にソケットを引き上げると右図
の様に電球が取り出せる様になる。
電球を交換してソケットを取り付ける際には、テールランプユニ
ットのソケット差込口にある溝を確認しておき、ソケットの突起部
分がこの溝に上手く入り込む方向に合わせて挿し込む様にし、その
後ソケット自体を右回しで90度前後回せなくなるまでしっかりと
回転させ取り付ける様にする。
◆使用したホワイトバルブ
今回の使用するバルブサイズではLED式のランプが見つからず
、特にウインカーやブレーキランプは昼間でもしっかりと見える必
要があるためにフィラメントタイプのホワイトバルブを用意した。
21W12Vのシングルフィラメントタイプには、左図にある様
なRAYBRIG製の27W12Vと若干明るめのランプを用意し
、ブレーキランプの21W/5W12Vのダブルフィラメントには
右図の様な21W/5W12Vと35W/5W12Vと言う2種類
を用意したが、明るい方がしっかりと後続車に確認してもらえる様
に明るい方を使う事にした。
◆点灯比較(ホワイトバルブ 対 ノーマル)
早速ウインカーから試してみたが、右図の右側がノーマルランプ
を使用して左側がホワイとバルブを使用し点灯した図である。
左側のホワイトバルブはノーマルより21W⇒27Wと明るい分
、見た目で多少明るい気はするが点滅している際にはこれらの差は
全くわからない状態であった。
また、ホワイトバルブを使用する事によりもう少しクリアーな赤
色になる事を期待したのだが、ランプを変えただけでは赤色のフィ
ルター濃い為か見た目での差は全くわからなかった。
その為に、ウインカーにはホワイトバルブを使用せず、レガシー
で交換したバックランプが丁度21Wで、ほとんど使用していなか
った為にこれと交換しておく様にした。
次はブレーキランプだが、左図がスモール(尾灯)の点灯状態で
右図がブレーキランプを点灯した様子である。
左右どちらの図も右側のランプがノーマルを使用し、左側のラン
プにホワイトバルブを使用して点灯した図である。
どちらも明るさといった点からも色の違いといった点でもほとん
ど差が無く効果が出なかった為に、ブレーキランプにもホワイトバ
ルブを使用せず、こちらもレガシー用のコーナーリングランプが3
5W/5W12Vのダブルフィラメントを使用していた為にこちら
と交換した。
このランプもレガシーでは購入後すぐにホワイトバルブに交換し
た為にほとんど未使用で、セルボのブレーキランプより21W⇒3
5Wと明るい為にこちらも後続車が見やすくなるだろう。
最後にバックランプを交換してみたが、こちらは既にレガシーで
実験済みであったために効果は同様に得られた。
左図を見てもらうとわかると思うが、ホワイトバルブを入れた左
側が全く違った色になり、右側のノーマルバルブと比較すると確実
に白くなっている事がわかるだろう。
そして右図ではスモールライトを点灯したままでバックランプを
点灯した様子で、バックランプだけ一際白く目立っているのがわか
るだろう。
そのバックランプを拡大してみるとよくわかり、右図のノーマル
バルブに対して左側のホワイトバルブは確実に白く、21W⇒27
Wとなった事で多少明るくなっており、バックの際には後方が白く
明るくなり見易くなるだろう。
この様に、テールランプにホワイトバルブを使用してみたが、結
局は何も色の付いていないバックランプにだけ有効で、ウインカー
やブレーキランプの様に色の付いたフィルターがかけてある部分に
は全く無意味だと言う事がわかった。
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