スズキ アルトワークス RS-Z(HB21S)
タダでもらい受ける

◆タダほど高い物はない?
 盆休みの前にアルトワークスを手放すと言う話しがあり、中古 で売るのかと思えば廃車にしてしまう様な話しがあったが、サビ が多い事があった為に少し考えていた。
 話を聞いてみるとボディのサビだけでなくエンジン回転数を4 ,000rpm以上で使用するとクーラントが減ってしまい、い つもペットボトルに水を入れて持ち歩いているらしい。
 当然、クーラントが減ると言う事はエンジンのガスケット類が いっている為に、もしかするとエンジンオイルも漏れている可能 性があり、エンジンも全てやり直す必要がある。
 幸いにもK6Aはタイミングベルトがチェーンと言う事で、切 れる可能性は少ないものの、走行距離も25万km弱と言う事で おそらくチェーンもチェーンテンショナもダメであろう。
 エンジン自体はエンジンブロックやヘッドもまだ新品で販売し ているが、一番心配なのはやはり肝心なボディのサビであるが、 下回りはある程度錆びない様に塗ってあるとの事であった。
 確かに、タダでアルトワークスでそれもRS−Zとなると欲し い所ではあるが、受け取ってしまうとおそらく現行セルボのSR や代車で借りて気になっていたSX4の2.0が買えてしまう程 の補修費がかかってしまう事となるのは確実だろう。
 事実、別ページで紹介してあるセルボモードの 10年目のオーバーホール では、ここ5年で車検や点検代も含めてではあるが3 00万円程の金額をかけて補修した実績もある。
 こちらは壊れたり錆びたりと言う訳ではなかったが、今後10 〜20年以上も乗れる様に補修部品が無くなってしまわないうち にいたるところ部品を交換して行った。
 今年の5月連休明けには突然夜間救急のお世話になってしまっ た事もあり、結局はパニック障害と言う事でチョッと遠い大学病 院の精神科への通院を余儀なくされ、その為にセルボモードやレ ガシーを乗り潰すのももったいないと思っていた矢先であった。
 しかし最近ではどのメーカーも面白い車が無く、ましてやAT のNAばかりの為にいくらお金があっても全く購入意欲がわかず 、年をとって筋力が落ちたりけがをして身障者になってしまい、 どうしてもクラッチが踏めなくなってしまった時に買い替えを考 えても良い様な感じである。  いろいろあれこれと考えた結果、結局アルトワークスをもらう 事にしたが、乗るからには乗り潰すのではなく乗りながらでも更 に最低20年以上は乗れるだけの手を尽す事にした。
 当然、概観の板金にある錆びはもちろんだが、エンジンルーム や下回りの錆等も確認して修復し、防錆処理をしっかりした上で 概観の塗装もやり直す事にする。
 エンジンも全て分解した上で至る所を新品部品に交換し、内装 もある程度汚れている為にフロアーシートや天井等も交換し、新 車とは行かなくとも限りなく近い物にする。

◆ワークスがやってきた
 今年の盆休み前後は忙しく毎日22時頃まで仕事をする毎日だ ったが、最後の金曜からは変電所の点検で停電の為に3連休にし たが、丁度そんな連休の夜に携帯に電話が入りこれからアルトワ ークスを持って行くと言う連絡であった。
 その為にこれまでは3台体制で並べていた車を慌てて4台体制 にする為に移動した。
 元々体調が戻るまでは遠出も行けない為にGT−Rをしばらく お休みする事にしていた為に、左下図の様に一番端の方に寄せて おき、たまにセルボモードを使用する様にして、もっぱらお買い 物にはレガシーをすぐに使用できる様に置いてみた。
 車庫内の車を移動してからしばらくしてアルトワークスが届き 、早速車庫に入れた時の様子が右上図であるが、さすがに錆びて ダメになったらしくボンネットだけが黒い物に交換されていた。
 車庫に入れる際に乗ってみた感じで気になったのは、クラッチ が重い訳ではないが半クラ時にカクッと入る感じがするが、何か 別のクラッチカバーが付いているのかどうかである。
 まぁ、25万キロ弱と言ってもクラッチワイヤー等も交換して いないと思われる為に、これらクラッチやクラッチカバーとフラ イホイールも含めてエンジンを下ろす際には全て新品部品を純正 部品で用意した上で交換する事にする。

◆ある程度は知っていたが・・・
 届いたのが夜の8時近く頃だったが、早速外観的な所だけでも 多少チェックしてみてどれだけ修復が必要なのかをある程度検討 してみる事にした。
 まず一番ひどい部分では運転席側の右ドアで、左下図の様にド アの端中央部分と下部に大きな錆があり、なんと!下部は樹脂製 のドアモールがある為に隠れて見えないが、ドアの角が完全に錆 びてボロボロになってしまい、かなり大きく欠けて無くなってし まっており、これよりはひどくないものの左ドアも似た様な状態 になっている。
 そして塗装関係はやはり直射日光にさらされる為か天井が一番 ひどく、右上図でもわかる様に赤色の塗装ではあるが左側のリア ガラスの上部よりは白っぽいのがわかるだろう。
 デジカメの為に実際に見るよりもわかり難いが、まるで果樹畑 で消毒を被ったリンゴの様な感じであり、リアゲートに付いてい るルーフエンドスポイラーも同様に白っぽくなっている。
 そして天井の両端にある黒いルーフモールディングは熱で変形 してしまい、ルーフモールディングの両端は割れたり取れかかっ たりしてしまっている。
 リアゲート部分はもしかすると両サイドのドアよりもひどい事 になっており、左上図の様にルーフエンドスポイラーの両端部分 には結構大きい錆が広がっており、ドアと同様に塗装がブクブク に泡を吹いた様に内部からの錆で浮き上がっている状態である。
 更に右上図の様にリアゲートの中間にあるスポイラー部分から は、水が滴り落ちる様な感じにまるで錆が流れ落ちて来たかの様 に数箇所から錆び出している。
 これらはもしかするとスポイラーを固定しているボルト付近か らの錆が錆を呼んで発生したものと思われ、下手をするとスポイ ラーの固定自体も危険な事になっている恐れがある。
 そして今年の2月頃に交換したらしいフロントボンネットフー ドであるが、オークションで入手したらしいのだが当初からこの 様な状態だったのかは不明だが、こちらも部分的にではあるが全 体的に斑に白っぽくなってしまっており、これが元々の純正カラ ーの色であれば左上図に見えるセルボモードと同じカラーである サターンブラックメタリックのはずであるのだが、とても見た感 じでは同じ色とは思えない状態である。
 詳細は日中に各部をもう少し詳細に調べてみる必要があり、同 時に予算を立てるにも最新のパーツリストも入手する事にした。


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