タダでもらい受ける ◆タダほど高い物はない? 盆休みの前にアルトワークスを手放すと言う話しがあり、中古 で売るのかと思えば廃車にしてしまう様な話しがあったが、サビ が多い事があった為に少し考えていた。 話を聞いてみるとボディのサビだけでなくエンジン回転数を4 ,000rpm以上で使用するとクーラントが減ってしまい、い つもペットボトルに水を入れて持ち歩いているらしい。 当然、クーラントが減ると言う事はエンジンのガスケット類が いっている為に、もしかするとエンジンオイルも漏れている可能 性があり、エンジンも全てやり直す必要がある。 幸いにもK6Aはタイミングベルトがチェーンと言う事で、切 れる可能性は少ないものの、走行距離も25万km弱と言う事で おそらくチェーンもチェーンテンショナもダメであろう。 エンジン自体はエンジンブロックやヘッドもまだ新品で販売し ているが、一番心配なのはやはり肝心なボディのサビであるが、 下回りはある程度錆びない様に塗ってあるとの事であった。 確かに、タダでアルトワークスでそれもRS−Zとなると欲し い所ではあるが、受け取ってしまうとおそらく現行セルボのSR や代車で借りて気になっていたSX4の2.0が買えてしまう程 の補修費がかかってしまう事となるのは確実だろう。 事実、別ページで紹介してあるセルボモードの 10年目のオーバーホール では、ここ5年で車検や点検代も含めてではあるが3 00万円程の金額をかけて補修した実績もある。 こちらは壊れたり錆びたりと言う訳ではなかったが、今後10 〜20年以上も乗れる様に補修部品が無くなってしまわないうち にいたるところ部品を交換して行った。 今年の5月連休明けには突然夜間救急のお世話になってしまっ た事もあり、結局はパニック障害と言う事でチョッと遠い大学病 院の精神科への通院を余儀なくされ、その為にセルボモードやレ ガシーを乗り潰すのももったいないと思っていた矢先であった。 しかし最近ではどのメーカーも面白い車が無く、ましてやAT のNAばかりの為にいくらお金があっても全く購入意欲がわかず 、年をとって筋力が落ちたりけがをして身障者になってしまい、 どうしてもクラッチが踏めなくなってしまった時に買い替えを考 えても良い様な感じである。 いろいろあれこれと考えた結果、結局アルトワークスをもらう 事にしたが、乗るからには乗り潰すのではなく乗りながらでも更 に最低20年以上は乗れるだけの手を尽す事にした。 当然、概観の板金にある錆びはもちろんだが、エンジンルーム や下回りの錆等も確認して修復し、防錆処理をしっかりした上で 概観の塗装もやり直す事にする。 エンジンも全て分解した上で至る所を新品部品に交換し、内装 もある程度汚れている為にフロアーシートや天井等も交換し、新 車とは行かなくとも限りなく近い物にする。 ◆ワークスがやってきた 今年の盆休み前後は忙しく毎日22時頃まで仕事をする毎日だ ったが、最後の金曜からは変電所の点検で停電の為に3連休にし たが、丁度そんな連休の夜に携帯に電話が入りこれからアルトワ ークスを持って行くと言う連絡であった。 その為にこれまでは3台体制で並べていた車を慌てて4台体制 にする為に移動した。 元々体調が戻るまでは遠出も行けない為にGT−Rをしばらく お休みする事にしていた為に、左下図の様に一番端の方に寄せて おき、たまにセルボモードを使用する様にして、もっぱらお買い 物にはレガシーをすぐに使用できる様に置いてみた。 車庫に入れる際に乗ってみた感じで気になったのは、クラッチ が重い訳ではないが半クラ時にカクッと入る感じがするが、何か 別のクラッチカバーが付いているのかどうかである。 まぁ、25万キロ弱と言ってもクラッチワイヤー等も交換して いないと思われる為に、これらクラッチやクラッチカバーとフラ イホイールも含めてエンジンを下ろす際には全て新品部品を純正 部品で用意した上で交換する事にする。 ◆ある程度は知っていたが・・・ 届いたのが夜の8時近く頃だったが、早速外観的な所だけでも 多少チェックしてみてどれだけ修復が必要なのかをある程度検討 してみる事にした。 まず一番ひどい部分では運転席側の右ドアで、左下図の様にド アの端中央部分と下部に大きな錆があり、なんと!下部は樹脂製 のドアモールがある為に隠れて見えないが、ドアの角が完全に錆 びてボロボロになってしまい、かなり大きく欠けて無くなってし まっており、これよりはひどくないものの左ドアも似た様な状態 になっている。 デジカメの為に実際に見るよりもわかり難いが、まるで果樹畑 で消毒を被ったリンゴの様な感じであり、リアゲートに付いてい るルーフエンドスポイラーも同様に白っぽくなっている。 そして天井の両端にある黒いルーフモールディングは熱で変形 してしまい、ルーフモールディングの両端は割れたり取れかかっ たりしてしまっている。 更に右上図の様にリアゲートの中間にあるスポイラー部分から は、水が滴り落ちる様な感じにまるで錆が流れ落ちて来たかの様 に数箇所から錆び出している。 これらはもしかするとスポイラーを固定しているボルト付近か らの錆が錆を呼んで発生したものと思われ、下手をするとスポイ ラーの固定自体も危険な事になっている恐れがある。 詳細は日中に各部をもう少し詳細に調べてみる必要があり、同 時に予算を立てるにも最新のパーツリストも入手する事にした。 メインに戻る ⇒ 車両関係 ⇒ 自動車関係 ⇒ 軽自動車 ⇒ アルトワークス ⇒ 廃車 |